2021/12/31
2021年オフラインネタ帳大放出祭77
なんか知らないがぶっ飛ばされたと思ったら、異世界にまた飛んでたでござる。しかも、恐らくは私を掴んでくれただろう家康と半蔵と秀吉公、それを掴んだ半兵衛殿と三成くんまで一緒ときた。しかも全員数年前くらいの姿に戻っている。これでまだマスター達がいる世界ならば救いはあるのだが、どうやら違う。まぁこれが救いなのは秀吉公と半兵衛殿が同じく転生者だったことだ。魏と書かれた旗やら武田やら化け物やらとあたりの状況をみた半蔵からの説明をきき、私と半兵衛殿は頭を抱え、秀吉公は「おお」と声を上げ、同じ文言を吐き出した。
「遠呂智か」
困った。非常に困った。とりあえず、君達はまっていてくれ、と元服したての姿をしている竹千代と三成、半蔵に言えば三人は頷いた。
「相違点はなんだったか」
「ありすぎる。人が違うのはおいておいて、織田と豊臣が対立してないのを筆頭に各地の情勢が違いすぎる。属性は武器に宿るはずだよ」
「名前を変えた方が無難だなぁ。私は元より男の名前を名乗らなくて良いし、本名なのってないし、君達が呼ぶ普段の名前でいいと思うんだけど……」
「それもそうだな。何か適当に名乗るか。藤吉とか……半兵衛は重虎か?」
「うん、そうだね。それを名乗るしかない。小さくなった二人は元服ギリギリ前あたりだし幼名でいいかな」
「半蔵は名前新しくつけよ。悪いけど、半蔵、同姓同名がいるから君はこの世界でら赤影ね」
「はい、喜んでその名をいただきます」
そう少し声に喜びを混ぜた半蔵に嬉しいのかぁと思う。そういや服部半蔵も私がつけた名前だった気がするが。本名が気になるところであるが、そこを突っ込んでまた属性が闇に変化したら困る。いやこれ半蔵実は属性帝や真田パパンと一緒なのでは??私拾った時と私を形式的に殺した後は闇で私といる時雷なんだよなー、と私が思っていれば彼は首を傾げた。
「ナマエ様?」
「いや、半蔵は今日も頼りになるなと思っただけだよ。さて、どうする?」
「ナマエはどうするんだ」
「適当に兵士になって紛れるかなとかは思う。ああ、でも竹千代がいるから兵士よりは仕官した方がいいのか」
「ちなみにどこに仕官するんだ?」
「魏かなぁ」
三国志はどこにも推しがいるが、魏が一番多いのだ。こう……推しを眺めてやる気を漲らせたい。
「徳川に行かないのかい?」
「話てはみたいな。全員何をどう思って、どう言う時にどうしてるかを聞きたくなる。が、魏の五軍師とか五将軍にあってみたい。個人的な興味で」
「個人的な興味で」
「君はこう言う時は欲望に素直だね」
半兵衛殿の言葉に頷く。仕方ない、推しだ。
「姉上、先程から、何が何やら……」
そう眉尻を下げた竹千代に、私達は目を見合わせたのだが。
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ここが何処かと彷徨ってたら化け物に襲われていた人が見えたのでと言えば、怪しまれないだろう。というかコレみるに遠呂智2か3だろうか。じゃあ国とか関係ないな、と頷く。とりあえず秀吉公改め藤吉殿は武田に見える側の救援に出たが、これ合流は早そうだな。
「私はナマエといいます。こちらは弟の竹千代と、世話役の赤影です」
「ナマエ殿と竹千代殿、赤影殿ですね。ありがとうございます、はっきり言って助かりました。俺1人ではさすがに……」
「私達も何がなんやらわかっていないので、人がいて助かりました」
化け物が見えたので人の世ではないのかと。
そう言って眉尻を下げる。
「名を聞くに倭の国側の方でしょうが……説明をするには少し時間がありませんね。手伝って頂けると助かります」
「わかりました、手伝いましょう。竹千代、赤影、もう少し頑張れるか?」
「あぁ、ワシは大丈夫だ」
「俺は大丈夫です。何かあってもお守りいたします」
頷いた2人に私は荀攸殿をみる。彼は感謝致しますと中華式の礼をした。まぁ簡潔にいえば、荀攸殿の策に手を貸すことになった。奇襲である。とりあえず婆娑羅は使ってはいけない気がするのでそこらへんに落ちていた武器を拾って扱っていたのであるが、属性がついていたのかちょっと愉快な気分である。テンションが上がって婆娑羅ケージが溜まってしまう。
まぁ、奇襲が成功し、形勢はすぐ逆転したのだけれど。
「ナマエ殿、お待たせいたしました。この世界の話をきちんと話さなければなりませんね」
私が適当に兵士の手当てをしていれば、荀攸殿がやってきた。
「ありがとうございます」
「貴方はここが人の世ではないと思った、と、おっしゃいましたが、ある意味は正解です。この世界は仙人が作り出した世界です」
そう言った荀攸殿に三人で聞く体制にはいる。それからは遠呂智の説明である。話を聞くに再臨後、2よりは前くらいだろうか。うーん、崩壊の前哨で私達が召喚されていたらわけないな、と思うが。
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「竹千代、昔寝物語で外国の歴史の物語を語ったのを覚えているか?」
そうこっそり尋ねれば、竹千代は少し考えて、姉上の寝物語はたくさんあったからなぁと頭をかいた。まー、千夜一夜物語とか枕草子とか色々教えたのもあるだろう。源氏物語も軽く触らせたりしたし、鬼退治の逸話もしたし、義経記だって話たりした。竹千代が意外と教養があるんだよね、とは半兵衛殿の言葉だ。
「お前が一番好きだった三つの国の話があっただろう」
そこまでいうと、彼は理解したらしい。えっと目を瞬いた。
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弟の後学の為にと言いつつめちゃくちゃ竹千代を連れ回して色んな人の後をついて戦したり仕事を手伝ったりする。私もやっぱり色んな考えを聞くのは楽しいし、勉強になる。竹千代も専門的なものであれ噛み砕いて説明するときちんとわかるので、ふむふむと聞くあたり中身は青年のままだろう。昔はわけわかんねぇやら、姉上にまかせりゃいいやら言っていたからだ。今もふむと考えた竹千代にふふっと笑ってしまう。それを見た荀家が首を傾げたが。
「ナマエ殿?」
「いや、竹千代も大きくなったものだと思ってな。やれ昔はわけがわからないやら、こういうことは私に任せたらいいやら言っていたから」
「揶揄わないでくれ。ワシは追いつこうとこれでも必死なんだ」
そう困った顔をした竹千代の頭を撫でる。照れている竹千代は可愛い。兄弟とも仲が良いですね、と言った荀攸殿に頷く。
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「私は結構馬超殿のような人は好きだから、こうして話せて嬉しいんだがなぁ」
そう言ったら馬超殿が「は?」と声を上げた。半蔵が「ナマエ様、自重ください」とかいうし、周りが目を瞬いたが。いや、私普段は魏にいるからな。
「自分の心根に正直なのは良いことだ。貴方のその熱き心と正直さは何にも変えられない美点だろう」
まぁ時々見てたら真田の次男を思い出すがそれは言うまい。どちらかと言うと直江さんかもしれないが。
「馬超殿、ナマエ様すぐに人を好きだと仰るのです。気にするだけ無駄です。この方は基本的に人を嫌えぬ方だ」
「ナマエは結構人たらしだから気をつけた方がいいよ君たち」
すれ違いざまに重虎殿がそう告げる。こちらの世界の半兵衛殿が私をみた。
「じゃあさー、ナマエ、董卓は?」
「悪評は聞きますが、話したことがないのでなんとも」
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「はは、直虎、私は神様じゃないよ」
そう困った顔をしてしまう。私の信者が一定数いて、
「あーー……ややこしい話をすると、僕らの世界では松平元康と徳川家康は別人でね。松平元康は非常に有能だったんだけど、徳川家康が元服するちょっと前に服部半蔵に暗殺されてるんだ」
「、は、」
「その松平くんが姉の方だよ。実は生きてたみたいでね、隠遁生活してたのを弟にみつかったんだよ」
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