2022/12/31

2022年度没ネタ整理27

・多分創作のやつはここら辺から生えてる



「ナマエ、人たらしって言われない?」
「交友関係は浅く広くをモットーにしてる。たらしても裏切られるからなぁ」
あっはっはっ、と笑いながら言ってしまった。いやー、これ酔ってんな。
「なんでそんなこと言うの?」
「昔、すっごい仲良い人達に裏切られたことがあって。いや、これ今考えると兄姉の根回しが凄いなって思ったんだけど、好き勝手兄姉がやったことが私のせいになって、私が魔法というか妖術使って兄姉にやらさせた、人をたらし込んでるのはその妖術のせいだーってなって周り信じちゃうわ、私はなんか薬飲まされて声出せなくなるわで大変でさ〜。そん時思ったね、国民って結構簡単に誘導されるし、人間関係って難しいなぁって」
ケラケラ笑って手元の盃に入った液体を見る。尚香ちゃんが伺うように私を見上げた。
「否定できたのよね?」
「喋れないんだよ?できないよね。みんなみんか私に問いかけたけど、私は答えてあげることもできないしさー。だからあえて全部肯定しちゃった。国民と王家が協力して悪い魔女を倒し、国は平和になりました、めでたしめでたし」
「めでたしめでたしじゃないでしょ、それ」
甲斐姫がそう言って私を見る。そうかなぁ、と言えばそうよ、と言われる。
「自棄でしょ」
「半ばね。一応頑張ったよ、国対私個人だからね。国の精鋭部隊に私しかいないお城囲まれるんだよ。味方いない。助けもこない。四面楚歌以下なわけだよ。突入してくるからこっちも一応奮戦してみたんだけどさー、最後にこっちに刃を向けた人が私の大切な人の一人だった。その人が『貴方がそんな人だとは信じたくなかった。どうか俺の綺麗な思い出の中で生きてほしい』って言われたから微笑みながら斬られてあげた」
「アンタそれ大丈夫なの?」
「どっちが?」
「どっちもよ」
「私は大丈夫だし、向こうは私倒した英雄的扱いなんじゃない?」
「ほぅ、ナマエは珍しい前世持ちか」
そう言った女媧様に、周りが前世持ち?と首をかしげる。
「死んだ人間の魂がそのまま新たに生まれ直したものだ。そう言った人間には必ず死んだ記憶がある。お前がこの世界に巻き込まれたのもその関係だろうな」
「やっぱりです?」
「ってことは、アンタそこで死んじゃったの?」
「いや、ぶっちゃけ、国民の前で首撥ねられた記憶はあるから多分その人とどめさせなかったんじゃない?」
ケラケラ笑いながら言えば、笑いごとじゃない、と怒られたが。

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ヤダヤダやだこれ頑張らなきゃいけない奴じゃないですかぁ、と思う。ええい、女は度胸。徐庶さん似てるから多分できる。と言うかできなきゃ困る。なんかバーサカーなってる人知ってる気がしますけど。全身真っ黒なの、お顔もあざのようなものが広がってるし。あれ錆広がってるんじゃないか。後軍服っぽいのも黒だし。
「ナマエ、下がって」
「この場には規則があります。基本は一対一の決闘です。だから、一旦全員無力化されます。武器が握れなくなるほど重いのはだからです」
「なるほど、ではこちらから誰か一人を選出すればいいってわけか」
「そこにも手順があります。めちゃくちゃ嫌ですけど!!この場合多分私が選出しないといけない上に慣れない武器で戦ってもらうしかないというか。ええい、嫌ですけど、仕方ない!頑張れ徐庶さん!!変身バンク発生しますけど!!」
そう言って徐庶さんの手をとる。えっ(照)(困)じゃない。そんな暇はないぞ。
「汝、白薔薇の如く純粋な騎士であれ」
そう言えば、白い薔薇の花弁が舞うんだよ。
「側は何色にも染まろうと、その心根は何色にも染まらず、その気だかさは薔薇の如し」
はい、変身バンク。徐庶さんの服が白い軍服になるから。そのまま徐庶さんの手を胸元にもってくる。
「我が身に宿し薔薇よ、君に勝利を与える剣となれ」
そう言えば、白い剣の柄がでるんですよ。ウテナかな??って私は友人に薦められてみたアニメで思ったよね。それを徐庶さんに掴ませて抜かせる。
「白き剣よ、邪悪を祓う聖剣であれ」
最後に徐庶さんの手を取って、はい、君に勝利をと笑みを浮かべたら終わり。
「ほーら徐庶さん頑張って」
「ええと」
「後その剣折れると私死ぬ可能性あるし徐庶さん負けても死ぬ可能性あるから頑張って」
ファイト!と言ってたら徐庶さんがめちゃくちゃびっくりしたけど相手が突きしてきたから私を庇って弾き飛ばしたけど。ひゅーー!!かっこいい!!
「とりあえず万事勝てば問題ない!」
「わかった!!」
そう言って戦う徐庶さんをみる。どう見てもあの黒いの多分私の宝剣の一つなんだよな。誰だあれ。
「なんです?あれ」
「なんでできるかは知らないんですよねー、昔から王家の人間はできるんですよね。側近に任命する過程のお約束というか。お前に命預けるからお前頑張れよ!的な。まぁ、私のいた国では将や軍師の中で一番名誉的なことみたいです」
ま、私それやった人全員に裏切られましたけどね!あっはっは、とわらえば鼻で笑われたけど。ひどい。
「まぁ、真面目に言えば王家の人間は生まれる時に剣や弓を宿して生まれてくるんです。それは昔から国から魔を払う武器と言われます。そしてそれは主君の命に還元するともね」
「ほう?そうするとわざと折る輩もいるのでは?」
「それを防ぐために役目と約束というものがあります。役目を与え約束をすることによって、剣は持っている人の命に直結するものとなり、一度違えると武器に錆が広がり、与えられた人間はああなります」
そう言って前を見る。法正さんもそれを見た。
「……貴方も役目と約束を与えたんですよね?」
「私に関しては与えましたが国を守るように役目を与え、生きるようにと約束していましたので」
「貴方を殺して国を守ったとなるわけだ」
「そうなります」




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