2022/12/31
2022年度没ネタ整理38
徐庶元直。ウィキペディアによると、徐 庶は、中国後漢末期から三国時代の魏にかけての武将・政治家。字は元直。元の名は福であり、単家の出身である。そんな徐庶殿が、我が家に二回逆トリしてきた話をしよう。いや、ややこしいことをいうが
2回とも違う人だったから。1回目は無双徐庶殿が家の敷地内に落ちてて、2回目は呂布子ちゃんの徐庶殿が呼び鈴おしてやってきたのだ。なんだかんだで二人とも元の世界に戻った、ので、あるが。
「どう見ても遠呂智だろ……」
と、同じく巻き込まれた隣のクラスメイトがいう風に私は今あの色々混ざった遠呂智世界に巻き込まれている。いやもうその隣の人と、役に立たない烙印を巻き込んできたクラスメイトと遠い目をしつつ処遇をまっているのが今だ。こっちの徐庶殿に記憶あるかわからんしな〜と思いながら天界まじかるグッズでもどうにもならんしなぁと遠い目をしてしまっているのが現状である。
「変に出ても倫理観違ってやばいだけだし、民a、民bでいいと思う……」
「それな……」
やれやれと頬杖をついた彼にはぶられたもの同士義兄弟ごっこしちゃう?と聞けば「いいなー」と乗り気になられてしまった。
「生まれた時間は違うけども、まぁ、死ぬ時は一緒だといいな!」
「プロポーズかな??」
「システム的に義兄弟なると婚姻出来ねぇから」
さらっと告げた彼に、ケタケタ笑えば交渉してる巻き込まれた先生に緊張感がないて叱られた。さーせん。
進研ゼミでやったところだ!ごっこを二人でする。がっつり漢詩漢文の勉強である。最初は先生がご丁寧に句読点つけてくれていたが、最近はない。わ〜、中国語講座。もうクラスメイトはやる気をなくしている。
「つーか、やっぱりすごいよな。この時代俺たちんとか竪穴式住居とかだろ。卑弥呼ぐらいの時代に魏から送られた金印云々があるってことは」
「島国とそうじゃない場所の違いかなぁ。でもあんまり歴史がわからん。今どこ。殷周新漢の漢の終わり?杜甫の時代とか、李徴氏のいた時代?」
「李徴氏?」
「自尊心のあれやこれやで虎になるやつ」
「あぁ〜、その声は我が友李徴氏ではないか!か」
「現実と空想混じってるぞお前ら」
そう軍師が集まる部屋の端できゃいきゃいと言っていれば、先生からのつっこみと視線がこっち向いた。
「お前ら中国史専攻だったか?」
「現社でーす。殷と周の移り変わりは封神演義で覚えた」
「それは漫画版?翻訳版?中国語版?原書?」
「漫画版の黄家が推しです」
「漫画版の王天くんが推しです」
「翻訳版を読め。ちなみに杜甫はもう少し先の詩人だ。李徴氏の話はもっと先だ。後勉強しろ」
その言葉に「はーい」と返事をして勉強を再開する。
「あ、これしってるやつじゃん」
「何処だよ」
「子曰く、古きを温めて新しきを知るやつ。温故知新?」
「あー、中学でやったやった」
そう言いながら二人で黙々と文章を書き写す。昔の人すげぇな。これ全部覚えてんのか。
あの二人はああ見えて馬鹿だけど馬鹿じゃないとは賈詡さんの台詞である。馬鹿だけど馬鹿じゃないって最高に矛盾してんな。そんなこんな軍師ーズや先生の使いっ走りをしつつ、勉強したり蔡文姫殿と国語の先生の詩的会談だったり、歴史の先生が本格的に荀ケ殿と曹操様と政治してたりするのを見る。歴史の先生曰く変な世界だけど国力をどげんかせんといかん、らしい。そんなこんな巻き込んでいたクラスメイトと会わず、逆トリしてきた徐庶元直とも会わずにいたのだが。
「いや、キレられてもな」
知らんがな。関わりがないクラスメイトよ、私たちが顔がいい人と仲が良さそうだからと噛みつかんでくれ。久しぶりに再会したと思ったらこれである。たまたま郭嘉さんと話していただけなので完璧に濡れ衣というやつだ。いや、郭嘉さん誘惑しようとか恐れ多すぎないか。
「たしかに郭嘉さんはめちゃくちゃいい匂いもするし、あまりに顔が良すぎて毎朝一回は拝む勢いだけど、誘惑とかできないし、決して邪な目では見たことない」
「十分邪だろ」
「いや、郭嘉さんにはお世話になってますけど……一緒に遊んでもらってますけど」
そう言えば、クラスメイトが反応した。郭嘉さんが「ふふっ」と笑った。
「そうだね。彼女には色々と楽しませてもらってるよ」
色々(ハイローポーカー大富豪)ですね、わかります。チョコかけてやったもんな。先生と軍師ーズ、ついでにクラスメイトからの視線がいたい。含みで言われたら含みで返すしかない。
「そうですね、この間も夜更けまで(将棋を)楽しみましたしね」
「あれはよかったよ」
「(将棋とトランプ)どっちがすきです?」
「どちらも」
そんな会話してたらワナワナしてクラスメイトがどっか行った。ちょっとふざけすぎたかもしれん。先生がめちゃくちゃ般若背負ってるんだけど。
「みて、郭嘉さん、先生怒ってる」
「本当だね。勘違いされたようだ」
ワザとだろうけども。勘違い?と首を傾げた義兄弟に私は首を傾げる。
「なに勘違いしてるかわからないけど、トランプと将棋してただけだよ」
そう言えば先生と義兄弟が「は?」と間抜けな声を出した。
「なにそれ。お前そんなの持ってたの?」
「鞄に昼休みの暇つぶしのトランプとポケット将棋が入ってたから。」
「うわ、チョイスが渋」
「いいんだよ、トランプとかはまだ簡単だからルール知らなくても遊べるっしょ。まぁ、将棋は郭嘉さんがルールを完璧に把握された瞬間めちゃくちゃ負けたけど。トランプでも負けるけど」
「筆頭軍師に太刀打ちしようとするお前の精神力がすごいわ」
「楽しいよ。弄ばれてる感がすごいして」
「苗字、賭けてないでしょうね。学生の賭博はだめですよ」
「あっはっは、やだなぁ先生、私みたいな優等生がかけてるわけないじゃないですか。ねぇ、郭嘉さん」
「そうだね。彼女は酒を飲まないし、かけるものがないからね」
ははは、ふふふと二人で笑う。それならいいです,と言った国語の先生が顔を逸らしたので真顔になった。この時代媚薬扱いなチョコとかお菓子(何故かリセットされる)と向こうが用意した品をかけてるとは言えない。すんっ。勝っても負けてもある程度お互いウィンウィンだったのに。対策を考えねば。
「郭嘉さんこの後時間あります?」
「奇遇だね、彼女達のこともあるし、私も君と話したいと思っていたんだ」
「そうですね、二人っきりでは、なく、私たちも含めて話し合いが必要かと」
おっと、荀ケ先生に目をつけられてしまった。ちぇっ。
=°
「なんでトランプ持ってんのお前」
「話し合いだけじゃ暇だし、片手間できるから。ダウトか7並べ……いや、最初だしババ抜きしようぜ」
「お前この面子でそれは恐怖しかないからやめろ」
「だうと?」
「このトランプっていう札はですね」
そう言って机の上にカードを横にざっと並べる。
「一組十三枚が四組と、ジョーカーまぁこれは間者と書かれたカードが二枚あるんです。それで色々遊ぶんですよ」
「へぇ、面白いなこれ。ジャックが将でクイーンが軍師、キングが殿になってんのか」
「普通のもありますけど、こっちがわかりやすいので。まぁ将が十一、軍師が十二、殿が十三です。今回は間者のカードを抜いて……隣の人の手札から一枚抜いて同じ数字が手元にくると、手札からそれを外します。まぁ,捨てるというんですが、それを繰り返して最後に間者の手札があった人が負けです。まぁ、いかにとなりに間者のカードを引かせて自分の手札をなくすかっていう遊びですね。運も必要です」
と言いつつババ抜きルールを説明して手札を配る。ある程度揃った手札の数字を捨てれば、他も同じように捨てた。話し合いもスタートする。
「そもそもあの子たちがなんかしたから私らこの世界に来たんですけど、言いがかりつけられる意味なくないですか?」
「は?」
「はぁっ!?」
「それは初耳だね。私達は君たちは遠呂智に招かれたものだと思ったのだけど、違うのかい?」
「いや、あの子と遠呂智が組んでたらよくわかんないですけど、あの子がなにかしらの術を展開したのは私は見ましたし」
「うへー、まじかよ、俺そこまで見てなかったわ」
「推測なので下手なことは言えませんけど、あの子は望んでここにきたんだと思うんですよ。私に文句言う筋合いある?」
そう言いながら一つカードを手札から飛び出させてその隣にジョーカーを配置して荀攸殿にむける。彼は一瞬動きをとめて、全然違う場所に手を伸ばした。ので、声をかける。
「荀攸殿、そことっていいの?」
「えっ」
「みて、私の親切心。飛び出してるの引かなくていいの?」
「荀攸殿、それだいたい間者って決まってるからひかねぇほうがいいですよ」
「私だったらなんでもない奴を飛び出させて両端に間者おくけどなぁ。本当にそこでいいの?」
そう言えば、彼は飛び出した札、ではなく、隣の札、ジョーカーをてにとった。
「ふぅーん、荀攸殿、それ取っちゃうんだ。残念だなぁ」
そう涼しい顔でいえば、彼はああなるほどそういうことを貴方はしてくるんですね、と告げた。そのまま涼しい顔して荀ケさんに向けたが。
「郭嘉殿の影響ですか」
「彼女は元からこうだよ。駆け引きが楽しいんだ」
「えっ」
「文若殿?」
「あぁいえ……」
多分荀ケさんところいったな。
「で、話は戻るんですけど、やっぱり文句言われる筋合いないと思うんですよ」
「あいつが郭嘉さん狙ってるとか。お前が仲良くしてんの見て妬いたんじゃねぇの?」
「おや?それは喜ばしいね。声をかけてみようか」
「あっはっはっ、郭嘉殿はそのまま情報を抜いてくれると嬉しいですね!今のところチヤホヤされたいって感じしかわからないですし」
おっとそれはなかなか確信では??あと荀攸殿の反応がちょっと面白くて揶揄ってしまうの許してほしい。シャッフルとか意味もなくしてしまう。可愛い〜!!
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郭嘉殿が高熱でまさかのぶっ倒れである。いやこれ私の部屋、と思ったが、無理をさせたのは私である。しかたあるめー、と息を吐く。この人がこんな異世界で死ねば、間違いなく元の時代はぐちゃぐちゃになる。いや,もう既にぐちゃぐちゃになってはいるだろうが。ポーチから子供用の解熱鎮痛剤を取り出し、さらにそれを分割する。耐性がないならそうするしかない。そうして郭嘉殿の口に放り込み、無理矢理飲み込ませた。そのまま私の寝台に運び、寝かしておく。
「参ったなぁ」
あんまり情を向けてはいけないとはわかってるんだけど。
後々辛くなるのは君だよと言ったのはまぁ私の家に出入りしている人の言葉だが。もう一度郭嘉殿をみる。いくらか呼吸が穏やかになった。さすがは未来の薬である。
「それにしても……困ったなぁ」
私の寝る場所がない。
「ということで机で寝たはずなのに、起きたら隣にイケメンがいた時の私の心情を五字で答えよ」
「心臓に悪い」
「漢字含めて5字だな」
義兄弟と先生の言葉に正解と言いながらふぁー、とあくびをこぼす。一応郭嘉さんの体調は伏せてあるが。まぁ郭嘉さんは朧げな記憶で何かを飲まされた記憶はあるらしく、何を飲ませたのかな?と聞いてきたのだが、秘密ですとだけ言っといた。無理せず休んでほしい。
「郭嘉さんは寝た方がいいよ。寝不足だよ」
「おや、ナマエがまた添い寝をしてくれるのかな?」
「綺麗なお姉さんにしてもらった方がいいですよ」
「……また?」
「郭嘉殿!貴方という方は!ナマエはまだ嫁入り前ですよ!」
「ほーら、郭嘉さん、生徒指導な荀家にひっかかっちゃいましたよ」
「兄妹のように添い寝しただけだけれど」
しれっと告げた郭嘉さんにこの人どうじないよなぁ、と思う。それでもいいわけないでしょう!と怒られていたが。
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「うっわ、最悪,そういうことね」
そう眉間に皺を寄せる。なんであんな術式展開なんだろうと思ってたら向こう側だからだろうか。まじめにやらなきゃダメかなぁ,と思ったが、やらなきゃダメなんだよなぁ、と隣にいる義兄弟やら前にいる先生だとかを見る。
「兄弟、あれに反応していたということはもう隠すことはなくこちら側だとは思うんだけど、実戦は?」
「は?実戦?ないない、俺まだ学生だぞ!?」
あー、そうだった、この時代の子息令嬢はどちらかと審神者よりの教育をさせられる。ということは、だ。この社会大好き先生は実は審神者候補で私の一応護衛対象なわけだが、恐らく巻き込まれてる人間は普通じゃない。審神者の素質がある、もしくは私と同じだ。歴史改変主義の甘言にのったあの子も含む。
はー、とため息をつく。
「先生、貴方はどう考えても後方だ。下がっててほしい」
「は?」
「貴方はほんっと見てて飽きないくらい不運体質だよなぁ。震えてんじゃん」
そう言って彼を押し退ける。色々軍師国家主席に情報捕捉しないといけないが、時間があまりにも足りない。
「こんのすけ、この状態政府は知ってんの?」
そう尋ねれば、ぽん、と狐が現れる。狐?と首を傾げたまわりに器用に先生の頭の上に乗ったこんのすけは口を開く。不運被弾してんじゃないよ。
「はい、理解しております。この予測不能の事態のおかげで何もかもがぐちゃぐちゃです。貴方達がこの世界に来たことにより微かな導が出来たことが救いでしょうか。羽衣国永、政府より貴方に任務を下します。この場を制圧し、刀剣男士をこの世界に誘導してください」
「国永!?国永ってことは、お前」
「おっと兄弟、驚いたか?」
「……どういうことだ?」
ケラケラ笑いながら先生の眉間をつく。
「前からあの子だったり仙人だったりに言われているけれど、私は半分人じゃない。まぁとある巻き込まれ体質な不運体質の御仁を護衛するために学校に派遣されただけで義兄弟達と同い年というわけでもないよ」
「帯刀を許可します。帯刀してください」
その言葉に宙に術式を走らせて刀を取り出す。
「羽衣国永、抜刀を許可します」
こんのすけの言葉に前を見た。自分にかけた術式が解ける。服が出陣服へと変わる。白くなる。は?という声に私はケタケタ笑った。
「どう?驚いた?」
「うっわ、アンタ父親に瓜二つだな」
「どういうことか末っ子の私が一番似たんだよな〜。さて、と、色々と補足すべき説明があるけど、先にあれを片付ける。一対多数は少し骨が折れるが、まぁ、なんとかなるでしょ」
そう言って時間遡行軍をみる。しばらく真面目にやるか。知り合いのセリフぱくろ。
「待たせたな、お前たちの死が来たぞ」
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周りの武将が手伝ってくれるのありがたいなぁ,と思ったら降ってきた徐庶さんが私が誰か理解したらしい。まぁ、私は折れた義理的父親の切っ先を撃みたいにつかう撃剣スタイルだかんな。もちろん降ってきた徐庶さんに教わったのだけど。とりあえずあらかた片付いたので納刀してから手伝ってくれた徐庶さんを見上げる。
「ありがとー、徐庶さん、助かったよ」
「やっぱり羽衣だったのか。髪色も目の色も違うから、違う人かと思っていたよ」
「黒目黒髪の方が可愛くない?こっち化け物さが増してるから自分的には 嫌いなんだよね。時間遡行軍のは消えるとは言え、返り血目立つし」
そう言ってまた自分に術をかけて黒目黒髪にしておく。どう?と言えば、彼は困った顔をしたが。
「ナマエ」
そう声をかけてきたのは郭嘉さんである。
「徐庶殿と知り合いだったのかな?」
「昔、私の家に降ってきたんですよ。……これどうしよう、先に魏軍師と徐庶さんに説明してもらって他に説明の方がいいかな?とりあえず私は今魏にお世話になってるわけだしな」
「うんうん、説明しないといけないとちゃんと理解しているようで助かるよ」
「羽衣殿、申し訳ございませんが先に誘導路の確保をお願いします」
とてとてとやってきたこんのすけに、はいはいとかえす。とりあえず時間遡行軍の通路ができていたあたりにこんのすけが取り出した札をかざす。こんのすけが見えない画面をかたかたする。
「座標解析中……座標解析不可……座標指定中……座標指定完了。刀剣男士を誘導できます」
「こんのすけや、ちなみに誰くるの?どこかの審神者の刀?」
「いえ?政府の刀が派遣されます」
その言葉にスッと逃げる体制を整える。桜吹雪が起きた瞬間、現れた白いフードを被ったその人は私を見ると眉間にしわをよせた。私はダッシュで荀ケさんと荀攸さんの背後に回った。
「羽衣!!君というやつは!!また問題ばかり起こす!!」
「なにそれ心外なんですけど!今回も違いますぅー、私もかんっぺきに巻き込まれただけですぅー!というか!私自身は!一回も!問題を!起こして!いない!!」
そう荀家を盾にキャンキャン吠えてみる。一文字おじさんが笑ったが。
「うははは、国永嬢、君は昔から結構問題児で有名だぞ。正しくは未曾有な問題にぶちあたることが多い」
「ナマエの知り合い、ですか?」
「あー……」
「いやなに、その小娘の両親と僕らが元々同じ職場でな、……まぁ、その娘の保護者みたいなものだ。世話になっているようだ」
「いえ、最近ではこちらが手伝っていただくことがおおく……」
荀ケ殿……とぅんく、としていたらすかさず荀攸殿に「安心してください。ただの世辞です」ってぶちこまれたけど。荀攸殿最近私の扱いひどくないか??トランプで意地悪するからか??はー、と息を吐いた長義さんが「君は今起こってる問題を理解していないな」と口を開いた。
「なんだかすごい異世界なう」
「それも正解だが、見たところ、ここにいるのはさぞかし名のある人物達だろう?元の世界はどうなっていると思う?」
その言葉に動きを止める。は?うっわ、それめちゃくちゃやばくないのか。
「うっわ、くそやばい。日本の中世全滅しない?いや違うな後漢がまるまるなかったことになるし、中国史が変わる。少なくとも日本史においても中国史に影響された部分がまるまる変わるから……というか卑弥呼ちゃんもいたな……」
これマジで新しい世界になるな??うっわ、なにこれ。えっ、は??トランプしてほのぼのしてる場合じゃないな??
「ナマエ、元の世界とは、君の世界のことかな?」
「いや、私の世界もそうですけど、貴方達の世界も、です。私は貴方達がこの世界にいる間、貴方達がいた世界は時間が止まっているものだと仮定していました。でも違うらしいです。ここで過ごす時間と同じ時間が元の世界でも経過してる。元の世界の貴方達の存在が消えてる」
その言葉に理解してくれたのか周りがこちらを見た。先生が「おい,それやばくないか」と口を開いた。
「少なくとも中国史の終漢以後が全部変わる!日本も中国から影響を受けたものは恐らく全てダメだ、第一、戦国乱世が混ざってるなら室町時代以後が変わりすぎる!」
私はこんのすけの持ってたデバイスを借りて他の時代の状況をハッキングして確認する。
「さすが審神者候補といったところかな。正解だ。日本は今、足利義輝が統治している状態だ。室町幕府が再興した形になる」
「ああー、なるほど、そうなるのか……」
「さっき私が叩っ斬ってたのは、歴史を改変したい人達の手駒なんだよね。今回のはここまでくると新世界作りたいのかな?って感じですけど」
そうぽちぽちしていれば、中国語にぶち当たったが読めるようになってるんだよな。
「新世界?」
「貴方達の曽祖父とかが消えたら貴方達含む一族が消えてなくなるように、一人が消えれば結構な人数が消えます。貴方達の子孫が全滅、貴方達が命を奪うはずだった人達の子孫が増えるので私たちの生きる時代ぐらいになると、もはや歴史とかそういう枠通り越して世界が変わります」
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