ネタ帳vol.3

2023ネタ帳106:中華組スケートパロ?

01/14 17:47 



赤壁を演じろと言われても。気乗りはしないのは、私がその時代の記憶があって尚且つ多国籍になっているからだろう。次の大会は劉邦さん達に、似た人も見にくるのだと聞いているし、それはだれかの古傷をえぐる。郭嘉さんに似た人も違う競技でみるし。まぁ、ショートおよびフリーはその一つ前の楚漢戦争あたりをモチーフにするので、父親の傷を抉っているのだが。やるとしてもエクスビジョンである。はー、とため息をついて凍った床をみつめる。陸治殿がどうした?とやってきたが。

おそらく求められているのは昔の私モチーフのものだろう。昔の私は史実にいたのかいないのかはっきりしないそれだ。同じ人物なので混同されている。伝説上は同じ人物。女っぽい男なのか、女が男装していたのか。わからないそれらだ。ため息を一つついて、モチーフがああだこうだという母親やコーチと話を進める。

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両手で顔を覆うのは勿体無いが、両手で顔を覆う。いやだってエキシビジョンの演目、アジア系は何故かみんな中国史あたりなのだが、中国でも人気が高い李子さんに割り当てられたのが赤壁っぽいからだ。いやだってこれ曹操さんのそっくりさんとかも魏軍師とかも徐庶さん達もいるじゃん。何でってこれが国際的な冬季国際スポーツ大会だからである。で、李子さんのショートやフリーの演目が李子さんの楚漢戦争の大返しだったのをみると地続きである。
ーー笛の音。髪を下ろした李子さんが笛を持って現れる。
水鏡時代,と思うのが氷の床に映し出されているのが池っぽいからだ。李子さんは誰かが来たのに気づくと笛からくちをはなし話すように滑り始める。そうしてそのまま誰かを見送るとムーランのリフレクションはじまるじゃん。そのまま李子さんが簪をつけて男装していくじゃん。次で郭嘉さんが死んだこと暗喩、そこから二度目の大返しからの赤壁加勢である。そのまま川に沈む暗喩じゃん。情緒が死ぬ。
そのまま一礼をした李子さんに拍手がおこりみんな好き勝手ものを投げ子供達が回収していく。
「李子!」
そう呼びかけられた声に李子さんは振り返えり控えめに手を振った。

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なんか李子さんと他がいちゃついてんの笑う。他国籍、しかも同じ氷上といえど違う競技である。
「李子殿あんまり他の国といちゃつくと怒られるぞ」
「わかってはいるのですが」
困った顔をした李子さんの隣には郭嘉殿である。自然に違う国に誘導しようとして李子さんのお母さんが爆笑していたけども。この人メンタル強強だからな。

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「母親が日本と中国のハーフ、父親が元中国籍ですね」

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「郭嘉さんが」
「私が?」
「アイススケートされてたので、アイススケート始めたら私が国際大会行く前に競技転向されましたね」

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「ナマエ?生き別れた妹かな」
「嘘つかないでください」
「妹みたいなものだよ」
「それを容認すると私のお兄ちゃん三人になるのでやめてください」

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「紹介します。父です」
「父上」
「お父様」
「ええと、ナマエ?私の国の選手だけど、どこで?」
「紆余曲折があります」

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category:中華組関連(msu・oa)