ネタ帳vol.3

2023ネタ帳137:君僕主if

01/14 18:05 


小さな子供を抱き上げた時、私は不思議な気分になった。あの世界ではいなかった子供。そもそも,できなかった子供。小さなその命を宿した時も不思議な感覚はしていたが。小さな手が指を握る。先ほどまでは泣いていたというのに、今はすっかり静かに眠っていた。父親は知らない。いや、恐らくはこの人だろうとは察しはつくが、多分向こうは知らない。向こうも私の情報を抜くためにきたようなものだからだ。
だから、こうして鉢合わせした時、私は固まったし、向こうも向こうで固まった。ナマエ、知り合いか?と尋ねたジャックに、彼もまた連れていた女性に知り合いかと尋ねられている。さて、私は彼の役職を知らない。
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