ネタ帳vol.3

2023ネタ帳26:三國とあと田中2

01/14 17:01 

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「いやです、絶対嫌です」
そう言って首をブンブン振る。体育祭のテーマを三国志にすると間違いなく所属で死人がでるので、妥協して楚漢戦争あたりと言ったのであるが、なんというか無理だ。
「決まったものは仕方ありませんよ、緑です」
「青にしていただくことは……」
「緑です」
法正殿がいじめっ子の顔をしている。いいですか、貴方は劉邦役なので緑です、と念押しされる。
「やっぱり元直と変わった方が」
「貴方が項羽なわけがないでしょう」
「田広くん……」
「田家に劉邦をさせるとは面白い試みですね。無理です」
味方欲しくて満寵殿をみる。満寵殿はナマエ殿が緑を着るなんて想像できないけど、とつげた。
「物は考えようだし、漢が緑だと考えたらいいんじゃないかな?まぁ、寝取られたとか連れ攫われたみたいには見えるけどね」
「そもそも何で嫌なの?」
「曹操様がみにくるし、劉備殿もみにくるんでしょう?曹操様に失望される……劉備殿過激派に殺される……」
がっくしと肩を落とす。田広くんが劉備殿過激派……と繰り返す。
「殿は褒めると思うけどなぁ」
「大丈夫大丈夫〜、過激派の一人がやれって言ってるし、過激派その2は君と友人だし、まぁ趙雲殿も悪く言わないよ、たぶん。義兄弟はわからないけど」
「まぁ黙らせますよ」

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キャアキャアと知らない人に声を上げられるが、私が女だと理解しているんだろうか。とりあえず衣装のまま競技に向かえば一瞬ざわついたがきゃあきゃあとクラスの女子が声を上げた。

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わーー、おじさんの機嫌が悪いのを見るとやはりこの家は章邯に関係ある家なんだろうか。殴られたあとを擦りながら部屋に戻る、途中で邯兄様に見つかったが。
「ナマエ、どうかしたのか!?」
「ああ、いえ、お気になさらず」
「気にする。冷やすものを持ってくるから私の部屋にいなさい」
そう言った彼に刻々と頷いて彼の部屋に入る。いや、多分あの叔父が私の部屋に来る可能性はある。しばらくすれば氷を持ってきた彼にお礼を告げる。
「父がすまない」
「いえ、仕方ありませんよ。私が体育祭で劉邦役に当たったので……恐らくみたんでしょう」
「当たった?」
「阿弥陀籤だったんですよね……断ったんですが、周りに押し切られてしまいました」
あのあとまぁ郭嘉殿や賈詡殿、あとは曹操様にも揶揄われた。それはもうめちゃくちゃ。困った顔をすれば、彼は目を瞬いてそれは仕方がないと頷く。
「すまないね、治るといいのだけれど」
そう言って頬を包んだ邯兄様に、心配性だなぁとおもう。大丈夫ですよ、と彼の手に手を添えて笑いかければ彼は息を飲んだが。

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邯兄様に連れられてパーティーにいく。なにやらついて挨拶回りをしていたら、田広くんがいた。向こうも向こうで私に気づいたらしい。李子殿と言って手を振ったのでひらひらと手を振り返す。
「李子殿が何故こちらに!?」
「叔父様に出席するように言われて、従兄の邯兄様と一緒に挨拶回り?をしています。田広くんは?」
「私は毎年出席をしていて……」
「……この前の劉邦役をしていた人ですよね、章邯殿の知り合いだったんですか?」
「ああ、従妹になる、のと、暫定婚約者だ」
その発言に笑う。確かに暫定婚約者である。婚約者とかたまった周りに、田広くんがハッとした。
「李子殿、徐庶殿とは遊びだったんですか……!」
「?元直は親友ですよ?」
「満寵殿が李子殿は案外あの伝説の郭嘉先輩に似てすけこましだからと言っていましたが、まさか……」
「満寵殿……というか郭嘉さん何したんです?」
「さぁ?でも、毎日すごかったとお聞きしましたが……」
「……私の父が勝手に決めてしまってね。李子の親の許可もなく勝手だから何もないよ」

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急襲である。とりあえず、田広くんとその知り合いに襲いかかった妖魔軍っぽいのに食事用ナイフ投げたのは仕方ない。弾かれたけど興味はこちらに向いたから大丈夫だろう。そのまま数本のナイフとフォークを掴んで応戦する。まぁめちゃくちゃ間合い踏み込まれたので蹴りを入れて間髪入れずにナイフを叩き込めば、それは消えた。ふむ、人ではないらしい。
「田広くん、お連れの方、大丈夫ですか?」
「はい……」
「今はとりあえず逃げましょう。全体の状況が判断できかねます」
男性が声をかけてパニックをおさめようとしているのが見える。時間を稼ぐ必要はありそうだ。とりあえず田広くんに逃げるように告げる。
「李子くんはどうするの?」
「時間を稼ぎます」
「ダメだ、危険すぎる」
「しかし、誰かがしなければあれらは止まりません。使うのは不本意ですが私には武器があります」
そう言って懐に入った一編の竹簡もどきについた紐を解けば仙術が起動し水でできた竹簡が広がり、飛翔剣のうち一振りが現れた。それでまた襲いかかってきた妖魔っぽい存在の攻撃を流した。
「はやくお二人はお立ち去りくださいませ。私も適当なところで切り上げますから」
「っ、わかりました!すぐにだれかをよこすから!」
そう言って田広くんを連れて行ってくれるの助かる。本当何が何だかわからない状態である、が。状況を見つつやるしかない。しかし、何故妖魔軍のような存在が?

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「李子殿、剣はどうやって取り出して……?」
「ああーー……日本にいる母方がそう言った術に特化してる家庭でして。守り剣として昔から持たされているというか……変な場所から現れるといいますか……」





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