ネタ帳vol.3

2023ネタ帳36:中華組現パロ

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あーー、機嫌が悪い。劉邦さんの機嫌がすごい悪いのがわかる。あと父親の機嫌も悪い。多分父親私がいるのに気づいてない。こう言う時は近づかないのが得策ではある、のだが。田中さんの表情が引き攣っている。韓信さんもちょっと怖がっている感じだろうか。とりあえず田中さんと田横さんに近づいてみる。二人は私に気づいて、李子と田横さんが声をかけてくれたが。
「張良さん達は?」
「わからん。分断されてな。張良もあっちだ」
「先程のは遡行軍でしょうか」
「あぁ、そうだ」
「これからどうするか考えないといけないけど」
田中さんはそう言いつつ劉邦さんと父親をみてから私をチラリと見た。仲裁しろとな。はー、と息を吐いて、そちらに歩み寄る。今にも喧嘩しそうな二人に手を叩いて注意を引いた。
「お父様、劉邦様、おやめくださいませ」
そう声をかければ、はじめて父親は私に気づいたらしい。目をパチパチ瞬くと、ナマエ!と声を上げる。
「どうしてここに!?」
「お母様から話を聞いてませんか?学校の国際交流旅行でこちらに宿泊していたのですが……」
私の言葉に、まさかここだとはと彼はちょっと眉間をほぐす。疲れている。
「そうだ、李子がいるじゃねぇか。李子、手伝え。挽回して張良と落ち合う」
「劉邦殿、いつも言っているように李子はまだ子供です。巻き込むべきじゃない」
ということで孔明くんや士元、法正殿をつけてはいけない。つけるなら魚粛殿や郭嘉殿である。
「子供がやるって言ったらやらせてもいいだろうが」
「子供は庇護下に置くべきだ、こんなことに巻き込むべきじゃない」
田中さんがめちゃくちゃ目を逸らしているのは、まぁたまに田家も私に無茶振りしてくるからだろう。
「庇護下?そんなものないだろ、昔を考えろ。お前が何もしなかったせいで、いやしたせいで、昔のそいつは」
「劉邦殿」
それは言ってはいけない。とりあえず強めの言葉で止める。父親がヒュッと息を呑んで拳を握っている。
「そのような言い方はおやめください。というか、お二人とも喧嘩している暇があるんです?」
そう言えば劉邦さんは「ねぇな」と割りかとすぐ返した。
「張良と逸れた。項羽や爺さん達といるかもしれないが……」
「田中さんからおおまかにお聞きしましたが、一体なぜ?このような場所でもああいうものは現れるのですか?」
「まだあまり報告はないが現れることもある」
田中さんと田横さんがよってくる。
「恐らく今が歴史の転換点だったか、まとめて始末するのにちょうどよかったからのどちらかだとは思う」
「なるほど、理解いたしました。恐らく両方かもしれません。廊下から外の状況は?」
「わからん」
となると、と考える。ちなみに歴史云々は一般的に知るのかと聞いたら首を左右に振られた。なるほど。韓信さんが付け加えるように口を開いた。
「あとは単純に兵力や武器が足りないかな」
「かしこまりました。とりあえず、私が首を出すのは父がよく思いませんので、私がわかる範囲で最善を尽くします。少しお待ちください」
そう言って挙礼をしてその場をさる。とりあえず曹操様達に事情を説明し、協力を得るのが是だろう。ちょうど学校の代表者が固まっている。郭嘉さんと荀攸先生、元直と孔明くん達、あとは陸治さんが周瑜さん達つれてきたし、神学科の先生もきた。
「ナマエ、何かわかったかな?」
「はい。簡単にいうと、あれは妖魔のようなもので過去を変えるために動いたり誰かの手先となって危害を加えるようです」
その言葉に神学科の先生は理解したらしい。他も他で妖魔ということで理解した。
「ここに未来の有能な人がたくさんいるからか、まとまっている今まとめて始末したかったからか。理由はまだわかりかねます。普段は劉邦さん達や父達と言った方々がどう言う術か時を渡り秘密裏に対処されているのですが」
「えっ、中国ってそうして」
先生が困惑たっぷりに告げる。まぁ向いた視線に続けてくださいと告げたが続けない。
「そういえば神学科はそう言ったこともされているんでしたね。先生もお力添えいただけると助かります」
「え、あ、はい」
「だいたいの策は張良さんが献策されていたようなのですが、あの騒ぎで別々の場所に行ってしまったようです。妖魔に対抗するには策もなければ兵力も武器も足りません」
「わかりました。劉備殿には話しましょう」
「ありがとう、孔明君。けど、学生はあくまで添え物だと思っていただいた方がいいかもしれません。学生が危険な目にあうのを嫌な人は多いです。というか、劉邦さんは気にしませんが、私の父が気にします」
「おや」
「それはそうです。教員が言った方が良いのですね」
「私が先に話を聞いてくるよ。荀攸先生は曹操殿に話してくれるかな」
「む、では魚粛の方が良いか」
「多分そのうち劉邦さんがこっそり協力持ち掛けてきますのでしばらく学生は待機した方がよいかと」


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