ネタ帳vol.3

2023ネタ帳43:↓続き

01/14 17:18 


李子さんが三国時代通り越して俺のめちゃくちゃよく知る李子さんの姿(青年)の姿になった。いやー、陸治さんもそうだが楚漢(少年期)、三國(若年期)、幻想三國(青年期)なんだなこの人ら。まぁ、それには各時代それでドロップアウトしたということではあるのだが。まぁ、ぶっちゃけ青年期の二人は仙になるので人間辞めてる感はだいぶある。仮名さんと名無さんが口を覆う。
「はわわ、李子さんがなんというか、魏軍師と少年から魏軍師最年少の見た目を飛ばして溶け込む見た目になってる……」
「大人だ……大人」
「えぇ、まぁ、外見で言うと郭嘉殿あたりの年齢のような」
そう説明した李子さんに、普通に喋った!と田中さんが告げた。さすがラノベ主人公。臆することなくつげる。というか心の中が口に出ている。
「流石に記憶がはっきりしたのにあの喋り方は……田中殿がそちらが良いというならそうしましょうか?」
「いえ、結構です……」
章邯さんと魏軍達が目をパチパチしているので、俺は威張る。ちなみに呉でもした。
「この姿、俺が一番よく知る李子さんの姿。おれが別の異界に迷い込んだ時召喚したから年取ってる」
「女性にそのような物言いは……」
「気にしてません。としま……年を重ねているのは事実です。はっきり申し上げますと」
「はい」
「感覚からいえば、赤壁で川に落ちた後寵沙に呼び出された感覚です。仙術を学び直し、戻ろうとしたのですが、戻れませんでした」
李子さんの言葉に荀家が顔を覆った。この二人結構李子さんの保護者である。満寵さんが「生きてたんだね」としれっと告げる。李子さんが「そのようです」と頷いた。
「何かと川や水に縁があるのか……そもそも、仙界に入る前、楊戩さんに拾われたのも川です」
それ以上は深くは言わない。が、章邯将軍が顔を覆った。まぁこの人弟から色々聞いたっぽい。俺も同席したが身投げしたとかなんとか。あれ?章邯さんの弟が一番しんどい立場では?
「ふむ、大人の姿になってくれたのは嬉しいね。どうだろう、その異界の話を肴に今夜は一献、いかがかな?」
「郭嘉殿が仕事を終わらせられたら構いませんよ」
「おっと手厳しい」
「郭嘉殿、諦めた方がいい。李子殿なんでが結構荀家の性質によったぞ。あと相変わらず馬車馬だ」
陸治さんのセリフに、章邯さんが「それは好ましいことではある」と告げた。郭嘉殿に中身になくてよかった的な感じだろうか。しかーし。
「李子さん結構郭嘉さんみたいにたらしだから。無自覚にたらしたり、有自覚でたらしたりする。というか、顔の良さをたまに利用してる」
そう言えば李子さんがにっこり笑った。
「気のせいでは?」
「あぁ、本当ですね、そういうところは郭嘉殿ににてらっしゃいます」
「……さて、無駄話はこれくらいにして私は曹操様がこれ以上服を下さる前に挨拶にいかねばなりません。そのあと仕事に合流いたします」
「李子殿、ご一緒します」
「……?私一人でも……」
「いえ、ご一緒します」
荀ケ殿の言葉に李子さんは首を傾げながら頷く。郭嘉殿も同席するようだ。
「李子殿、大人だが、良い人はいるのか?それくらいの年なら婚姻の話があるだろう」
賈詡さんが聞きにくいこと聞いた。章邯さんが固まっている。まぁ李子さんも固まったので、陸治さんが手をひらひら振った。
「異界で寵沙の代わりに内政ほぼ一人でこなしてたからな。そんな暇は李子殿にはない」
「内政?」
「この坊主、考えもなく悪政ひいてた城主追い出して城主になりやがった。仙界でのびのび暮らしてたやつがいきなり城主になって政ができるわけがないのにな」
ぺしぺしと陸治さんが俺の頭を叩く。うっ。
「あぁ、なるほど。ということは陸治殿が兵の運用を?」
「いや、俺は主に城の管轄の防備だ。こいつが天刑宗ってやつを追いかけて転戦するもんで」
「うぐ……仕方ない……みんな俺を頼りにするんだもん……」
そう反論してみたが、さらっとお前の後ろにいる李子殿だろと言われて肩を落とす。それはちょっと否定できない。
「いえ、寵沙も頼りにされていますよ。私は外交関係などでよくみなさんと話していただけです」
「ナマエ、休息はとれていたのかな?」
「……きちんととっていました」
「おい、取れてないだろうが。アンタ何回ぶっ倒れて城にいる人間ビビらせたと思ってたんだ」
「そうだそうだー」
「他人にはクスリのめだとかいうくせに自分の薬は飲まないし」す
「そうだそうだー」
「アンタが倒れる度に呼び出される俺の身にもなれ」
「それは陸治さんが李子さんと結婚してる説をめんどくさくなって否定も肯定もしないからだと思う。李子さんも否定も肯定もしてなかったけど」
「勘違いって便利ですよね」
にっこり笑った李子さんに郭嘉殿ににたなと賈詡さんが笑っている。
「勘違いしてもらわないとと厄介なことになるので勘違いしてもらったままの方が都合が良かったんですよ」
「たとえば?」
郭嘉さんの言葉に俺は手を上げる。
「ある城主に一時期毎日嫁にこいって言われてました。あとは別の国の王様にも多分惚れられていました」
「感情重い奴を惹きつけすぎ。最終高嶺の花すぎるから城下の人は身を引いてたな」
「全員私が人妻であるということを念頭にあるので、断らずとも身を引いてくださいます。ちなみに会う度に嫁に来い発言はからかっていらっしゃるだけですよ」
「それは李子さんがそう思っているだけだと思う」
「それこそ貴方達が考えすぎなだけでは?私は仕事に忙殺される生き遅れです。しかもそれを好んでしてるような」
李子さんの言葉に、荀家が渋い顔をする。章邯さんもまた顔を覆う。賈詡さんがケラケラ笑った。
「男としては許される生き方ではあるな。まぁ、ナマエ殿が何処かの嫁になる姿は考えにくい。兄代わり達も口出しそうな気がするしな」
「いやだな、賈詡。私はナマエが選んだ人ならばとやかくは言わないよ。ただ、もしナマエを家に居させるんならら私と面白い議論をできなくてはね」
「ナマエ殿の仕事をこなせる人じゃないとダメですね。あと仕事や他人の世話をしていても怒らない人だ」
満伯寧、世話をしてもらう気満々らしい。
「章邯殿は何か希望は?」
「すくなくとも娘の身くらいは守れる男が良いですが……」
私に勝てるとなおよし、と告げた章邯さんに、俺は考える。軍師の仕事できるぐらいには頭良くて、章邯さん並みに強い人。
「頭良くて章邯さん並みに強いって、それってもう徐庶さんじゃん」
笑いながら言えば、周りがこちらを見下ろした。うわっ、目がマジだ。李子さんがムッとしながら口を開く。
「そもそも、私は当分嫁に行くつもりも何もありません。そんな暇があるなら魏の発展のために尽力します」
まぁその言葉に荀家が頭を抱えたが。郭嘉殿がそうだねとキラキラしている。陸治さんが小さく「シスコン」とぼやいた。



面倒くさくなってきて、近くにいた元直の手を掴み、こういうことですので、とにっこりしてしまったのは仕方ない。いや本当元直を巻き込んだのは悪いと思っている。でも元直は独身であるし、結婚するつもりはないかなって言っていたから許してほしいところである。見るからにショックをうけた周りはやはりそういう仲といいながらよろよろ去っていった。
「えーと……?」
「ああ、いえ、すいません、元直」
そう言って手をぱっと話す。ううん、どうかしたのかい?と尋ねた元直に私は口を開く。
「私が幼少期の姿になっていたことで、性別がばれたでしょう?」
「あぁ、」
「で、次はいつもの若年期通り越してこのような年になったでしょう?」
「うん」
「するとですね、行き遅れだから仕方なく嫁や妾にもらってやるやら、息子の嫁に来いだとかうるさくてですね。お断りすれば逆上されますし」
「それは失礼な話だね」
そう言った元直にそうなんですとぽこぽこ怒る。それでさっきのは……と元直は少し考えた。
「俺たちの仲を勘違いさせたわけだ。俺も助かったよ。最近俺にもそういう話がでていて……あまり女性に言い寄られるのが好きじゃないんだ。しばらく俺も利用さしてもらおうかな」
「そう言っていただけると助かります。他の世界では陸治殿と仲を否定も肯定もせずに誤認させていたのですが、この世界では彼には最愛の奥様がいらっしゃいますからそういうわけにも行きませんでした」
「他の世界?」
「ああ、っと、説明します。元直は今夜時間は取れますか?」
「あぁ、いつものお店でいいかな?」
「はい、そちらで落ち合いましょう」

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「徐庶殿とナマエ殿の仲について何かご存知ですか?」
魏軍が最近それとなく聞こうとしていたのが全滅したっぽい。だから荀攸さんは俺に聞いてきたわけである。
「いや多分あれ結婚云々持ちかけられて困るからそういうことにしてるだけだと思う」
「そういうこと」
「徐庶さんにそれとなく聞いたら、俺も周りからそういう話が出ていてちょっと困ってたんだって言ってたから。李子さんは上から目線の求婚が相次いでるから院に引きこもりますって言ってたし」
俺の言葉に荀攸さんは眉間の皺をほぐした。
「聞いていません」
「多分李子さん、この程度は相談する程度のことじゃないって思ってると思いますよ。多分徐庶さんも独身でそういう相手がいないと聞いているからそうしたのだとは思う」
ざっくり言えば荀攸さんがため息をついた。相手が問題ですね、と溢した荀攸さんに首を傾げる。
「寵沙もナマエ殿も知らないでしょうが、この世界においても徐庶殿はナマエ殿へ大きな感情をお持ちです。俺が知る限り、彼が嫁探しを断る理由は昔からナマエ殿です」
「あー……だからこの前、徐庶さんの名前出した時固まったのか」
「そうですね。俺たちの中では有名ですので……」
「多分蜀の軍師側も知ってるから……わー、蜀に来いってなるのか」
「そうですね。向こうはそういうでしょう。こちらから言わせると徐庶殿を返せになるのですが」
徐庶さんこの世界だから蜀にいるだけで、本来魏だもんな。
「あの人たまに選択間違うなぁ。もう郭嘉さんとかの妾って噂立てた方がよかったのに」
「俺もそう思います。そして選択を間違われるときはだいたい疲れていらっしゃる時です。とりあえず、大人しく休ませてきます」
ザ・過保護。ありがとうございました、と去っていく荀攸さんを見送る。徐庶さんに聞いてみよ。

「徐庶殿って、李子さんの外堀埋めてる最中?」
「え?いや、別に外堀を埋めたいわけでは……何故だい?」
「徐庶さんと李子さんが恋仲とか婚約準備中っていう噂があるから」
「確かに聞きますね。俺も外堀を埋めているのかと思っていましたが……他にどんな目的が?」
「いや、そういうわけではなくて、普通にナマエが困ってたし……」
「元直、その実本心はどうなのです?」
「ええっと……だから」
「……えー徐庶殿、本当に?」
「……いや、えっと……」
「……元直?」
「……。……」
「……徐庶さーん?」
「わかったよ。白状する。俺には多少下心はある。でも、ナマエは魏の発展に注力したいし、俺は蜀の発展に注力したい。主義が違うし、ナマエはそもそもそういったことを望んでないから、俺は今の立場に甘んじることにしただけ」
はーとため息をついた徐庶さんに、わー、軍師と思う。悪びれてないもんな。馬岱さんが饅頭を頬張りながら尋ねる。
「李子殿は下心気づいてないの?」
「恐らくは……おれは1番の親友だと思われてるし……いやそれは嬉しいし俺もそうだとは思ってる……加えてナマエが疲れてて判断力が鈍くなってるからできてることだとは……」
ずーーんと徐庶さんが暗くなる。ほーお?とニヤニヤしてしまう。恋バナである。

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「李子おねーちゃん!」
そんな声が聞こえて周りを見渡す。幻聴か?と思ったが、李子さん上です!!と言われて見上げる。人が降ってきている。慌てて仙術を使い速度を緩め衝撃を緩和する。そのまま着地をさせれば、李子おねーちゃーーん!!とぎんぺいちゃんがかけてきたが。待ってほしい。
「李子おねーちゃん、会いたかったよう!」
「李子さん、よかった、無事だったのね!」
と駆けて抱きついてきたのはぎんぺーちゃんと星辰ちゃんだし、ここが李子さんの故郷でしょうか、とキョロキョロしているのは諸葛果ちゃんと尚香姫である。
「なんだ、変わった場所じゃないのね」
「私たちの世界とそっくりですね」
「……えっと、三人だけでしょうか?どうやってこちらに?」
category:中華組関連(msu・oa)