ネタ帳vol.3
2023ネタ帳91:ちがうせかいでも、同じこと(下記書き直し)
01/14 17:41
目が覚めたら知らない場所という二度目の出来事で目を覚ましたわけであるが、俺の順応は早かった。というより妹と弟の順応も何気にはやく、一番下の妹と熊くんだけが大量にハテナを飛ばしてい他のであるが。まず、年齢差が変わっている。相変わらず一番下のナツは4歳あたりだと思われるが、でてきた書類によれば俺が18歳あたり、俺のすぐ下の妹が15歳あたり熊くんも多分それくらい、弟が8歳くらいだろうか。まぁ下の年齢が縮まっていることで。それよりも、だ。なつが外を見て口を開く。
「ポケモンがいっぱいいる!」
そう、それが問題である。とりあえず全員で近所を歩いてみたが、ポケモンがいる世界だったのだ。熊くんが頭がおかしくなったのか?と言ったが、そんなことはないので大丈夫だと言っておく。
「とりあえずここ家っぽいし、しばらく掃除しながら状況確認。それが終わり次第俺仕事探しにいくし、各自情報集めて」
と言いながら掃除に移った。廃墟同然……というかはまたもやまぁゴミ屋敷なのだが。
三階に上がろうとしたらお皿とかが飛んでくる、らしい、
なにそれ危ない霊障ってやつか、と思ってみたが、ポケモンがいる世界なのだ。おそらくはポケモンのせいだろう。
「お化けのポケモンがいるんでない?」
といえば末妹ーー通称こなつが納得し、弟ーーハルトが顔を覆った。妹ーーフユナと熊くんは苦笑いしている。
「きのみおいたらたべるかな!?」
「お、それいいかも。おいてみるかー」
とりあえず庭にきのみがあったのできのみを皿にのせておいてみる。少し下がって二人で様子を見てみたが来る様子がないので撤収した。
「三階はしばらく使用不可、と」
「まぁ1階2階は結構広いですし」
そういった熊くんは恐らく書類をまとめていたらしい。何かわかった?と聞けば、とんだくそ親だということが判明しましたね、という。なんでも俺たち置いて愛人と逃走したらしい。しかも多分これ餓死ルート辿りかけである。
「違う世界でも通常運転すぎる」
「えっ?」
「は?」
「えっ?」
「……?」
「よし、今のうちに塩撒いとくかぁ」
家にある調味料(塩)をとろうとすれば、こなつがとめた。
「ナマエ兄、そしたら、おばけさんいなくなっちゃうんじゃない!?」
なんだこの可愛い生き物は。
「あ、ほんとだなー。じゃあやめとくかぁ」
そう言ってゴミをまとめてちょっと捨ててくると言って外に出た。ら、お隣さんがこちらをみた。
「おや、君は……隣のお子さん、かな?」
「こんにちは」
そうニコリと笑って挨拶しておく。こんにちは、と返した彼はずっと君たち家族を見なかったから心配していたのだけどと告げた彼に苦笑いした。
「仕事なのか何なのか、親が帰ってこないので、しばらく家でじっとしていたんですが……もういいかなって掃除してます。長男のナマエです」
「そうだったんだね。他の地方からせっかく引っ越してきたのに大変だ。隣のユーカリだ。何かあれば相談してくれたらいいよ」
「ありがとうございます」
そのままユーカリさんにゴミの分別やらゴミの収集を確認する。とりあえず英語が通じるのは理解したから大丈夫であるし、文字は勝手にこちらの世界の文字に変わるっぽい。
「親が戻るまでバイトしようと思うんですが、いいアルバイトとかあります?もしくはサッカーに関する仕事とか」
流れでそう尋ねれば、彼はサッカー好きであったらしく話が盛り上がり、少し考えていい場所を知っているよと返される。明日ここに行きなさいと書かれたメモをもらいお礼を告げて戻る。
「ナマエ兄、ポケモンいた!?」
「んーー、空飛んだりしてたけどお隣さんには会った」
==
街の人に聞きながらたどりつけば、サッカークラブで普通に笑ったし、入団試験受けるのと勘違いされて入団試験受けたら普通にパスしてしまった。エンジンフレアというチームらしい。というかユーカリさんが普通にエンジンフレアの偉い人だった。ついてるー!とるんたったしながら帰る。
「ナマエ兄おかえりー!ポケモンいた?!」
「いたいたー、なんか色々会った」
「兄ちゃん、仕事どうだった?」
「知らんけどサッカー選手に抜擢された」
ブイ!とピースすれば、ブレない……と返された。そうだろうそうだろう。俺たちも仕事、と言われたが、それはいただけない。夏と冬のアルバイトだけな、と告げておく。
「まぁ、給料きいたらそこそこいいし、他を計算してみても四人暮らすくらいは大丈夫だろ」
「楽器代はバイトするね」
「気にせんでいいよ。それくらい出せる」
「気にするんだよねそれが……!さすがに中身は分別がつく年なのでね……!」
と妹と熊くんにフルフルされたが。そうかい。
「ナマエ兄、あのね、おばけさんがねー、きのみ食べてた!」
「マジか!?姿みた?」
「みてない!!でも、きのみ減ってた!」
「じゃあ、きのみ補充するかー」
と言いながら妹と三階への階段に行く。確かにきのみが減っている。
「おばけさーん、きのみ増やしとくなー!」
「なー!」
声をかけてからきのみを乗せる。階段を下りていたらかちゃかちゃ食器が揺れる音がした気がした。
==
各チームはジムがある場所を拠点にしているだけあり、選手はジムリーダーのタイプのポケモンを連れていることが推奨、らしい。俺はと言えば、「ポケモン育てたことない」と宣言していたからか与えられたのは初心者用のポケモンだ。俺の目の前で「にば!」とにっこり笑って挨拶してるのはヒバニーである。いかん、可愛すぎないか??とりあえず一緒にサッカーしたりして仲良くなったので、ボールに入れずに肩車して連れて帰るとする。必要なモノリストはもらって帰りに購入できたし。
連れて帰るとどうなるか。末妹が目をキラキラさせて、うさぎだー!というのだ。ヒバニーのうさぎはびっくりしたものの、妹といえばなんとなく理解したのか、俺の後ろから遠慮がちに「にば!」と挨拶した。挨拶できてえらい。俺はとりあえずヒバニーを下におろす。弟が、おお、ヒバニー、と言いながらヒバニーに合わせてかがむ。妹と熊くんが顔を出した。
「ポケモンじゃん、旅に出るの?」
「いや、なんかチームとして炎タイプポケモンつれてないとダメらしくてもらった」
「名前つけた?」
「うさぎ」
俺の発言に弟がぶれねぇなっていう顔をした。それはそう。こなつはうさぎに口を開く。
「うさぎ、きのみ食べる!?」
「にばぁ!」
「ウサギもナツも食べすぎんなよー。夜ご飯作るんだからなぁ」
そう言えば一人と一匹で返事した。仲良しで何より。
==
アスターのそっくりさんがいる。ちなみにアスターのそっくりさんはウィンディを連れている。もふもふで気高そうな感じである。まぁ初日である。うさぎと挨拶してから練習に混ざるが、まぁアスターも若いから結構ツンツンしてるんだよなぁ。周りに新入り気をつけろよ、アスターは元シュートの王様だ、と言われる。なるほど調べるしかねぇなこれは。とりあえずあまり絡むことなく家に帰り、手続きしたネットでアスターの名前やらで検索する。元の世界でもアスターは孤高の王様をしていた時期があるのだが、まさにそんな感じである。何倍速かで動画を見ていたが、プレーもほぼあちらのアスターみたいなものだ。あと俺が移籍した時にまだいたウィルさんのそっくりさんもいる。とりあえずチームの動画を流し見しつつ今後の自分の課題やらを並べる。やっぱりスタミナと持久力あげんとどうにもならない気はする、と結論が出て動画をやめたら妹とうさぎが膝の上で寝てて近くにポットがういていた。うおっ!?と声を上げてみる。ふよふよしているサッカーからポットはこちらをみたが。
「お化けさんかぁ、びびったぁ。お化けさんサッカー好きなのか?」
そう尋ねれば、お化けさんは頷いた。そかそかー、と言いながらでももう寝る時間だからと一人と一匹を抱えて部屋に移動させる。お化けさんはどこで寝るかと思えば部屋に入ってきて一緒にすやすやしたのだが。
とりま、朝は走ることにしてジョギングを始めた。うさぎもついてくるらしく、にばにば言いながら並走頑張っていたが途中で俺のおもりとかした。帰ってくれば植物に水をやっていたユーカリさんと会った。おはようございます、と声をかければ彼も彼の近くにいたポケモンも俺に気づいたらしい。でっかい亀だ……。
「おや、おはよう、ナマエくん。ジョギングかい?」
「スタミナと持久力つけようと思って」
「あまり無理をしない方がいいよ、気長にね」
「んー、怪我をしたら元も子もないですもんね、気をつけます」
そのまま世間話をしつつストレッチをする。うさぎも元気になって一緒にストレッチをし、そのまま朝ごはんをつくれば熊くんが起きていた。
「おはよう熊くん」
「おはようございます。ジョギングですか」
「体力つけようと思って」
そう言いつつ水をカップに入れてうさぎにわたす。うさぎはにっこり笑ってそれを飲んだ。雑談しつつ分担して朝ごはんをつくる。ちなみに起きてきた妹はポットが近くにあったことに首を傾げたが、ポケモンであったことに驚き、弟が「あー!ポットデスだったのか!」と納得した。三階が解禁されて何より。
まー話しかけて相互理解を深めてみるが袖にされている感はあるわな。なんでも新人定着率は悪いし、というかオレが子供すぎるからだろうなとうむうむする。あとウィルさんとアスターが険悪なんだけどそこまで似なくていいと思う。俺を巻き込まないでほしい。にーば!にーば!と応援するうさぎが可愛いのだ。あまりにトゲトゲしてるのになんかあったの?とこっそり監督やコーチに聞いてみる。
「アスターはついこの前シュートで王様だったからね。その弊害というかそんなものだよ」
「……ん??」
「そうか、ナマエは他地方から引っ越してきたんだったか」
そう言った監督の説明によれば、シュートは引き抜き体制が強く他チームで活躍している選手を片っ端から集めて使えない選手を他チームに下げるらしい。ウィルさんもそれでエンジンにきたし、アスターも昨シーズンが成績不振でエンジンにきた、と。ウィルさんとアスター外すとか何考えてんの?と思って監督に聞けば映像見してあげると言われた。シンプルに助かる。クラブハウスで彼らが最後にいたシーズンのシュートユナイテッドの映像をそれぞれみたが、なるほど監督との相性が悪すぎるし、周りが二人のレベルについてこれずに二人が思っているプレーができなくなっていた。だから下手になったと周りは思ったから切った。彼らの代わりがいると思ったのだ。強い選手がいるから。
「ルーキー、何か掴めたかい?」
「いやこれ周りが下手なだけで二人のレベルそのままなんでは?」
うーむ、と映像をみて考えながら口を開く。うさぎが真似して考えるポーズをする。戻ってパスラインとかを考えてみてもやはりそうとしかいいがたい。
「二人の意図を理解してないから噛み合ってないし、監督と相性が悪い気もする。長所潰してる」
「君もそう思う?」
監督の声が別のところから聞こえたと思ったら近くにウィルさんがいた。ビビるからやめてほしい。うさぎも驚いた。ウィルさんはウィンクして見せたが。この人のこういうお茶目なとこ可愛いんよ。ちなみに帰りはウィルさんに送ってもらえた。ウィルさんのポケモンは犬みたいなポケモン、ヘルガーだった。かっこよ〜!
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そりゃあルーキーだし実績ないからベンチスタートですわな。オフシーズンのシュートとの練習試合である。シュートのやつらが俺を鼻で笑ってくるので、ずったずったにしてやんよ!と思う。スポーツ新聞も予算なさすぎて十六歳雇った(笑)みたいな感じだからな。実力で片っ端から黙らせてやろう。
ということで交代で入った後である。ドリブルで遊んでぶち抜いて、シュートと見せかけて近くにきたアスターにパスだしてみる。ちょっと位置がずれたのに綺麗に決めたアスターは流石すぎる。流石です〜、と言いながら近づけば、なるほどね、と言われたが。何が??
まぁー、そこからはコチラの攻勢である。俺だと多分二人のバランスが噛み合うんだよなぁ。俺の後ろにいたりするウィルさんやアスターと一緒にシュートの連中で遊ぶ。同点のシュート決めたところでまぁ向こうは躍起になるのでファール誘ってPKもらったが。
「ルーキー蹴るかい?君のレベルなら蹴っても問題ないと思うし」
「わーい!やるー!」
と言って、珍しくアスターに譲られたPKはちゃんと決めました。しばらくしたら長い笛が鳴って試合が終わったが。周りが歓喜してい中、悔しげにさっていくシュートを見る。あれはまぐれだと思っている感じがひしひしと感じるなぁ。
「ルーキー、どうかしたか?」
「いや、まぐれって思われてるからこれ多分次も勝てるなって思って」
そう言えばウィルさんが驚いた顔したけど多分事実だし。ウサギが満面の笑みでにーばー!とかけてくる。は?可愛いとぼやけばなんとも言えない顔をされたが。ぴょんっと跳ねたうさぎを抱き止める。うさぎはなにやら目をキラキラしながらおそらくサッカーすごかったといいたいらしい。
「そかそか、うさぎも一緒に練習しようなぁ!」
「にばぁ!」
ちなみに家に帰ったら妹もポットつれて見にきていたらしく熱心に語られた。うーーん、うさぎとそっくりである。
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最近ジョギングしてたらジムリーダーのカブさんと知り合った。ほのおタイプ育てるのというかポケモン育てるの初めてと言えば色々教えてくれる彼は親切である。あとうさぎにバトルも教えてくれた。ほーん、なるほど奥が深い。ちなみに最近やっと口聞いてくれるようになったアスターとわりかと最初から親切なウィルさんにバトルの練習した方がいいのかと聞いたらそこそこした方がいいらしい。
「うーん、じゃあ頑張るかぁ、うさぎ」
「にば!」
ウサギがにっこり笑いながら頷く。朝のジョギングの時に一緒に頑張ろうという話に落ち着いたのだが。
あーー、なるほど。だからそこそこした方がいいのか、と納得したのはシーズン始まってからそこそこの割合で負けたチームから腹いせに勝負を挑まれるからだ。レベル差考えろ〜とか思ってたらガチでレベル高い奴はアスターとウィルさんが出てきて叩きのめしていく。つよつよじゃん。
「うさぎも強くなってきたよなー」
そう言って肩車したうさぎを見上げる。最近は俺のジョギングもついてこれるようになったし。うさぎって進化するんだろうか。でかくなるなら肩車はできんよなぁ。
「うさぎって進化すんの?」
「しない」
アスターがにっこり笑ってそうつげる。まぁウィルさんが口を開く。
「おい、流れるように嘘をつくな。うさぎは進化する」
「うーん、じゃあ肩車の癖やめさせた方がいい?」
「そうだな、最終進化は結構背が高くなるぞ」
「まじか!一緒にサッカーできるな!」
そう言ってうさぎを抱っこした。うさぎは「にば!」と元気よく頷いた。はーかわええー。
「でも君ヒバニーとセットで人気だから大変そうだね」
「なんだそれ。うさぎはいっつも可愛いだろ!進化しても可愛い!可愛いといえ!」
そう言ってうさぎを抱えてアスターにみせる。可愛いといえ。うさぎはムッとして「にーば!」と抗議したが。
「はいはい、可愛い可愛い」
「気持ちがこもってない!」
「面倒くさい彼女かお前は」
と、スモークさんに言われた。うさぎと弟妹は可愛いのだ。
快進撃を繰り広げていれば、バトルもそれなりにこなすようになった、ら。
「うおお、うさぎが進化した!」
そう言って進化したうさぎをみる。表情的に反抗期か!?反抗期くるか!?と思っていればぴょんぴょん跳ねながらこちらに抱きついてきた。
「うさぎー!おっきくなったなー!」
そう言って抱えてくるくる回る。どうやらラビフットというらしい。そして広報さんがグッズーー!と叫んだ。なるほど大変とはそっちのことか。
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妹と熊くんように一階をラウンジ仕様にしてピアノを置いてみた。まぁ二人がジムチャレンジしている間に業者に頼んでこっそりである。ジムチャレンジは夏期間にあって、ポケモンリーグが活発になるのは冬あたりだ。サッカーのスタジアムも兼ねているため、二毛作ではないが片方がやってる間は片方お休みという奴である。まぁシュートになるとこの休みの間に国際遠征でカントー地方に行ったりするようだが、我らがエンジンフレアは近場でキャンプ予定であるし、今日は休みである。
ラビフットと末妹、ポットが遊ぶのを見つつ、お菓子を作っていればふよふよ何か飛んできた。エントツさん(命名こなつ、確かにエントツがついてる)か?と思ったが違う。白い何かである。なんだ?と首を傾げればにっこり笑われた。可愛いな。
「こなつのともだちかー?」
とピアノ近くで遊ぶ末妹に声をかければ末妹はこちらをみて、なんかあたらしいおばけさんがいるー!と告げた。どうや友達ではないらしい。敵意がないらしく、ラビフットに進化したうさぎとポットが挨拶したらにっこり笑って挨拶を返した。
「まぁいいか、おばけさんも食べるか?」
「ミル〜」
にっこり笑ったおばけさんはミルキーの匂いがした。
「ミルキーの匂いがするから名前はミルキー」
「わー!ほんとだ!」
スケッチ大会から帰ってきた弟がミルキーマホミル!と叫んだが。へー、マホミルっていうのか。
「でもミルキーだな」
「ミルキー?」
「ミルキーの香りがするから」
弟が近づいてきてすんすん鼻を鳴らす。まじだ、と言った彼にもケーキを渡しておいた。
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慣れないテレビなんだよなぁ。アスターとウィルさんが俺に押し付けたというか。リーグ成績はシュートと競り合い、前半戦屈辱の2位に終わった。多分後半戦は優勝する。というか、インタビュアーにシュートに行くの?と散々聞かれたが俺は行かない。競り合う方が楽しいからである。そんなこんないつもと違う成績を残したからかこういうテレビに参加するのだが。アウェイすぎないか俺。周りはジムリーダーとかチャンピオンとかの比率がかなり高い。
「あ、妹と弟じゃん」
VTRでそう言えば周りがこちらを見たが。うっわ、顔がいい。
「マジ?」
「マジマジ。こっちが血のつながった妹でー、こっちが妹の婚約者だからもう弟」
ケラケラとそう言えば、カブさんがそうだったんだねみたいなことを言った。
「そこ喋らない」
「ごめんなさーい」
1日のスケジュール公開しろって言われたので書いて見せたらドン引きされた。が、チャンピオンダンデを見てほしい。俺のスケジュールのサッカー部分をポケモンに置き換えたようなものだ。
「一緒じゃん。ポケモンかサッカーかの差だよな?」
「あぁ、そうだな」
「いや、ダンデも大概おかしいんだよ」
「好きなこと仕事にしてるから仕方なくない?」
「あぁ、仕方ない!」
「誰ですか、こいつら組ませたのは」
そう言ったネズがスタッフをみる。スタッフも苦笑いである。チャンピオンダンデがこちらをみた。
「ナマエはラビフット以外にポケモンもってるのか?」
「今家にいるのが、エントツさんとミルキーとポット」
「ドガースかマタドガスがいるのはわかった」
「ネーミングセンスがないのはわかりました」
「ポットはポットデスかな?」
「たぶんそう」
「ミルキーは?」
「マホミル?だっけ?お菓子作ってたら現れた」
「……なんでサッカー選手してるんです?」
「えっ?サッカーが大好きだから」
「お菓子作りは?」
「たまたまお菓子作りしてただけで料理も好きだから」
「それで捕まえたのか」
「えっ、捕まえてないけど」
そう言えば目を瞬かれた。
「捕まえてない?なんでだ?」
「ポットは俺の家の先住民だし、エントツさんは工場勤めだし。、ルキーはいきなり現れたから、それぞれ誰かのポケモンかなって思った」
なんか一部ツボってるっぽいけど。
「工場勤め?」
「工場が稼働しだすとふよふよ飛んで工場のエントツに行って、夕方あたりに帰ってくるんだよ。工場のポケモンが寝泊まりに来てるのかと思ってたけど違うのか?」
「それは多分野生のドガースかマタドガスだよ。よく工事の煙突に現れるんだ」
「へぇー、あいつ野生なんか。まぁでも多分妹がきのみやったんだとは思う」
「この間ジムチャレンジ来てたやつか?」
「いや、その下の妹。四歳。ポケモンに興味津々だから挨拶めっちゃする。うさぎがいたらうさぎがかばうし、ポットが助けてくれるから様子眺めてるけど」
「……口の周りは気をつけな、毒だよ」
「うえ!?だからエントツさん基本妹の手が届かないとこいんのか!!あいつやっぱりいいやつだな〜」
うむうむと唸っていたら、やっぱりってことは何かあるのか?と聞かれたので煙幕てきなもので練習邪魔された時にエントツさんがきて助けてもらった話をする。
「これエントツさん各チーム一匹配属した方がいいんじゃね?イタズラされてもなんとかなるじゃん」
「なんでまた邪魔なんか」
「多分俺が気に入らんか、エンジンフレアの活躍が気に入らないかじゃないか?まぁ、気にしても仕方ないよ。あんまり言及するとメディアに取り上げてもらえると勘違いした人がやりだすからこれ以上は言わないし、ひどいようなら警察呼ぶけど」
「それはそうだな」
「ナマエ選手はどう思ってるんです?」
「俺?興味ないよ。強いていうならそんなことしてる暇あったら練習して一緒にサッカーしようぜくらいかな。ってことでテレビの前の人達はサッカーしようぜ!」
「お、それいいな!バトルしようぜ!」
==
「ナマエはキバナに会うと絶対顔がいいって言うけど何なのあれ」
「え?顔いいじゃん。ふつーに。だから顔がいいって褒めてる」
「顔だけか?」
「中身もいいやつだよ、お前は。女の子に言うとさー、こうさー、変態っぽくなるじゃん。ルリナちゃんも毎回美人〜!歩く彫刻〜!って思うよ」
「あらありがとう」
「キバナとかもそうなんだけど、そう言う反応できる人はいいんだけど、たまにガチになっちゃう子がいたりするから選んでいってる。あとキバナがナルシストにならないかなって思ってる」
「お前、そんな意図があったのか!?」
「いや、実際かっこよくない?キバナ。なんでサッカーしてないのお前」
「ナマエの場合全部そこに落ち着くよな」
「この前ダンデがナマエは実はエースバーンなのでは?っ言ってたわよ」
「だからあいつ必要に見分けるかぎ分けるやってんのか」
「えっ、なんだそれ!!最近アスターとウィルさんのポケモンも俺にすんすんしてくるけど、そういうのか!?」
「そういうのね」
「そういうことだな」
「はっ!?」
「どした、何かに気づいたような顔して」
「俺がエースバーンに間違われるってことは、うさぎは進化したらもっとサッカー上手くなるのでは!?エースバーンはラビフットの進化系だろ!?」
「ぶはっ」
「っ!」
==
ポケスタ始めました。まぁ内容は8割サッカーたまにポケモンなのだが、こなつがレモネードスタンドごっこをしたいらしいので色々セッティングしてみる。家にあったケーキ台にマホミルに座ってもらい、うさぎたちにもお揃いのエプロンをつけて写真をとってみた。ちなみにロゴは弟が描いた。きのみスタンドにしようとしたら、妹と熊くんにこれはもはや喫茶店といわれた。確かに。ということで、お隣さんからもらった庭用の机やベンチを並べた。うさぎきのみスタンド始めました、とポケスタにのせた、ら、お隣さんが顔を出した。
「おや、本当にお店みたいだね」
「妹のごっこ遊びですけど、良かったら付き合っていただけると嬉しいです」
「あぁ、喜んで付き合うさ」
とりあえず来店者と写真撮ったりしてたらキバナ達も来たりするのだが。
==
蓮とハナちゃんみたいな奴がいるなー、と思ってみてたらバチっとあった視線に俺は手を振ってみる。蓮は吹き出し、ハナちゃんが固まったが。なんだその反応は。とりあえずなんかカントーの代表っぽい奴らと練習試合することになったのだが、それがほぼ俺がよく知る代表なんよなー、と思う。そもそも代表同士の練習試合じゃないのかと思ったが、ほぼ代表であるシュートが相手を選んでやってるっぽい。わらわらと蓮とハナちゃんに寄ってきたまわり、ジョーさんが手を振ったので俺は手をブンブンふる。まぁ最後に現れた選手に俺は目を瞬くのだが。
「あれ?ナマエのそっくりさんもいんの?」
「達海さーーーん!!」
そう言って走っていく。わーーい!と目をキラキラさせて彼の近くを陣取る。
「達海さん!?なんでいんの!?ガチで!?俺が知ってる達海さんなの!?その服、選手してんの!?してるならガラルきて!!一緒にサッカーしよ!!」
「これアイツじゃね?」
そう言って俺を指差した達海さんに蓮が爆笑している。ハナちゃんがふるふる震えている。お前らはしらん!!俺は!!達海さんと!!サッカーする!!
「ナマエ、何他チームに迷惑かけてるんだい?」
「ぐえっ」
首根っこを掴まれてバックハグされる。
「悪いね、ウチのルーキーはサッカー馬鹿な節があって。困ったことにだれにでもこうだ」
「知ってる。こいつ、ホントサッカー馬鹿だもんなぁ」
ケラケラ笑った達海さんに、アスターがちょっとムッとした。しらん。俺は!達海さんと!話したい!と思ったらウィルさんがきて引き攣られていくしかなかった。悲しみ。
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はーー!?たーのしー!?ってやってたらもう後半終わったでござる。俺たちの勝ちだけどな。後やっぱりプレーが一緒なのをみると同じ人だろう。うさぎが観客席からやってきて、らーび!と抱きついてきた。うさぎも興奮しているらしい。よってきたハナちゃんと蓮に、お前なんでそっちいんの?と聞かれたが知らん。目が覚めたらガラルだったから知らん、多分両親の都合と言えば俺たちと同じかって言われた。え、なにそんな感じならアスターもウィルさんもそうなのでは!?と思ったりはする。達海さんは自分のとこの監督とお話し中である。うさぎは知り合い?みたいな感じでハナちゃんと蓮を見上げた。
「うさぎー、こいつらは俺の親友!ハナちゃんと蓮!」
といえば、うさぎ、と二人はうさぎを見下ろした。らびふっ!と手をあげて挨拶できたうさぎは偉いのだ。
「なに、ポケモン育ててんの?」
「なんかなー、チームの都合。ほのおタイプのジムがある街のチームだから、ほのおタイプのポケモンつれないていけないらしい。まぁあと負けた腹いせにバトル挑まれたりする」
「蓮とかハナちゃんとか育ててねーの?」
「育ててない」
「やっぱこれ地方によって違うのか。あ、連絡先交換しとこうぜ。こなつたちも喜ぶと思うし」
「そっちもいるのか……」
「めちゃくちゃ順応はやいんだよな〜」
そううむうむして連絡先交換する。記念に写真も撮れば他もきたの笑う。
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==数年後
「妹と弟が他地方に留学してしまう」
そう言ってメソメソする。弟はパルデア地方にあるオレンジアカデミー、妹と義弟がイッシュ地方にある音楽学校に留学することになった。悲しき……悲しい……とエースバーンになったうさぎに抱きついてみる。うさぎは励ますように背中をとんとんしたが。
「反対するのか?」
「いや、応援する。三人ともジムチャレンジ突破してるとは言え心配は心配なんだよなぁ」
「それはそうでしょう」
「それはそうだな」
自分より下の弟妹をもつ二人がそう言って頷く。キバナが首をかしげる。
「こなつと二人暮らしか?」
「まぁなー、家が広くなる。こなつはもうすぐジムチャレンジできるしな。アスターかウィルさんが住むかもしれないけど」
「なんでだよ」
「知らん、ウィルさんは俺の保護者拗らせてる気はするんだよなぁ。アスターは過保護。こなつはたぶんだれがきてもハッピーってすぐいうから」
「お前の家ポケモンだらけになるぞそのうち」
「今も結構そうだよ」
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category:鷹丸(gk.vt)