赤崎妹と、電話





カチャ。

「……はい、もしもし。赤崎です」

「……ッチ……え? やだな、舌打ちなんてしてないよ。そんなこと。幻聴じゃない?」

「え? 何、聞こえない」

「え? なに、き……バレたか。はいはい、スイマセンデシター」

「何で君は色んな物を忘れるかね。だから控え選手なんだよ、下の下」

「え? イヤですよぅ、ナツがぁ、下の下なんてぇ、そんなこというわけないじゃないですかぁ。いけずぅ……」

「うん、私も自分でやっててキモかった。で、どこに持ってけばいいのさ。南国? あ、飛行機じゃん」

「……ワンモア プリーズ?」

「え、ネバーランド? 君達、大人でしょ。行けんの? あ、心は少年ってこと?」

「え、だって夢ノ島でしょ? ……あぁ、そっちの。うん、今から行くよ。差し入れは?」

「……ま、買わないけどね。代引きでよろしくー」

「じゃね、遼兄ちゃん」

ガチャン!


赤崎妹と、電話


2

SQUELCH!!