さて、みなさん、唐突ですが、私は今、どこにいるでしょうか。
1.札幌
2.名古屋
3.大阪
さぁ、どれ!
ってまぁ、聞いてもわからないよねー。最近、私の行動書かれてないし。
私、赤崎ナツは、ただいま、名古屋グランパレスの本拠地に来ております!
来た、というより、「大学の試験の関係で今日から3日間グランド使えないんだよね」と、タッツに言ったことにより「じゃあ、勝ち戦だから来いよ、」とタッツにつれてこられたのであります!
勿論、選手達とは別行動だし、兄上には秘密です。
そして旅行費はタッツ持ちです。
監督やっほい!
ん? なんだか人だかりが出来てる。
え、なんか振り返られた。
なんかしたっけな?
格好おかしい?
「〜〜〜!」
誰かの叫び声が聞こえた。
なに、何語?
「あぶない!」
「うえ!」
「へ?」
そう言われて真上を見上げる。
……サッカーボール?
「よっ、と」
軽くヘディングして真上に上げる。
そこから数回リフティングして、飛んできた方向に蹴り上げた。人だかりがあるしね。
「おぉ!」
え、なんか周りの人達にキラキラした目で見られた。
奥からはひょっこりと外国人が顔を見せる。
さっきの声はこの中の誰かか。
名古屋のブラジルトリオに似てるけど……
もう、選手はロッカーへ行ってる時間だし、違うか。……いや、けどな……
仮だ、仮ブラジルトリオ。
仮ブラジルトリオは私の前にやってくる。
「〜〜〜〜? 〜〜〜〜! 〜〜〜〜」
「えーと、?」
「〜〜〜〜〜!」
癖毛の人に何か話され(一番マトモそうだな、この人)、坊主の人に手を握られ(しかもぶんぶん振り回されてる)、クルクルな髪の人に菓子パンとユニフォームのレプリカを差し出される。
「〜〜〜〜」
「もらっていいんですか?」
「? ……! Present for you」
あ、くれるんだ。
Thank youと返して笑顔で受け取る。
……ETUの応援にきたんだけどなぁ……
「What your name?」
「My name is ナツ赤崎」
「、ナツ?」
マトモそうな人(まぁ、この人しかしゃべってないんだけどね)が首を傾げる。
私は頷くと、「ナツ!」と言って頭をクシャクシャにされた。
え、なにこれ、嫌がらせ?
「! ぺぺ! ゼウベルト! カルロス! 何してるんだ!」
「!」
声がした方を向けば、名古屋のチームスタッフの方が走ってきといた。
あれ? ってことは、本当のブラジルトリオ?
チームスタッフの人と、三人は少し話すとスタジアムに向かう。
「ナツ! マ、タネ!」
「ナツ〜、」
わ、坊主の人しゃべった! というかマトモな人日本語しゃべった!
クルクルな髪の人は手を振ってる。
あー、えー、と。
リュウに教えてもらったんだけどな。
……あ、思い出した。
「Football`s got besides you, Good luck,」
「〜!」
三人は親指をぐっと立てて、去っていった。
あ、敵なのに応援しちゃった。
ま、いっか。
赤崎妹と、ブラジルトリオ
フットボールの神様はあなたのそばに。
幸運を祈る!
って、スタジアムに入らなきゃ……
53
SQUELCH!!