Sub rose

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メロスは激怒した
有名な一文である。インパクトがありすぎるこの小説の始まりは誰もが「????!!」っとなったことだろう。
そう、例に漏れずわたしもだ。
国語の教科書って配られた日に読みたくなるよね??わたしはなる、そして、話を聞いてなくて次やることがわからなくなるまでがお約束なのだ。

名前を書けよーと生徒に促してる先生の言葉をいつも通り聞き流しながらまっ先に国語の教科書を開いて読んだ一文がこれ。
いや、インパクト強すぎな?????と思った瞬間…前にもこんなことあったな??≠ニいうことを思い出した。
昔の本とか言い回しが苦手だから読まないのに…似たような本を読んだか?と考えている最中にふつふつと見たことのない記憶が浮かんでは消えはじめる。
女の人が、白いアルファベットと青色の看板のお店で爆買いしてるシーン、複数人で勉強しながら突如マハー・プララヤっ!!!!!!≠チて叫んでその場にいる全員からフルボッコにされてるシーン、腹と背中と頭に同時のクリティカルヒットだよ??めっちゃ痛そう…。
んん???どこか既視感があるなぁと思いながら最後までぼーっと見ていると黒い袋を持ちながら指輪をかざして歩いているところをトラックにはねられたところで終わった。
…まってこれ、そうだよ、既視感あると思ったわ!!

「わたしじゃんっ!!!!!!」 

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