支援C
>>アイアイ



アイーシャ「アイク、少しよろしいでしょうか」


アイク「お、アイーシャか。どうかしたのか?」


アイーシャ「一つお聞きしたいことがあるのですが……」


アイク「なんだ?」


アイーシャ「アイクの出身ってどこなんですか?」

アイク「俺の……出身?」


アイーシャ「はい。故郷のために旅をしているのは知っていますが、そういえばアイクの故郷がどこなのか聞いたことがないと思いまして」


アイク「あーっと……うん、そうだなぁ……俺の故郷ってさ、めちゃくちゃ遠いっつーか高いっつーか……誰も知らないようなところにあってだな」


アイーシャ「遠い……高い山の中にあったりするんですか?」


アイク「山、ではないんだけどさ」


アイーシャ「では、高地ってことですか?」


アイク「高地……なのか、あれは……?」


アイーシャ「ええと、とにかく標高の高い場所なんですね?」


アイク「お、おう、そういうことだ。……まぁ、標高どころじゃないくらい高いんだけどな」


アイーシャ「え?」


アイク「あ、いや……旅人も滅多に迷いこまねーくらい辺境の村みたいなもんだよ。背中に翼生えたヤツがわんさかいるけどな」


アイーシャ「翼?」


アイク「……キメラの翼でもないと帰るのは一苦労だってことだよ、ははははは」


アイーシャ「そうですか……きっと、聞いたこともないくらい遠い場所なんですね。私も想像出来ないほどの……」


アイク「まぁ、移動はひとっ飛びだったけど」

アイーシャ「え?」


アイク「いや、キメラの翼がな」


アイーシャ「あっ、そうですね。今はキメラの翼がありますから、すぐに帰ることが出来ますもの。機会があれば私にもアイクの故郷を見せてくださいね」


アイク「おうよ。今度、時間があったらな」


アイーシャ「はい。あら、あちらでシルフさんが呼んでいるみたいですよ。行きましょうか」


アイク「シルフが? あいつ意外と人遣い荒いんだよなぁ。アイーシャも行くだろ?」


アイーシャ「ええ、」


アイク「…………」


アイーシャ「…………」


アイク「……下手くそか俺は!」


アイーシャ「ど、どうなさったんですかアイク?!」


(アイクとアイーシャの支援レベルがCになった!)


―――――
噛み合わない会話には理由っぽいものがあります。ちなみに、アイクの言ってる村はDQ4のことです。
もちろん続きます。

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