支援C
>>ルルーちゃん&レッセ
※
Honey au Laitなくるさん宅のルルーちゃんをお借りしました。
ルルー「あ、」
レッセ「あ、」
ルルー「…………」
レッセ「…………」
ルルー「あの、こんにちは……」
レッセ「こ、こんにちは……」
ルルー「…………」
レッセ「…………」
ルルー「ええと、今日は生憎の雨ですね……」
レッセ「はい。でも、本を読むにはちょうど良い天気です……」
ルルー「そうですね……図書館は少し混んでしまいますが、雨の音を聞きながら読書をするのも風情があって素敵ですね」
レッセ「エルシオンでは、なかなか雨の音を聞く機会ってありませんでしたから……少し、特別な感じがします」
ルルー「エルシオンは一年中雪が降っていましたから」
レッセ「はい……」
ルルー「…………」
レッセ「…………」
ルルー「…………あの、」
レッセ「何ですか?」
ルルー「ごめんなさい……」
レッセ「えっ……な、何がです?!」
ルルー「せっかくレッセさんにお会いしたのに、私ったら気の利いたお話の一つも出来ないだなんて……」
レッセ「いえ、そんなっ……気を遣っていただかなくて大丈夫ですよ、お互いあまり話す方ではないと知っていますし……」
ルルー「でも、私の方が年上ですし……学院を先に卒業した先輩でもありますから、しっかりしないとダメだと思います」
レッセ「その考えを持っている時点ですでにしっかりしていると思いますけど……」
ルルー「そうでしょうか……」
レッセ「はい。それに、僕よりよほど旅に慣れていらっしゃいますし、魔法使いとしてもルルーさんから学ぶことはたくさんあります。とても頼れる先輩です」
ルルー「ふふ、ありがとうございます。レッセさんは優しいですね……」
レッセ「そ、そんなことはないです……」
ルルー「そうだわ、さっき本のお話をしましたけど、レッセさんは本を読むのがお好きなんですか?」
レッセ「あ、はい……。学院にいた頃、よく図書室に入り浸る程度には……」
ルルー「本当ですか、私も学院の図書室にはよく本を読みに行きました。もしよろしければ、今度会った時は学院で読んだ本のお話でもしましょう」
レッセ「そうですね、もしかしたら同じ本を読んだことがあるかもしれませんし……」
ルルー「共通の話題があれば、会話にも困りませんね。そう考えたら、レッセさんに次会うのが楽しみになってきました」
レッセ「僕もです。本と言えば、この前面白そうな魔導書を古本屋で見つけたんですよ」
ルルー「まぁ、そうなんですか。そういえば私も今気になっている魔道書があるんです。読んだらお互い感想を言い合いましょうね」
レッセ「はい。では、また今度お会いしましょう」
(ルルーとレッセの支援レベルがCになった!)
―――――
ルルーちゃん、偽物になってないかな、大丈夫かな。
二人とも最初は大人しいのと口数少ないので会話に沈黙がありそうだと思いまして。そして、どちらも結構気遣い屋さんっぽいので、お互いをお互いに気遣ってあわあわしていたらかわいいなぁ……という冬生のただの妄想です←
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