支援C
>>アイク＆ユラン

アイク「おいっ、ユラン!!」


ユラン「なによアイク、そんな血相変えてどーしたわけ」


アイク「どーしたもこーしたもねー！ お前、俺のクッキー食っただろ！」


ユラン「え？ ああ、もしかしてテーブルに置いてあったヤツ？ 程良い甘さでサクサクしててめちゃくちゃ美味しかったわ」


アイク「ふざけんなっ、クッキー食われた上何で感想まで聞かされなきゃならねーんだよ!! 」


ユラン「も〜、自分のお菓子食べられたくらいでうるさいわね〜。自分のものには名前を書きなさいってししょーに習わなかった？」


アイク「クッキーに名前が書けるかーっ!!」


ユラン「書けるわよ、こう、フォークとかで上手い具合表面に傷をつけて……」


アイク「いや、当然のように言われても……そんな器用なこと出来るのお前だけだからな？ 戦士に旅芸人並みの器用さ期待すんなよ」


ユラン「ていうかアイクってお菓子好きだったっけ？ 何か意外なんだけど」


アイク「いや、お菓子は特別好きってわけではねーが……あのクッキーは別っていうか……」


ユラン「ふーん、アンタがそこまで言うなんて珍しいわね。ますます意外」


アイク「んな呑気なこと言ってんなよ……。俺すっげー楽しみにしてたのに……さっきまでのワクワク感返せ……」


「ちょ……そこまで落ち込まなくても良いじゃない？ そんなに言うんなら買ってきてあげるから元気出しなさいよ……」


アイク「え？ あー……いや、いいわ。取り乱したりして悪かったな。もう一生食えないってわけじゃねーし、やっぱ気にしないでくれ。じゃあな」


ユラン「は、ちょっと?! あんな顔されたら気にしない方が難しいんだけど……ってか、さっきのクッキーどこのお菓子屋さんで買ってきたものなのかしら。はっ、もしかして数量限定品?! あんなに落ち込んでたし……うーん、さすがに悪いことしちゃったわね」


(ユランとアイクの支援レベルがCに上がった！)


―――――
アイクの消沈ぶりにさすがのユランも罪悪感を抱いた様子。


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