「ナマエさんっておばさんですよね」
「は?」
思わず真顔になった私は悪くないと思いたい。
ポアロに通い続けて早3年。
最近新しく入ってきたバイトの子は物凄く失礼なタイプのJKだった。
そりゃピッチピチのJKから見れば27の私なんておばさんだろう。
「なのにカラコンしたり髪巻いたり頑張ってるの見ると悲しくなる〜」
「いや、私は飲食店なのにゴテゴテのネイルしてる貴女を見てると悲しくなるわ。私がマスターだったらクビにしてるわ」
「はあ?」
次は彼女が真顔になる番だった。
何故、一回りも年齢の違う私と彼女がこんな犬猿の仲かと言えば、彼女が私に突っかかってくるからである。
それも私が帰るまでの間ずっと。最初の頃は流してたがどんどん酷くなり、最近では嫌味の応酬ばかり。