第5.5話 牙琉検事とゴドー検事
ゴドー「牙琉検事見たぞ?」
牙琉「見た?…何をですかゴドー検事?」
ゴドー「昼休みのお前さんと嬢ちゃんの逢い引きさ」
牙琉「逢い引き!?違いますよ!」
ゴドー「ほう?」
牙琉「ナーナちゃんの様子がおかしかったから話を訊こうとしたんですよ」
ゴドー「それがアレか?」
牙琉「まああれは成り行きで…と、それよりどうも土曜日のお花見の後、御剣検事とナーナちゃん何かあったみたいですよ」
ゴドー「何?それは本当か!?」
牙琉「あの泣き腫らした真っ赤な目と彼女の様子からみて間違いないでしょう」
ゴドー「……」
牙琉「お昼休み前に会った糸鋸刑事も『何かおかしいッス!御剣検事と七瀬事務官のふたりの様子が変ッス!!』と言っていたから」
ゴドー「俺はてっきりふたりは両想いだと思っていたが」
牙琉「ボクもそう思っていたのですが……」
ゴドー「明日にでも嬢ちゃんに訊くか」
牙琉「ゴドー検事、もう少し時間をおいてからの方が良いと思いますよ」
ゴドー「そんなもんか?」
牙琉「そういうものです」
だがゴドー検事と牙琉検事がその後ナーナにしばらく会うことはなかった。