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そんな事を思っていたらなんと柄崎と加納の二人が病院送りになった。他の男子数名も既に病院行きになっていて、丑嶋がやった、と噂になっていた。マジか?あんな怪我してたのに?半信半疑でいると目の前に当の本人が現れたのである。
「あっ、丑嶋?」
「これ」
差し出してきた紙袋を受けとる。中身は貸していた兄の服。「助かった、ありがとう」なんて顔色を変えずにいう彼はとても同い年らしかった。
「そンで、これ」
またもや差し出してきたのは見知らぬハンカチ。
「どうしたのこれ」
「俺の血で汚れたろ。お詫び」
「いいよ別に」
「俺はこんなの使わない」
確かにこんな可愛らしい花柄のハンカチはつかわないだろう。ならばありがたく戴こうではないか。わざわざ買ったんだろな。
「ありがとう丑嶋。生きててよかったね」
「おう」
「あのバカ二人をやったの丑嶋なんだって?あいつらと幼馴染みなんだ」
「ふーん」
「大バカ二人がごめんね。いや、謝って済むとは思ってないけどね!あいつら自業自得だからさ」
とりあえず学校に来てくれるようになって何より、と伝えるとウン、と頷いた。
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