朱桜司とバレンタイン
「あんずお姉様…!どうぞ、受け取って下さい!」
にこりと微笑みながら跪いた司くんが差し出したのは真っ赤な一輪の薔薇でー…
「え?つ、司くん…?!」
「今年のValentinedayは私からあんずお姉様に差し上げるつもりでした…!あと数年後には花束で、あんずお姉様にプレゼントすることを誓いましょう。ですから、それまでは……」
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