メルト「んんっ……」

引き続き穴の奥を舐めるが、こまめに舐め方を少しずつ変えている。こうすることでミーナの“感じる”場所と触れ方を探っているらしい。ぐぽぐぽと音が漏れる。
片手を空けると、それはミーナの上半身を摩る。最初は肩やら脇やらを責め、段々と手つきはいやらしくなる。

ミーナ「メルちゃ、やあぁ……」

耳に直接伝わる音が、より羞恥心を煽る
恥ずかしさと止まらない快楽により思わずストップをかけるがその声も弱々しいものだった。

メルト「気持ち良いなら、我慢しないで身体を動かしてもいいのよ……?」

耳から離れ、ミーナとしばらく目線を合わせると、また口へ接吻する。今度は直接体内へ自身の唾液を注ぎ込む狙いらしい。

メルト「さぁ、暑いでしょうから、お洋服を脱がせてあげる」

そう言って、彼女の一番上のボタンを外す。手は既に第二ボタンへと向かっている。

ミーナ「んんっ……!」
唾液を注がれ体はますます熱を持つ。
体をくねらせしっぽをゆらゆらと揺らす。

ミーナ「メルちゃん……あついよぉ……」

メルトに服を脱がされても嫌がることはせず、ただそれだけをうわ言のように呟いた。

メルト「スカートも、外しちゃいましょう?」

ついに上半身の防御を解くと、その調子で下半身も攻略しようとする。そのヒラヒラとした形状に興奮を掻き立てられては、いよいよ腰からずらそうとする。
かわいい、と呟いては、露わになった肌に口付けをしていく。首筋から脇へ、そしてへそを責め、まだ胸にはノータッチ。

ミーナ「うん……っ」

もはやメルトの言葉を受け入れることしか出来なかった。
それくらい自身の体は無意識に快楽を欲していた。

ミーナ「んっ……メルちゃ、もっと気持ちいいことして……?」

媚薬の効果か、焦らすような責めに物足りなさを感じ、メルトにそうおねだりした。

メルト「悪い子……」

そう述べて、ミーナの口に人差し指を当てると、お望み通りとでも言うように、スカートやら諸々を脱がせる。いよいよ無防備になった女児は、サキュバスの眼にもすこぶる犯罪的に映る。

メルト「……もう、容赦しないわ」

背徳感に身を任せ、ちょびと立った乳首の周辺から舐めては、とうとうそのコアを舌で突く。もう片方の未成熟の乳房を手で優しく掴み、五本の指で乳首を擦り上げる。

ミーナ「ひああっ!?」

今まで以上の快楽に、思わず背中を反らす。

ミーナ「あっ、メルちゃっ、すっごく気持ちぃ……ああっ」

今まで味わったことの無い初めての感覚に喘ぐ声が止まらない。

メルト「気持ちいいでしょう……?もっと、もっと一緒になりましょう」

コロコロとピンク色の突起を転がし、しばらくして、ついに乳房を弄っていた手は下へと伸びる。毛の生えていない、くっきりと見える割目に沿ってすっとなぞる。

ミーナ「にゃああっ!?」

また新たな快感が生まれ、困惑する。

ミーナ「メルちゃん何やって───」

ミーナにとってそこは排泄器官という認識しか無かったからだ。

メルト「ここにはね、女の子にとって大事なものがたくさん詰まってるのよ」

指の数センチだけ膣内に入れると、もうぐしょぐしょに濡れている。男子より成長は早いとはいえ、まだ未熟な女児のそれを下手に扱うわけにはいかず、奥まで突くのは止す。
ゆっくりと上下に、それこそ舐め回すように入口で動かしては、段々とその手の動きは加速していく。

ミーナ「やっ……!メルちゃんダメっ!おかしくなっちゃう!」

目をぎゅっと瞑ってよがる。
指を入れられ異物感に違和感を感じながらも、未熟なそこはしっかりと快感を拾っていた。

メルト「大丈夫よ、心配いらないわ」

ついに体勢を変え、今まで弄んでいた胸部から顔を離すと、包んでいた翼を綺麗にたたみ、ミーナとは逆さに身体を跨がせる。
顔と両手が性器へと集中できる状態になり、間を空けずに手の運動を再開させると、今度はもう片方の手で上の辺りを探っている。

ミーナ「ああっ、うぅん、やあっ……!」

もうその全身は快楽に支配されていた。
喘ぐ声はさっきよりも激しさを増している。

メルト「……見つけた」

水の音を立てる入口の上、探し物が見つかり、メルトは口角を妖しく歪ませ、然し安堵する。
豆のように小さな、皮を被った陰核を捉えると、片手を運動させたままその防御をゆっくりと剥がし、フィナーレへとカウントダウンを始める。

メルト「一番大きいのが来るわよ……全部出しちゃいなさい」

こしゅ、こしゅ、と膣内を責め続ける指を、心持ち少しだけ奥へ侵入させる。

ミーナ「あっ、あっ……!メルちゃん、なんかヘンっ!なんか来る!来ちゃうよぉ!」

メルトの責めにより、ミーナは絶頂を迎えようとしていた。

ミーナ「ああああああああぁぁぁ!!」

体を大きく仰け反らせ、それが収まると息を荒らげながら虚ろな目で虚空を見つめている。

メルト「ふふっ、良い顔してる。頑張ったわね」

仕上げにと、ミーナの性器から出た体液やら何やらを全てずるずると飲み込み回収すると、掃除だと言って、陰唇を開いて一回だけ、ぺろりと舐めた。

ミーナ「はぁっ、はぁ……っ」

ようやく落ち着いたところで、まだ熱を持った顔を両手で隠す。

ミーナ「メルちゃん……さっきの何……?すごく恥ずかしい……」

“イく”という感覚を知らなかったため、理性が戻ってくると同時に顔を赤らめた。

メルト「ミーナちゃんは“絶頂”したの。イく……とも言うんだけどね。気持ちいいのが一番上まで来ると、身体が耐えられなくなって、びくって、頭が真っ白になる時が来るのよ」

わかりやすいように説明しながら、赤面するミーナの顔を見つめると、そこに淫乱なサキュバスとしての雰囲気は感じられない。

メルト「ごめんなさいね、小さい子には少し、刺激が強すぎたかしら……」

僅かに持つ倫理観から、自分は何か尊いものを汚してしまったのかもしれないと申し訳なく思うが、取り戻せない過失を償うためか、ミーナの髪を撫でて、ギュッと抱きしめる。

ミーナ「絶頂……」

さっきのことを思い出しながらそう呟く。

ミーナ「メルちゃん……あのね……また今度会えたら、今日みたいに気持ちいいことして欲しいな……って」

そう言ってメルトを見つめる。
いつの間にか快楽の虜になると同時にメルトのことも好きになっていた。

メルト「……ミーナちゃん」

完全に“堕ちた”少女が、自分に快楽を求めるのを目の当たりにして、良心から若干の心苦しさを覚えながらも、サキュバスとしての本能が強引に軌道修正する。

メルト「──ええ勿論」

そう言って、メルトは何かが記された紙と、一本の香水のようなものを取り出してミーナに渡す。

メルト「また会いたくなったら、この魔法陣を地面に描いて、その中心に液を垂らすのよ」

ミーナ「う、うん!ありがとう」

受け取った紙と香水を握りしめ、メルトにお礼を言う。
次はいつ会えるかな、あんまり早すぎると困っちゃうかな、今度はどんなことしてくれるかな、などと思考を巡らす。



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