旅することについて
ユーリ+エステル+アズサ
「しっかし、こんな形で旅にでることになるなんて思わなかったぜ」
「ユーリは帝都から離れたくなかったんですか?」
「ん? まあ、下町なんかに住んでると、今日を生きるのに精一杯でね。あんまり真剣に考えたことなかったんだよ。漠然と旅に出てみたいとは思ってたけどな」
「わたしは、ずっと外の世界に憧れてました。ただ、外にいるだけで、感動しています」
「エステルさんは結界の外は初めてなんですか?」
「はい! アズサもですか?」
「そう、ですね……ほとんど初めてです」
「ま、感激するのもいいけどほどほどにな。フレンがピンチなんだろ」
「だから、フレンを心配しながら感激しているんです」
「フッ、わかったよ」