異なる世界の人3
リタ+ユーリ
「つまり、エアルに対する順応性が低いってことだから……」
「ぶつぶつ何を呟いてるんだ、リタ?」
「……あんたはあまり驚いてないみたいね」
「何が?」
「アズサのことよ。あんな次元の違う話されて驚かないわけ?」
「あー……まあ、それなりに驚いてるよ」
「なにその気の抜けた答え」
「下町に転がり込んできた時から不思議な奴だとは思ってたんだ。見たことない恰好でかなり浮世離れした雰囲気はあったからな」
「ふうん」
「リタも似たようなもんだろ」
「……違和感を感じてたくらいよ。いきなり違う世界の人間ですって言われたって簡単に信じられないわ」
「ま、普通はそうなるよな」
「でも、事実なんでしょ? あんなこの世の終わりみたいな顔されたら認めるしかないじゃない。あーもー! エステルといいアズサといいどいつもこいつも抱え込みすぎなのよ!」
「…………言いたくても言えなかったんだろ」