おやすみララバイうさぎちゃん



Jan.21 03:30 Δ佐鳥くんとわたしとボーダー未成年なんとか異性交遊健全化委員会


佐鳥くんにキスされた。普通に喋ってたらいきなり両手を膝の上に置き俯いてしまったので「え、大丈夫?佐鳥くんお腹痛いの?」と言ったらいきなり触れるだけのキス。しかもしてきた後なんのフォローもないまま、佐鳥くんは何も言葉を発さずまた俯いてしまい今に至る。いつもの佐鳥くんから想像するに、「わ〜ごめんなさい先輩ほんとごめんなさい!」みたいな反応が返ってくると思ったのに!どうしちゃったの?

「佐鳥くん」
「...」
「ねえ佐鳥賢」
「...ク、」
「ん?」
「クビ、ですね」
「...?待って待って待って何?」
「なんでそういう結論にこの短時間でなってしまったのか、お姉さん見当もつかないんだけど...」
「だ、だって、おれ、先輩にキスしちゃったから、ボーダー、クビになりますよね...?」
「...佐鳥くん一回戻ってこようそうしよう」
「ク、ビは嫌です...」
「いやならない!ならないから!」
「でもしてしまったことは取り返せないです...」
「わかった!わかっちゃったわたし!わすれよう!なかった事にしよう!そしたら大丈夫じゃない?ね?それでいいよね?」
「それはそれで、佐鳥にとっては複雑ですけど、しょうがないですよね...」
「どっちだよ」
「おれ、先輩のことがすきです」
「お、おお、ありがとう」
「でも先輩のことすきなのは佐鳥だけなので、さっきのキスは合意じゃないですね?」
「ん、んんん?」
「だから、佐鳥はこれにより、委員会によって処罰を受けることに、なります」
「何委員会?!」
「ボーダー未成年...なんとか異性交遊健全化委員会?です」
「ちゃんと分かってないんじゃん」
「秘密裏に構成されてるって聞きました」
「そんな委員会聞いたことないけど」
「でも、取り締まられるんですよ」
「何をよ」
「今みたいな...」
「具体的に」
「...そうほ〜の同意がない、キスとか、」
「...百歩譲ってそうだとしても、なんでボーダーを辞めるにまで発展するの?」
「だって、不純異性こ〜ゆ〜でしょ?広報なのにって、組織内スキャンダルになって、ボーダーを辞めることになるって」
「と、とんだファンタジー...」
「ど、どうしよう...」
「どうしようって多分、この状況じゃなくて、佐鳥くんの頭の中だと思う」
「嵐山さんになんて言おう...」
「佐鳥くんわたしの話聞いてる?」
「あ!もしかしたら先輩にも処罰が...」
「...わたしの処罰は気にしないで」
「そんなの無理に決まってるじゃないですか!それに、ほんとに、いきなり、ごめんなさい...」
「う、うん」
「いきなりキスしちゃって...」
「...佐鳥くん」
「でも、いいかげんなきもちではなかったです。それだけは信じてください。...ほんとに、ごめんなさい」
「......」
「...せんぱい?」
「...佐鳥くん」
「?なん、」


「...っえ〜?!」
「...これでおあいこだよね」
「な、なんで」
「はいもうこれは合意。誰がなんと言おうと合意。准にもわたしが説明する。それでいいでしょ?あと来週の土日佐鳥くん非番だったよねデートしよう」
「せ、せんぱい佐鳥のことすきなの」
「け、結果的には?」
「どういうこと?!」
「あ〜すきだよ!すきすき!可愛いもん!佐鳥くん可愛くて、頑張ってて、うん、そうだよ」
「...夢かな?」
「夢じゃない夢じゃない」
「...」
「佐鳥くん?」
「...ク、クビに、」
「ならないってば!」


Δ

「でもおれそうほ〜の合意なしにだと、ボーダーやめることになるってほんとに言われたんです!」
「そんなこと言ったの誰」
「いずみ先輩です」
「あいつの発言を信じちゃう自分でいいのか佐鳥くん」
「だって、健全化委員会が」
「も〜う、あのバカ!」
「え?!いずみ先輩佐鳥のこと騙したの?!」
「佐鳥くんもバカ!」


佐鳥16歳組WT


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