「男女の友情って、やっぱり成り立たないんですかね?」
ここに悩める女が一人いる。
ずっと友達だと思っていた男と社会に出てから再会し、酒の勢いでキスをしてしまった。
それ以降、男の事が気になってしまうという。
「まぁ人によりけりだけど、私の中では成り立たないかも。」
「それって夏喜さんのこと、ですか?」
「ふふ。そー!だって私、最初からなっちゃんのこと下心隠して見てたもん!」
「両思いの2人が羨ましいです。」
「あら。頑張れば?一度や二度ダメでも、三度目があるじゃない!それでもダメなら四度目がある!そうこうしてるうちに、もっと素敵な人が現れる事だってあるかもよ。若いんだから何事も経験あるのみ!!ね、ネコ!」
「瑠花ちゃんゆき乃先輩の言う通り!黎弥が何度でもあたしに気持ちをぶつけてくれなかったら、今頃どーなってたか。」
先輩二人の助言に、ちょっとだけ前を向いて進んでみようと思う瑠花。
一人で悶々としている時間よりも、相手に気持ちをぶつけてみてもいいんじゃないだろうか。
ただ、世の中にはタイミングというのがとても大事で。
そのタイミングを外してしまうと、上手くいくものもダメになる事も多々ある。
けれど、思い立ったら吉日。
大きな壁を越えるには、勇気を持って一歩踏み出す事がとても大事なんだと、全ての物語のヒロインは言う。
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