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まだ下着がついたままの私。

胸を口に含みながらも、下着の中に手を入れ込む未来に、「ハウッ、」声が漏れた。

厭らしい水音が未来の指で奏でられる。


「アアッンッ…きもちっ、」


快感が頭から指先までピーンと線で繋がれているよう、未来の背中に腕を回すと起き上がってちゅっ、と小さなキスをくれた。

そのまま舌を絡める未来は、ゆっくりと子宮の中に指を入れて中をなぞる。

キスで口が塞がれているから声が出せなくて、くぐもった声がこの部屋に響いていくんだ。

器用に人差し指と中指を出し入れする未来に呼吸があがる。

何度も中で指をかき混ぜられてもう頭が真っ白になる寸前。


「未来っ、イッちゃっ、」

「いいよ、イッて。」


ギュッと未来にしがみつく私と、指を速める未来。

激しい水音が恥ずかしげもなく部屋に充満していて、ちゅうっと唇を吸い込まれた瞬間、身体が止まって子宮の中に全神経が集中するのが分かった。

ビクビクと下半身を揺らす私を、未来はそっと抱きしめる。


「すげぇ可愛い、ユヅキ。」


乱れた髪が顔にかかっていて、それを優しく退かしてくれた未来は、私を真っ直ぐに見つめて言ったんだ。


「一つになろ、ユヅキ。」

「うん。未来…好きよ。」

「俺も、好きだよ。」

「嬉しい。大好き。」

「あんま煽んないで、ほんっと可愛いんだから。」


照れた未来の顔と生まれたての姿で一つに重なる私達。

ねぇ、私は未来に出逢う為に生まれてきたんじゃないかな?

私は未来に愛される為に生まれてきたんじゃないかな?

そう思えてしまう程に、たまらなく愛おしくて心地よかったんだ。