なんともいえない舌が絡まる音に混ざって、しばらくしてから颯太くんが小さく言う。
唇を離して私をぎゅうって抱きしめる颯太くん。
その顔は肩に埋もれて見えないんだけれど、だいぶ颯太くんの息があがっている気がした。
剣道でもそんなに荒くならないのに、珍しいって。
もしかして、興奮してるの?
「颯太くん?ヤバいって、なにが?」
「あかんわ、勃った。ユヅキがキスねだるから。ねぇ…シてや?」
そっと颯太くんの手がスラックスの上のそこ、硬くなっているソレに誘導する。
むむむ、これは!!!!
「仕方ないやろ。ユヅキとキスしたら絶対こうなるやん!」
ムーッて唇を尖らせる颯太くんは照れているのかほんのり頬が紅い。
いつも冷静な颯太くんにしては珍しくて。
「ほんとはね、私からキスしたら颯太くんはその先を我慢できるか?って、」
「なんや、そんな事か。…たく、いったいどんな気持ちで俺の事見てたんや?まぁええけど。ほんなら答えは簡単。――我慢なんかできんよ。」
耳元で甘く囁く颯太くんは、その場でボクサーパンツを脱いでポコンとソレを私の手に握らせた。
ソファーの下にストンと降りてソレを手で掴んで顔を寄せると、颯太くんの腹筋がポコポコと動いた。
ソファーに手を着いて私のしゃぶる音を聴いて目を逸らすことのない颯太くん。
時折苦しそうに目を細めてハァッと甘い吐息を漏らしている。
これするの初めてじゃないけど、こんな明るい所でするのはやっぱりベッドの上とは違って変な緊張感がある。
ここは部室でもう誰も残っていないし、誰かに見られることはたぶんないけれど、それでもドキドキは止まらない。
学校内でこんな淫らな行為を颯太くんとするなんて、思いもよらない。
「あかんっ、出るっ、うっ、…クッ、」
颯太くんの篭った掠れ声と共に私の口に吐き出されたソレを嫌々ながらゴクリと飲み込むと「ごめん、不味いやろ。」そう言って颯太くんが私にキスをくれた。
「うわ、我ながらすげー味。でもスッキリした。ユヅキ、続きは帰ってからシよな。ちゃんと挿れたい!」
可愛い顔してとてつもなく凄い台詞を口にする颯太くん。
セックスなんて興味無さそうに見えてもしっかりやる事やってる颯太くんと部室を出ると、外は大雨だった。
((中島颯太 キス我慢度指数 勿論0%!!))
―完―