リアル女子の心情1


別に結婚なんて興味が無い。

早々結婚を選んだ友人達の誰一人として今現在胸を張って私は幸せだよ!と言ってくる人もいなかった。

旦那が鬱病。ご両親と同居。子供の反抗期。ご近所問題。ママ友のイジメ…―――等々、数えたらキリがないくらいの問題を抱えて、疲れた顔で過ごすぐらいなら私は結婚って選択肢をとっぱらってみた。

仕事は忙しいけどやり甲斐がある。上司も何かと期待してくれて。見たい映画があれば会社帰りにすぐに見に行ける、行きたいお芝居やライヴがあればいつでも行ける。時間に追われることなく美味しいご飯を食べて、自分の好きな時間を過ごす…

最高に幸せだと思ってる。



―――でも、その反面で、ただ寂しくて。

一人で過ごす時間はただ寂しくて。

家庭をもって時間に追われた生活を過ごす友人からアフターの買い物やディナーに誘われることもなく、以前は毎日のようにしていた、たわいのない会話形式のLINEが鳴ることもほとんどなくなり、代わり映えのない日常に私一人がポツンと取り残された気分だった。

メルマガばっかりのスマホを握りしめて通勤する時間さえ虚しくて、このままでいいのだろうか?なんて疑問すらほんの少し頭を掠める。

だけど結婚って枠に縛られて、自分のやりたいことも我慢して夫と子供の未来の為にコツコツ生きる生活なんて、今更送れない。

それでも心の奥はただ寂しいと、毎日泣いているみたいだったんだ。

別に、友人達の夫や子供に勝とうだなんて思っていない。むしろ勝てるともこれっぽっちも思ってはいない。ただ、彼女達の生活の中で、私って人間を思い浮かべる時間がただの1ミリもなくなっているんだと思うと、それはそれで悲しいものだった。

こんな矛盾した気持ち、きっと誰にも理解なんてされない。誰かに話した所で、それどころじゃない、子供が高熱出して…旦那がムカツクの、なんて会話に呑み込まれてしまうんだろう。

どうすることもできない、どうしようもない不安に押し潰されそうで、いつも誰かに助けて欲しい!と願うしかなかった。