ありのままの君を愛してる (8/9)






「……美和ちゃんだよ。」
「え?」
「俺の "好きな人" は美和ちゃんだよ!」
「……は?」



湊の言葉に更に驚愕した。


──というか開いた口が塞がらないくらい驚愕した。


「………へ?え?……私?!」
「うん、俺の好きな人は美和ちゃん!」
「………い、いつから?!」


もう動揺しまくって自分がなにを言ってるのかわからない。


ちゃんと正しい言葉は発せられているだろうか。

今は自分はどんな表情をしているだろうか。

変な顔していないだろうか。


そんなどうでもいいことを考えてしまうほどに動揺していた。


「いつからって……。覚えてないけど、たぶん幼稚園くらいから?」
「………え?」



──よ、幼稚園って……。

そんな前から?!うそでしょ?!




湊の言葉が信じられなかった。



「本当!それに俺が自分から抱擁するのも "好き" って言葉も甘えられる女の人も美和ちゃんだけ。美和ちゃんにしかしたことないし美和ちゃんにしかできないし美和ちゃん以外になんてしたくない。」
「……うそでしょ?」
「嘘じゃないよ。俺はずっと美和ちゃんが好き!」
「……じゃあ、1年以上彼女いないのって…」
「美和ちゃんが好きだから。彼女いた頃は美和ちゃんのこと忘れようと思ってヤケになってただけ。」
「………本当に?」



湊が "好き" だと言ってくれるのがこんなにも嬉しいって思うなんて自分でも信じられなかった。


湊のことは "弟" のように思っていたはずなのに…。

いつから自分はこんなにも湊を好きになっていたんだろうか。



「本当だよ。美和ちゃんが好きだよ!」
「……私なんかでいいの?」
「俺、美和ちゃんがいい!美和ちゃんじゃなきゃダメ!」
「……本当に?」
「本当に!」
「お酒大好きで中身おっさんだよ?」
「そんなの気にしないよ。俺はありのままの美和ちゃんを愛してるから!」
「湊…ありがとう。私も湊が好きよ!」
「美和ちゃん!」


湊は私の名前を呼ぶと私の体を引き寄せて抱擁した。


それは甘える時の抱擁とは違い両思いなった証の甘い甘い抱擁だった。





























I Love you as you are
-ありのままの君を愛してる-

-- END --



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