恋人は最強 [4/10]



「…え?誰か水瀬みなせちゃんに何かしたわけ?」


雅之がそう言うと他の奴らは一斉に勢いよく首を横に振った。


約一名を除いては…。



そして、その一名が否定してないのに気付いた雅之が再び口を開く。



「…美都みさと…お前まさか…?」
「……。」


美都みさとは雅之の言葉には何も答えなかった。


「…美都みさと!何とか言えよ!」


何も答えない美都みさとに雅之は声を張り上げた。



「おい、美都みさと!」
「雅之!もうそれ以上は追及すんな!」



雅之の美都みさとへの追及に制止を促したのは一部始終を知っている祐也だった。



「で、でも…。」
「"でも" じゃねぇよ。もう済んだことなんだ。美都みさとがもう二度と葵ちゃんに "何か" しなければそれでいいんだよ。」
「…わかったよ。」


祐也の言葉に雅之はそう答えるとそれ以上は何も言わなかった。




[ 39 / 51 ]

*ページ移動*



*Top*