恋人は最強 [8/10]



「葵!」
「…え?あ、な、なに?」
「心配いらねぇよ。俺は怪我なんて絶対しないしあんな奴らになんて絶対負けねぇから!」



今まで喧嘩で負けたことなんて一度もない。


それが将来性に関してなのかは定かではないけれど。


まあそれはいいとして。




「葵?」
「え?」
「葵のことは俺が守るからな。だから葵は俺から離れんなよ。まあ何かあったら俺を一番に呼べよ!」



俺はそう言いながら葵の側まで歩いて立ち止まった。



「…響ちゃん…わ、私…響ちゃんの傍にずっといる!」
「当たり前だろ!」


俺はそう言って葵の背中に腕を回してそっと抱き締めた。



周りの冷やかしにも気にせずに…―――。






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