危険な学校 [6/26]
暫くして先生は "2年B組" と
「ここが貴方の教室です。
そう言葉を口にした先生の声は少し震えているように感じた。
先生方まで
響ちゃんが凄い存在だなんて未だに信じられなかった。
確かに小学生の頃とは違う感じはしたけれど…
私には響ちゃんがそんなに恐い人には見えないんだ。
──ガラッ。
先生はゆっくりと教室の扉を開けて中に入って行った。
私も先生の後について行き教室へと足を踏み入れた。
すると、私の方に一斉に痛い程の視線が向けられた──と、同時に聞こえて来たのは明るい一人の男子生徒の声だった。
「あーー!!さっきの可愛い子ちゃん!!」
そんな声に驚いて声のした方に顔を向けるとそこにいたのは……。
校門前で私にキスしようとしてきた男子生徒とその隣には最初に話し掛けてきた女子生徒もいたのだった。
「
「まじかよ…。」
二人の生徒がそう言い出すと教室内はまた騒がしくなり始めた。
「て、転校生の
先生は騒がしいのも止めず相変わらずの震えた声で私の紹介をした。
だけど、教室内にいる生徒達に先生の声は届いていないくらい騒がしいままだった。
「まじ可愛いよな!」
「この学校にはいないタイプじゃねぇ?」
「なんか守ってやりたくなるタイプの子だよな!」
そんな様々な声が私の耳に入ってきた。
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