──今は秋斗がバスケ部のキャプテンになった辺りから…。 1 on 1勝負をしていないからどっちが "勝つ。" かなんて定(さだ)かじゃないけれど、1 on 1は俺が最も得意分野で─たとえ今また秋斗と勝負しても勝つ自信はあったりする。 もちろん今から佐々木と勝負する1 on 1も勝つ自信がある。 「…まあ少し手加減はしてやれよ?!お前の本気は怖えからな〜。」 「…わかってる。」 秋斗のそんな言葉を適当に遇(あしら)って俺はコートの中へと足を進めた。 ──いよいよ佐々木との沙結(さゆ)を賭けた1 on 1勝負が始まる──。 [ 57 / 60 ]