Twi log

▽2018/06/07(20:20)

 例えるならば、無色透明。
 一人でいる時の平塚先輩は、まさしくそんな印象であった。それは決して彼女が存在感の無い人間だという話ではないのだが、そこに居るのにそこに居ないみたいな、「私に気付かないで」と言われているような、そんな感覚がするのだった。
「ひらつかせんぱい」
 そう名を呼べば、ふわりと色が着く。
「やあ、次屋さん。いい天気だね」
 おれはまだ、彼女の本当の「色」を知らない。

つぎゃーさんとひらつかさん

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