Twi log

▽2017/09/13(21:11)

 プレゼントはシンプルに、白い薔薇を七本。花屋には何度か訪れたけれど、ひとりで、大切な人のために買い物をしたのは生まれて初めてだった。きっと彼はこのブーケの意味には気付かない。それでいい。これはぼくの独り善がりだ、自己満足なのだ。
「バラの花なんて、どうしたの急に」
「あれ、駄目かな? 何でもない日にプレゼントをするのは」
「いいえ、アーミーからもらえるんだったら私いつだってなんだって嬉しいわ!でもね」
 デリンジャーは受け取ったブーケから一本だけ引き抜いて、こちらに差し出す。白い花弁が頬を掠めた。
「秘かな愛だなんて、寂しいこと言わないでよ」

デリアミ

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