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「じゃあな!また遊びに来いってばよ!」
「ああ、色々と世話になったな」
滞在する予定だった3日もあっという間に過ぎ、ナルトさんとヒナタさん、ボルトくんヒマワリちゃん、それとシカダイくんが駅まで見送りに来てくれた。
ナルトさんがシカマルさんとテマリさんは忙しくて来れそうにないからよろしく言っておいてくれって言ってたってばよ!と我愛羅に話している間に、滞在中結局一度も会えず今しがた初めてお会いしたヒナタさんとヒマワリちゃんに改めて挨拶と別れを言う。
ヒマワリちゃん可愛いすぎでしょ〜〜としゃがみ込んで目線を合わせながら顔を綻ばせているとモジモジと自分の小さなバッグからお花でできた冠をコレ、、と呟きながら私の頭に乗せてきた。ズキューンと私のハートに矢が刺さった気がした。
ありがとうと言うとヒマワリちゃんは微笑んで今度はナルトさんとカンクロウさんと話している我愛羅の方まで行き服を引っ張り超絶かわいい声で我愛羅おじちゃんと呼んだ。
「どうした」
「あの、えーと、、、コレ!はい!」
ヒマワリちゃんの呼びかけに、片膝をついてしゃがみ込んだ我愛羅に私とお揃いの花冠を頭に乗せ名前お姉ちゃんと一緒だよ!と天使のスマイルを向け、それに対して驚きつつ微笑みありがとうとお礼を言う我愛羅に満足したのか、ヒマワリちゃんはタタッとヒナタさんの足元に戻ってきた。
な、なんちゅう可愛いさ、、!
「あのさ、俺もコレやるってばさ」
「俺、じゃなくて俺らだろ、ボルト」
ボルトくんとシカダイくん、二人からだと袋を渡され、中をみるとハンバーガーが沢山入っていた。
雷車の中で我愛羅おじちゃんと食ってくれと。
うう、なんていい子達。
「我愛羅おじちゃんになんてあげない!私が全部食べる!」
「おいお前ら俺の事忘れてんじゃん?、、もう行くぞ、出発だ」
カンクロウさんの言葉で、じゃあね。と雷車の中へと入って行く。
花冠をかぶって、ハンバーガーを持って閉まるドア越しに皆んなに手を振る。
いい里だった。また来たい。
走り出す雷車にまたなー!と大きく手を振り返してくれるボルト君がだんだんと小さくなって行くのを窓からずっと眺めていたい。一生の別れでも無いだろうに涙が滲みそうになるのをぐ、と堪える。
「名前、またすぐ木の葉には来る。そんな顔をするな」
「、、絶対連れてってよね」
次何か用事で木の葉に行く事に我愛羅がなったら私も絶対ついていってやると静かに思った。
「それはそうと、砂までしばらくかかる。着く頃には夜になるだろう。」
今のうちに少し寝ておけ。夜は寝られないだろうからな。と悪戯な笑みを向けながら私に言う。
、、それはこの前の夜の、砂に帰ったらするって話しですか。それなんですか。帰った日の夜にもうしようとしてるんですかあなた。
ジト目で我愛羅を見ると砂に帰ったらしようと言ったのは名前だからな。と。
まあ言ったっちゃ言ったけどさあ、、、。
「、、ハンバーガー食べてから寝る」
我愛羅の横を通り過ぎて既に座っているカンクロウさんにもハンバーガーを一つ渡しながら、帰ったらお風呂入って勝負下着着けなきゃなと思った。
おわり
(力尽きました)