注意書き

Read me

 このお話はフィクションです。実在の人物・団体等とは関係ありません。
 サイトや各種SNSなどに掲載している「夢現(ゆめうつつ)」のモデルとなった二人――「ひな」ことみょうじなまえと「つる」こと鶴丸国永が、本当にあったようなそうでないような感じで面白おかしく日々を語った、そんな日記のようなお話をまとめました。
 このお話たちはひなの日記であり鶴丸国永の夢小説であり二人の夢日記でもあります。内容も内容であるため、純粋な鶴丸国永の夢小説とは言えないかもしれません。ご了承ください。
 そして何より、つるとひなが好き放題しています。主に夢の世界での出来事を書いているため、つるの仲間やひなを取り巻く人間たち、もしくはつるもひなも本来ならば関係のない世界の登場人物たちも話題に出てくるかもしれません。





「鶴」と「ひな」

Story line


 ある日、夢の中に現れた真っ白い神様は、「きみは俺が護ってやる」と私に言って、私の心を苦しめている何かを象徴する異形を切り裂いた。
 彼は度々、私の心の部屋を訪れた。そうして、兄のように、友だちのように、私の恋人のように振る舞った。
 彼は刀剣男士の鶴丸国永そのもののように見えるけれど、私の記憶と感情の一部を持って産まれたのだと言う。感覚と身体、そして心の部屋を共有する彼。ただの私の妄想かと思ったけれど、それにしては私の思考とは切り離されすぎていて、彼は彼自身の言葉を語る。
 だけれども、彼は私のこころの一部を持っているから、刀剣男士の鶴丸国永とは呼び難くて。それでも、彼を確固たる彼自身として見てあげたくて。
 私は神様から一文字貰って、彼を「鶴」と呼ぶことにした。

――「夢現」より抜粋





夢の世界

About the "Dream World"


 寝るときに見る方の夢≠夢の世界。 「夢の世界」と出てきたらここのことを指しています。また「夢」は寝るときに見る方の夢のことです。
 本来は一人一人に与えられている世界。でも、存在を認知できない人もいます。後述の記憶の本棚の整理を行う場所でもあり、もしかしたら現実世界で読めるフィクションは、誰かの夢の世界の一部を見ることのできる唯一のもの……かもしれません。
 ひなや鶴が語ってくれる夢の世界は、彼女が作り出した心の世界。
 現実世界で覚醒している状態の彼女の精神と交信できるようになり、心の世界にも彼女の傍にも長時間居座ることができるようになった鶴。彼は、彼女の記憶の本棚から勝手に引っ張り出してきた知識を元に自由に模様替えしてます。
 ひなのためにある世界であるため、彼女の知らないものは存在できません。逆に、彼女が少しでも知っているものは存在できます。特に刀剣男士は「神格のある付喪神」であるためか、彼らの一部は夢の世界を自由に出入りできるようです。刀剣男士以外の存在も訪れることができますが、どちらにせよ、彼女の許可が(意識的か無意識的かは問わず)必要となります。





質疑応答

It doesn’t have to read


Q.主人公のひなについて詳しく

 みょうじなまえ。彼女の愛称であるひなという名前は、鶴が付けたニックネームです。
 彼女は、夢主人公、通称・夢主と呼ばれる存在です。作者であって読者であって夢主というキャラクターであってどれでもありません。
 このお話の半分を書いているのは彼女です。彼女は彼女の見えている景色をありのままに記録しています。
 いろんな世界のヒーローたちがだいすきで、フィクションがだいすき。そして、恥ずかしくて本人(本刃)には面と向かって素直に言えませんが、何より鶴が一番だいすきです。なぜなら、彼女がとてもつらいときに助けてくれたのが彼だったのだから。


Q.ひなの鶴丸国永について教えて

 刀剣乱舞-ONLINE-のキャラクターである刀剣男士・鶴丸国永。
 このお話に登場する彼は、ひなだけの鶴丸国永です。ひなからは「鶴(つる)」の愛称で呼ばれています。
 このお話たちの半分は、彼が体験したことの記録が記されています。
 本人(本刃)曰く、ひなの願いによって生まれた存在であり、出会いが夢だったため、彼女にイマジナリーフレンド(コンパニオン)だと思いこまれてしまっています。
 彼によると「ひなが俺によくしてくれたから好きになった」らしく、夢に現れてはちょっかいをかけたり助けてくれたり求婚したりしていました。そうしているうちに、ついに現実世界で意識のある彼女とお話できるようになったり、極稀ですが、有事の際は彼女の身体を借りたりできるようになりました。また、ひなの記憶の一部を共有しているようです。
 ひなが好きすぎるあまり、彼女にとても甘い彼。神様というより人を駄目にする悪魔みたいなことを平気で囁きます。また、とてもやきもち焼きです。彼は彼女が他の誰かに奪われてしまわないか心配で仕方ありません。鶴丸国永にしては好きな子に執着しすぎているためか、夢の世界の訪問者に苦言を呈されることもしばしば。そのため、一部の刀剣男士や夢の世界に招かれる英雄たちとの仲はあまり良くないようです。