うとうと
近頃のひなは忙しそうだ。毎月末、つらそうなあの子を見るのは心が痛い。せめて、ストレス発散、というのだろうか、そういうことをさせてやれたらいいなと思うんだが、なかなか上手く行かない。ひなが甘えたになっているのは、きっと現実が嫌で嫌で仕方が無いからだろう。あの子は逃げないのではない。いろんなものがあの子の中で雁字搦めになってしまって、逃げられないんだ。だからせめて、夢の世界だけは。
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