「ああ。今年もよろしく」
「ふふ。鶴と迎えるのは今年で二回目かな? あれ? 去年と、今年と……そうだね、二回目」
「他の連中よりは長い方だからなあ」
「そっかあ……へへ」
「……ひな?」
「鶴とこうして居られるのが、なんだか嬉しくって」
「……ああ。そうだなあ。こんなに傍に置いてくれるなんて、思っちゃあ居なかったからなあ……」
「嫌?」
「その逆さ。きみが俺をこんなにも必要としてくれることが何よりも嬉しい」
「……ねえ、鶴」
「うん?」
「だいすき」
「……きみって奴は」
「わ、ちょっ、」
「……御屠蘇気分の連中を驚かせてやろうと思ったんだが……正月早々、浮かれているのは俺も同じか」