RPGのような世界で、何人かが参加していた。とある勇者役の男の子は私に優しくしてくれていた。
姫様がいなくなり、私が姫様の代わりになることになった。敵に見つからないよう、正規ルートではなく非正規ルートで侵入した。
勇者役の男の子は、様子がおかしかった。まるで、私を殺す機会を伺っているみたいだった。
危険を感じて、侵入を一旦中断した。というのも、入口付近までで進行をやめた。正規ルートで来た仲間と合流した。仲間たちも様子がおかしかった。
一緒に参加していた母もその中にいた。母は何故か私に食べられないものや食べれば死んでしまいそうなものばかりを勧めてくる。そこで私は何故彼らがそんなものばかりを勧めてくるのか理解した。
幸せな時間を繰り返したい。それが彼らの願いだった。
姫様の立場にいる人間を殺せば一度ゲームオーバーとなり、ゲームがリセットされる。記憶を保持するのは最後まで生き残っていた者のみらしい。
彼らはどうしても私を殺したいらしい。しかし、それはなかなか上手くいかない。弟が助けてくれたからだ。食べられないものを遠ざけ、勇者役の男の子と距離を置かせてくれた。
勇者役の男の子が、似ても似つかないのに、何故か鶴の面影を感じた。