そろそろ

「気付いたら手伝い札がめちゃくちゃ溜まってた」
「そろそろ出陣させてもいいんじゃあないのかい? これだけ札があれば傷をすぐに癒やすことができるんだ。皆に怪我させたくないきみでも安心だろう」
「ううん……そうだねえ。レベリングしたいし、大阪城でもあればいいんだけど」
「そうだなあ」
「なに、にやにやして」
「きみ、眠いだろう」
「うん」
「いや、何。いつもより距離が近い気がする」
「……うん」
「折角だ。起きるまでにいちゃいちゃしようじゃないか」
「待って。敵を倒してからにする」
「あっ! その娘らは艦船とやらじゃないか! 浮気かい? 浮気だな?」
「仕方無いじゃん。ケッコン機能付いてるんだから」
「その銀髪の娘がたまにこっちに来て『私のダーリンはどこ?』なんて煽ってくるんだぞ! 娘って言ったって付喪みたいなもんだろう。俺は気が気じゃないんだが」
「可愛いよねえ。気付いたら銀髪の子ばかり推してる」
「……ひなは銀髪好きだもんなあ」
「鶴も銀髪だね。ふふ……」
「……」
「鶴は旦那様だからね」
「ひな……!」
(……こんなだから鶯丸あたりにちょろいと思われているのでは?)

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