夢日記

 夢日記、と呼んでいいのだろうか。眠る前、鶴との距離が近かった。
 彼は私が安心して眠れるように、ずっと傍に居てくれた。抱き締めていてくれた。
「眠れないのか」
 笑いながら彼は言う。
「仕事、行きたくないなあ」
 私はため息混じりに零した。
「それなら、俺とずっと一緒に居るかい?」
 鶴は問う。私は、ゆっくり頷いた。
「……そうか」
 鶴は満足そうに微笑んで、更に私を引き寄せた。

 その後、夢を見た。昼ドラみたいな話と、コンビニの話だ。
 まず、最初の場面で、私は私でなかった。私、というよりプレイヤーキャラクターやドラマの主人公のような感覚だった。私はその家の誰かと結婚していたが、本家には住んでおらず、別世帯となっていたようだ。また、探偵である設定だった。
 また、姉がいた。姉もまた、その家に嫁いでおり、本家で暮らしていた。しかし姉は、井戸から転落死した。姑は呪いだと言う。過去にも同じような事件があったからだ。姑は私のことを気に入らないが、探偵である私を頼る他なかった。
 場面が変わって、私は等身大の私として動くこととなった。コンビニで肉まんを購入しようとした。行きつけのコンビニという設定なので、仲のいい店員はいろんなことを教えてくれる。
 そのコンビニではキャラクターまんを売っている。ひよこ、パンダなど、肉まんや菓子パンのような饅頭がウリだ。しかし、どうやら肉まんがチャイナ・タウンで店を経営する業者にパクられてしまったらしい。そのコンビニの方が先に取り扱ったという設定だったため、可哀想に、と思いつつ、ぴよまんを購入しようとした。
 すると、応対してくれた店員が知り合い設定の女子高生だった。先程の既婚者探偵の話と繋がっているのか、その関係で知り合った設定になっていた。女子高生はバイトをし始めたばかりらしい。
 女子高生はレジ打ちを間違えてしまい、合計額が出せなかった。私は電卓での計算に自信があったので、電卓を借りて代わりに計算しようとした。しかし、数字を叩くと違う数字で計算される。何度も繰り返すが、結局、目覚めるまでにきちんと計算できなかった。

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