「そう? 嬉しいな。猫っぽいって言われることが多いから」
「習性が鳥みたいだと思ったんだ。お気に入りを何でもかんでも巣に溜め込もうとするところとか」
「鶴丸国永のアクキーとか?」
「それだけじゃない。今、きみが持っているそのマスキングテープとやらも、だ」
「うっ」
「また散財したな?」
「……ひ、必要経費!」
「はぁ。駄目とは言わん。駄目とは言わないんだが、きみが買い漁るときは給料が入ったときか、欲求不満で不安定なときだ。さて、今日のひなはどっちかな?」
「やだ! 捨てないもん!」
「駄目とは言ってないだろう?」
「……」
「……おっ、面白いのが混じってるな」
「やだ返して! これは藤森神社限定の鶴丸国永マステなの! だめなの!」
「うんうん、そうだなあ」
「返せー!」
「限定品か。そうかそうか……」
「なんで笑ってるの……怖い……つるこわ……」
「いや、ひなのことだからどうせ勿体無いとか言って使い切れないだろうなあと」
「……否定できない」