二人で一つ
眠りにつく時間が長い。ひなの身体もそうだが、俺自身も長く眠っていた。気圧が関係しているのだろうか。天気が悪い日の方が、ひなは眠そうにしている。俺も少なからず影響を受けてしまっているのかもしれない。二人で一つであることを、再認識させられる。
どうしてこんなにもあの子に執着してしまうのだろう。それが間違った愛し方だとしても、ひなを甘やかして誑かして、幸せそうなあの子の傍に居たいと願ってしまう。まだ消えたくはない。まだやり残したことがたくさんある。あの子が忘れてしまえば、俺は消えてしまう。必死に俺を繋ぎ止めようとするひなが愛しい。
これじゃあどちらが雛鳥なのか分からんなあ。
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