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どうも皆さんこんばんわ!
ふふ、テンション高い?
あ、まず
自己紹介しますね
俺、小山慶一郎(16)です!
まぁごくごく普通の男子高校生です……かね。
実は実は
俺には彼女がいるんだ。
もー超可愛いんだよ?
ほんとほんと!
そうそう 名前はね、増田美雨
っていうんだ〜
今から、俺が美雨と付き合うまでの話をするね。
もー、そんなどうでも良さそうな顔しないでよ!
長くなるけど付き合ってほしいなぁ{emj_ip_0177}
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「慶ちゃ〜ん」
親友の手越が、猫撫で声で俺の名を呼ぶ。
『んー?』
「俺何組?」
『待ってよ、自分のも探せてないのに』
自分の名を、そのボードからは少し離れたところから探していた時、
ふと視界に現れた、小さな黒髪の女の子
目で追っていると
彼女が振り向いて、後ろの友達へ見せた、その笑顔。
『(…うわ……かっわい………)』
見惚れていると
「慶ちゃん!」
『うぉ!はい!何?!』
「何!じゃないよ、何組なんだよ〜」
『なぁ、俺さ…「うわ、あの子超かわいい」
手越の視線の先は____
俺が見つけた小さな子
『……っ、まじかよ』
あー……、
迂闊だった。
「ふふーん、俺ら同じクラスでよかったね〜{emj_ip_0177}」
『はいはい、よかったよかった』
あの子は何組なんだろ……
「あの可愛い子何組だろ」
…………さすが親友。
考えることは同じだわ……
……
そして、多分____
「俺あの子に一目惚れしちゃった」
ほら、やっぱり。
俺もだわ。
『あーあっ!俺が先に見つけたのに』
嫌味っぽく、手越を少し睨み気味に言うと
「あ、慶ちゃんも好きになっちゃった感じ?(笑)」
なんて目元をクシャリ、
笑いながら言う
『うん、一目惚れだな、』
「慶ちゃんがライバルか〜…………楽勝でしょ♪」
『おい、ひどくないかい?』
二人で話しながら教室の扉を開くと
『「……あ、」』
なんて
思わず俺達は顔を見合わせた。
だって、
……あの子が、いたんだから。
既に席についていて、慌てて俺達は名前を確認する。
『「 増田 美雨…… 」』
____
__
残念ながら、俺よりも手越の方が席が近くて
早速話しかけに行ってる。
はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ………
先行き悪いなぁ……
そんな、入学式だった。
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