鎧島感想

ーーーこれは私がカイリューはかいこうせんを受けるため、空手王になるまでの物語である。

【鎧島1日目】

まさかダウンロードで一時間も食うとは思いませんでしたよね。こっちが脆弱なWi-Fiに破壊光線打つところだったっつーの。

ポケモンスナップ楽しみだな〜って思ってる間に何とか日付変わる事なくダウンロードを終え、ブラッシータウンですでに待機していた私は即ヨロイじまに乗り込んでやりました。
あれは今から21年前…チョウジタウンのお土産さんに入った私は、ポケモンが人間に向かって破壊光線をぶちかましているという、衝撃の場面に出くわしました。
倒されていく空手王、顧みる事のないドラゴン使い…カオスの空間は、幼い私に強烈な印象を植え付け、そして魅了した。凄まじかった。このポケモン界で明らかに今やばいことが起きた、そう思ったのは全国のポケモンキッズも同じだったのでしょう。カイリューはかいこうせん事件は全世界で受け継がれていき、そして今日、私はマスター道場の門を叩きました。あの時の空手王の気持ちを知るために、それこそが新たなワタルを知る道になると信じてね。

まぁ嘘ですけど、ワタルへの24年分の愛を背負ってるのは本当なので、軽快な足取りで鎧島に着きました!いきなりキテレツエスパーシャツイン男が出てきて気絶した。初見じゃないはずなのにこの衝撃は何なの?恋でも始まるのか?

セイボリーこの前会った時は全然控えめだったと思い知らされましたね。ルックスは全く控えてないんですが、キャラ濃すぎていつ白目剥いてハンカチ噛み出すか気が気でなかったです。私のような美少女を忘れる意味もわからないし。ピカチュウのシャツ着てんだぜこっちは?記憶に残る可愛さしかないだろ。逆にこっちは忘れたいよお前みたいなやばい男の事など…。
私の圧倒的強さを恐れるところ、小物感を感じてすごくよかったです。私はウテナだと七実様が好きなのでね、その感情を彷彿とさせる姑息なプライド高男で興奮しました。ルックスよし性格良し才能ありの人間を一方的にいけ好かなく思って敵視してくる男、興奮材料しかないですからね。そのうち私を愛する未来が見えるから良い、今は好きなだけ吠えておけって感じ。
というのを冗談で言ってたけど、どう考えても恋が始まる導入でさすがの私も動揺しました。目の敵にしていたあいつの意外な優しさに惹かれ…の未来が完全に見えたわ。危うく夢小説を書くところでした。致命傷で済んでよかった…。
眼鏡曇るところが細かくてよかったです。一緒にラーメン食べにいきたい。

どうやら新入生と誤解されて道場に招かれた模様ですが、いや違うよ、私は空手王になるために自らの意思でここに来てるからな?面構えの違いをよく見ていただきたいわ。
この辺で唐突に、セイボリー普通にでかいな…と思ったらほぼ帽子の高さのせいでした。以上です。

頼もう!つっていざ道場入ったら、いきなり門下生モブの女の子がめちゃくちゃ可愛くて卒倒しました。タイプ!PVの時点でやばかったけどらんま1/2育ちだから吊り目の中華系女子に弱いアルよ〜。モーションもみんなよく動いて良いですね!道場感がある。

セイボリーに雑に牽制されながら入った道場でしたが、とうとう師匠とお目見えしたと同時に、マスタード夢女の道が断たれ、こんにちはさようなら状態、一瞬で走馬灯が駆け巡りました。え…?私下はツクシ、上はナナカマドまでいけるストライクゾーンの広さなんですけど…既婚なんですか…?思えば女将さんって呼ばれてた時点で察するべきでしたよね。若い嫁捕まえやがって…ニノを見習えよ…(とばっちり)
まぁ息子が可愛かったので代わりに楽しませてもらうとするぜ…ワットが欲しかったら…わかってるよなぁ?このぼんぐりをガンテツボールにするんだよ(健全)

マスタード師匠、亀仙人とネテロ会長を足して2で割った感じで強者感ありました。いい加減そうに見えて全てを見通している枯れてない老人、いいですよね。まだまだ学ぼうとする姿勢など普通に見習いたいです。真面目かな?
でも呼び方はマジで事故起きるから気をつけた方がいいぞ。「ちん」って名前でプレイしてたら一巻の終わりだったな。命拾いしたわ。

そして何故かこのタイミングで早期特典の存在を思い出してしまい、話の途中でしたが空気を読まずに着替えて参りました。だってあのダンデの帽子…欲しいじゃん。シンボルじゃん。トロフィーじゃん。
この時ちょうど安室の女がトレンド入りしてたんですけど、私はダンデの女を匂わせてオソロコーデ決めてくるっていうね。ごめんねセイボリー、私一番強い男が好きなの…(で?)
なんかちょっと主人公が被ると大きい印象を受けたから、こんなの本当に彼氏の帽子借りてきたみたいじゃないのよ!って照れてすぐ脱ぎました。何をやってるんでしょうか?ここまで全て妄想です。

気を取り直して第一の修行に入りました。爆走ヤドンめっちゃオモロでしたね。コーナーで差をつける…ッ!
セイボリー道着取り戻してやったとしてもどうせそのキテレツファッションのままだろ!と思いつつ、生き急ぎヤドンを追い、先回りして明らかに正面衝突でしょって感じになりながらも無事三匹ボコボコにしてやりました。
ヤドン戦の音楽良かったですね〜。早くトレーナー戦も聞きたいですな。

ていうか、ヤドンを一人で捕まえたのって私がダンデ以来なの?またそういう…!二人だけの共通点を…!やめて…似て非なる者のカップリングにあまりにも弱いんだから…私を倒したいなら似て非なる二人を連れて来なさい。必ず隙ができるはずよ。

ここまで男の事しか考えてないって本当ですか?と自分にドン引きしながら、第二の試練に挑むべく既婚のじじいと島デートをして、また男の事を考えている自分にドン引きするループにハマりました。逆に他に何を考えたらいいんですかね?ポケモンの事だよカス。
カスなので慣らしの洞穴?BLみたいな名前だな…って揶揄してたら普通に一時間くらい森で迷子になってました。タウンマップを見ろや。

森の中に洞窟とキノコあるのかと思ったら、森は越えなきゃいけないとやっと気付いて、マジックマッシュルームとしか思えないダイキノコを発見致しました。この辺でかなり迷ったおかげで島のマップ結構把握できましたね。天気変わると怪しくなるけど。各エリアがそんなに広くないから覚えやすいのかも。

セイボリー普通に面白いし、何よりジェラジェラしてるところが本当に良いですね。ポケモンじゃなくてあなたがしっとのほのお使えるんじゃないでしょうかね。
ていうか一人称がワタクシだったの今気付きました。ゲー…チス…?うっ頭が…!
ぶっちゃけキノコを巡って戦いたくなどなかったですが、勝利のキノコをもぎ取ったあとに道場の前で金の玉を拾ってしまったのは何だったんですか?キノコ見つけた帰りに金の玉見つけてしまう私の気持ち考えてよ。
複雑な思いでしたのでダイスープ飲む気に全くなれなかったんだけども、頑張ってキノコ見つけてきて泣くセイボリーがとても良かったのでいただきました。自称エレガント男が泥にまみれるの興奮するからな。

スープ飲んで興奮したところで、ついにマスタードに呼び出しを喰らいました。お前…男の事を考えるためにこの道場に来たんか?と怒られるかもしれません。
既婚じじいと二人きり…何か起きるはずもなく…と思ってたらセイボリーもいてすっ転びました。この空間キャラが濃すぎる。スープだけでお腹いっぱいなんだってばよ…。
どうやら最後の試練、二人には殺し合いをしてもらいますというシンプルイズバトルロワイヤルな内容のようですね。バトロワパロ世代の私には正直勝機しかありませんので、男の事しか考えてない舐めプでも圧勝は確実でしょう。

しかし、私が来てからセイボリーが本気を出し始めた、という台詞には昂らざるを得ませんでした。
初めて本気になる相手を見つけた…?出会わなければ殺戮の天使でいられたということ…?一万年と二千年前から、何事もそつなくこなせる男が初めて勝てない相手と出会って執心するカップリングが好きなんで軽率に萌えました。洞窟を走り回ってキノコを見つけた時のセイボリーの涙…確かに美しかったもんな、きっと私という純粋で強いトレーナーと出会った事で心が洗われ、真っ当なライバルとして立ち向かってくれる事でしょう。

と思ったら堂々たる不正!!これには男のことしか考えてない私も、カスめ!と叫んでしまいました。萌える!とも叫びましたが。
師匠の話を聞いた時のセイボリー、確かにあの時から普通にやっていては私に勝てない事をわかってた風でしたもんね…何としても勝ちたいと不正に走るほど、彼には心に抱えた重いものがあり、そして私の強さを脅威に感じているという、二重の萌え。相手の負の感情を増幅させる主人公の純粋な強さ、これはカップリング足り得ますでしょ。まぁ私はただ戦うだけなんですけど。カップリングって一方的な感情だけでも成立するから最高なんだよね。
特に言及する事もないまま順調に勝ち、久しぶりに見たダイマックス爆破はやっぱ爽快でした。最大15アングルくらいから見れるようにしてほしい。

汚い手まで使っても勝てなかった時の男の諦めの顔、一生眺めていられます。3Dプリンターで胸像にして飾りたいです。
ていうか主人公のこと若くて才能もある…って言ってたけど、お前いくつやねん!最高でも二十代前半かな…と思ってましたがアラサーでもおかしくなくなってきた。アラサーの男が美少女に不正働いてジェラジェラしてたとしたら話は変わってきますよ!より萌えるという事です。通報しました。
師匠もちゃんとセイボリーのこと見守っててよかったですよね。という事はやっぱ私が男の事しか考えてないのもお見通しなんでしょうね…大変申し訳ございませんでした。この道場に来た動機も冒頭の通りです、心の底から反省致します。
秒で改心したセイボリーもよかったよ。根底に真っ当な気持ちがあるから反省できるし、自分をわかってくれる人がいる限りより良い人生を歩んでいける事でしょう。性格のやばさは天性のものでしょうけど。やばいぞ本当に。本当だぞ。
告げ口しない、を選んだから、きっと私の優しさに完全に堕ちただろうな。毛嫌いしていた相手を認めて恋に落ちるパターンなのは駅で出会った時からわかっていた。お前よりサイキッカーの才能があってごめん…許せサスケ…リーグカードは普通に泣けたよ…ビートと微妙にキャラ被っとんねん…。ヒステリックキテレツボーイが多いのはいい事ですよね。

というわけで人見知りクマもらいましたー!ちょろちょろするの可愛いですね。
とか思ってたらまさかのつつつ連れつれつつ連れ歩きだー!!!

神。
ポケットモンスターは、神。


【鎧島2日目】

連れ歩きが神であることを噛みしめながら昨日は眠りにつきました。ピカチュウ版でその素晴らしさに触れ、金銀リメイクで痛感し、ポケGOなどでもその意志をしっかり受け継いでいましたが、ここにきてまた神機能に出会えるとは思わず正気を失いましたね。
早速カビゴンを背後に従えたんですけど、巨神。ウォールマリアを破ってきたかと思う迫力に震えました。地響きを轟かせながら島を歩きたいと思います。

ここから怒涛のレベル上げしつつ鎧島観光に明け暮れました。一周するとまた出てくるポケモン違ったりして楽しいな!ボールが秒でなくなりました。図鑑集めつつレベル上げられるのが本当に最高。ディグダ探しもはかどるわよ。
髪型変えたいと思った時に、ワット渡してヘアメイクさん呼んでくれたのが神展開でしたよね。
ミツバさん…相談なんだけど、一億ワット渡したらおたくの息子さんをくれたりはしないんでしょうか?闇取引を持ちかけながらハイドに手を出し、中にたっぷりぼんぐりをぶち込んでやるぜ…へへっ…とかやってたせいか全くガンテツボール出なかったですね。今後は清らかに生きていく事を決意。

その辺の花とかもディグダに見えてきた頃、途中で飴を使ってレベル上げたらいいのでは?と気付き、ドーピングに走りました。一応自力で60までは頑張ったからいいでしょ、絶景も見て絆も深まった事だしね!あの入り江の美しさを見て誓った。この清らかな気持ちを忘れず、正しい心を持ってダクマと向き合おうと。自然溢れるこの島で、初心を忘れずやっていこうと。
私の初心、それはワタル。ワタルのように、困った人やポケモンを放っておけない正義感溢れる善の人間になるんだ。

そんな私が選んだのはそう、悪の塔ですね。

いやそりゃそうだろ、こっちはカイリューはかいこうせんを受け止めるために空手王を目指してんだぜ?あの時ワタルが破壊光線を放った理由を思い返せば明白。あの空手王がロケット団に加担してたからだよ!つまりは悪!これ以外に正道なし!

ワタルがカイリューはかいこうせんを撃ってくれるなら、僕は悪にでもなる…。中島みゆきの名曲を流しながら、私はダクマと共に塔へ登りました。迷いはなかった。どうせ剣で別の塔に登るから。経済力こそが正義であった。
塔登るたびに階段のところでダクマが引っかかるから、も〜しょうがないな〜って迎えに行く私、今日一幸せな顔してましたよ。連れ歩きは神なんだよ…人を幸福にするんだよ…。

70あれば順調って言ってたからとりあえずそこまで上げましたけど、確かにちょうどいい感じでしたね。ちょうど良すぎてギリギリのバトルを展開してしまってハラハラでした。
そろそろ出るかと思ってましたが最後に師匠が待ち受けてて念願の一騎討ちです。
「チミなら悪の塔を選ぶと思って待ってた」と言われましたが一体どういう意味なんでしょうか。見るからにワルってこと?うるせぇな、男たぶらかしてるだけだよこっちは(悪)

ここでまさかのマスタードがフォルムチェンジして、マジで音を置き去りにしそうな姿になったから、もしかしてリアルファイト…?と思ってびびりましたよ。1万回の感謝の正拳突き喰らわせられたらどうしよう。特にそんな事はなかった。
正直めっちゃギリのクマ対決でした!直前にオボンの実を持たせていなければ即死だった。己の采配に震えた。ユリ熊嵐を視聴済みだったことも功を奏したかもしれない。
既婚でなければ全然アリだったな…と本気のマスタードに性懲りもなく興奮したところで、共に空手王目指して切磋琢磨したダクマがついに進化する事に。私は何も成長してないってのにポケモンはどんどん強くなるからスゲーよな。まぁ私もストライクゾーンの拡張という意味でなら日々成長しておりますが…。

あんなにちっちゃかったダクマがこんな立派な悪人になって感極まります…必ず急所に当てるとか圧倒的悪。このタッパならカイリューはかいこうせんをまともに食らうことができるでしょう。長かった…衝撃の1999年から21年の時を経て、念願の空手王に手が届く事となりましたよ。これでいつワタルがガラルに来てもいい。え…来な…い…?カイリューいないから…?私は何も気付かなかった。以上です。帰ろう。

進化したせいで連れ歩いてるサイズ感が一気に変わってびびりました。お前誰や!?ってウーラオスに思わず言ってしまいましたね。背後から二足歩行の悪人ついてきてたら誰だってびっくりするだろ。当たり前だよ。
不意に主人公放置してたら、あつ〜い…みたいなリアクションしててめちゃくちゃ可愛かった。たぶん後ろにでかい熊がいるからだよその暑さは。

あとはウーラオスがキョダイマックスして本気のマスタードと戦って終わりかな!と油断して道場に戻った私、ここから怒涛の狂気でした。頭がおかしくなっていくのでご注意ください。元からおかしいですが。

ただいま〜つって帰った瞬間、見慣れた後ろ姿が私を振り返り、微笑み、そしてあの音楽が流れ、全てを思い出しました。ハロンタウンからの旅路を…あの血と汗と涙と剣と盾の結晶を…ずっと隣にいたのは誰だったのかを…。

ほ、ほ…。

ホップ!!俺だ!!!
空手王だーーーー!!!誰だよ。

いやマジでびびったー!戻って道場開けたらホップいて、ピカァ!!?って声が出たもん。私の口から大谷育江飛び出してきたもん。もういいよ、私はポケモン、私はホップの犬よ。腹だって見せるわよ。涙さえこぼれてきました。もしかしたらホップに会えるかもしれない…って昨日の夜フェイスパックして寝た私の純情が報われた瞬間でしたね。

ホップに開口一番「おかえり!」って言われたとき、そういえば結婚してたかもしれんな…って思って、記憶を呼び覚ましました。
私はチャンピオン、ホップは研究者、前みたいに頻繁に会える関係ではなくなってしまったけど、道は違えど私達はライバル…いつだって互いの存在を身近に感じながら、あいつも頑張ってるから負けられないなって、毎日意識して過ごしていたよね。そんな二人が惹かれ合っていくのは自然な事だったのでしょう。時には剣となって道を開き、時には盾となってお前を守る…私はあの森でそう誓ったんだ。その証拠にホップの左手薬指には、銀色に輝くささやかなリングが…。
なかったですね。夢だったみたいです。

長い夢を見て悦に浸る私でしたが、そういえば今道着にダンデの帽子被ってる状態だった事を思い出し、ち、ちが…!これは違うの!って不倫の言い訳をする奴みたいな態度を取ってしまって焦りました。兄弟間のNTRは本当全てを失うから最悪なんでね、つまり最高なんですけど、一応脱いどきました。邪まな心はあるんで。

キョダイマックスの方法二人で一緒に考えて探してね!って言うマスタードちん、完全に私とホップが自カプだとわかって頷きました。こっちは伝説のポケモンにさえ自カプ認定されてるからな。公式カップリングと言っても差し支えないので、再びホップと冒険するのは至極当然の事だったのでしょう。他の人とは違うんですよホップの特別さは。
てか雪原の方だとソニアと一緒に行けるのかな?それも楽しみです!牧場物語みたいに全員と付き合うぞ!(公式カップリングはどこへ?)

ホップの登場で完全に記憶飛びましたが、次なる目標はウーラオスをキョダイマックスさせるため、ダイキノコに代わるダイミツを探す事らしいですわ。
「粘り気が強い蜜」という邪まな思考を持つ者が聞くと心が汚れるような単語をホップに言わせた罪は重いですよ。ありがとう。無罪です。

またホップと競争できる喜びを噛みしめ、私はめちゃくちゃに迷ったってのに私より先に森まで到着しているホップの有能さを痛感し、さらに愛おしさが加速。蒸し暑い森で二人きり…(ウーラオスもいます)何も起きないはずがなく…(ウーラオスもいます)という状況もよかった。大自然さえ私達を祝福しているような気がします。もちろん気のせいです。

小さなチュリネが私とホップをパパとママと勘違いするイベントは神でしたね〜!(捏造)ニヤついてたせいで途中ドレディアとはぐれた時に本気で反省しました。恋は盲目って…こういうこと…?
なんとかドレディアと合流し、チュリネをママに会わせてあげるという善行をしたところで、蜜を入手しました。人とポケモンが助け合う姿の尊さに感銘を受けた私は、今度こそ男の事ばかり考えて生きるのはやめよう、悔い改めよう、と誓います。本当ですよ。
ペロッ…これは青酸ミツ!ってなるホップよかったです。残念ながらダイミツではございませんでしたが、まだホップと一緒にいられると思ったらそれはただの最高。気を取り直して一緒に頑張ろう。もちろん純粋な気持ちでね。

初めてポケットモンスターに触れた幼い頃の気持ちを取り戻した私でしたが、いきなり私の頭についたカジッチュの蜜を舐めるホップというCEROレイティングを間違ったとしか思えない展開が来たことによって、全てが狂いました。怒涛のやり取りに感情が追いつかず、は?と何度も画面を見ては、変わらない事実に衝撃を受けます。

え?そんな…このご時世に、私の頭に落ちてきたカジッチュの蜜を、ホップが舐めたっていうのは本当なんでしょうか?余程の関係でなければ絶対にできない圧倒的濃厚接触、美少女の上に蜜が滴り落ちるだけでもすでに興奮ダイマックスなのに、それを躊躇いなく舐め…ハーーーー(深呼吸)
もういいです。私がプレイしてるのはポケットモンスター男です。ありがとうございました。

開き直った私は強かった。ビークインの蜜をもらおうと素手で大木を揺らし、ウーラオスいらずの腕力を見せつけます。これには当然ホップも腰砕け、違った腰抜かしますよね。インテリ街道を進むホップと空手王になっていく私との差が如実に出ていてよかったです。

せっかくホップと頑張って探したダイミツを使わないわけにいかないですから、しっかりウーラオスに飲ませて師匠とぶつかり稽古しました!愛の力でボコボコにしてやりましたよ!私の手持ちと相性よかったみたいで本当にボコボコでした。強くなりすぎた。
みんなが師匠が負けて驚いてる中で、ホップだけが笑顔で私の勝利を確信してたのが本当にもう〜〜愛した。私達が積み重ねてきた愛、信頼、好敵手、友情、などが詰まっている最高のワンシーンだったな…。大好きだよホップ…兄貴の帽子はお前の見てないところで被らせてもらうな…(謎配慮)

次への伏線みたいなセリフを残して無事完結。
でもやる事はまだまだたくさんあるぞ!何よりこれからホップと一つ屋根の下で…俺の夏は終わらねぇ。


【鎧島3日目】

セイボリーのレアカードで完全に気が狂った。やっぱり男は可愛げあってこそよね。以上です。

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