※遙かなる時空の中で3のネタバレ感想です。
※2018年は愛蔵版プレイ時の感想、2025年はultimateプレイ時の感想です。2004年にPS2もプレイ済み。
※老若男女森羅万象あらゆる血縁関係に興奮する性癖があります。
※順番は2018年時の攻略順です。
【将臣】
・2018年
一緒にいる時くらいお前を守らせてくれって神妙な顔で言われた時、俺は一生夢女でいい…そう思ったんだ。かっこよすぎだろ草。遙かの三木眞いつも演技がいいんだよな〜。こういう恋愛メインの人生じゃない男がデレていく事でしか得られないものがあるよね、まぁデレないんだけどさ、恋愛メインの人生ではないから。
九郎と並行してやってたけどいつの間にか将臣ルートになっていた。決められないからちょうどよかった。やっぱBASARAを彷彿とさせる王道で熱いシナリオがオタクは大好き。還内府に苦しめられた源氏の気持ちも、大事な幼馴染と会いたいっていう神子の気持ちもしっかり描かれていて良かったし、だからこそつらかった。源氏として戦うって覚悟決めた時に絆の関開くのがこの上なく熱い。敵同士になっちゃったけど、大事な人を守るために戦う将臣の気持ちがわかりすぎるほどわかる神子が、「こんなに将臣くんを近くに感じた事ないよ」って言う、このセンス。あまりにもネオロマンス。
最後の最後に告白があるのが奥ゆかしき遙かなる時空の中での良さ。安売りしない男にこそ価値がある。後日談でリップ音が聞けるのはこの男だけ。
・2025年
清盛は自分を拾ってくれた恩人なのに、怨霊になってから将臣である事を忘れて死んだ息子と思い込んでしまっている姿に切なさを覚える将臣…悲しかった、天を仰いだ。
平家の将ではなく、八葉として過ごしている時でさえ戦の凄惨さを目の当たりにして、戦を終わらせなければ何も終わらないと再確認する将臣…自分だけが楽しく過ごせればいいとは思えない心根に胸打たれる、だからこそ対立してしまう…愛ゆえに愛するものと戦わざるを得ない、なんというシナリオか。
五章で和議が成されないの、頼朝と政子が無下にしたせいだけと思ってたけど、和議の条件の三種の神器返還がそもそも無理という平家側の事情が描かれる事で、いずれにしろ和議は難しいと思わせる説得力がすごい。しかも和議を成したところでそれは束の間の平和だろうと源氏も考えているという非情な現実。それでもその束の間の平和さえももたらしたいんだよね…。この辺のやり取りがある事で大団円エンドがまさに大団円であった事が強調されるから恐れ入る。神子が運命を上書きし続けた事、すなわちプレイヤーの努力が実を結んだという実感があるのも良い。
戦を終わらせるという将臣くんの願いを叶えるため、還内府を封印するんだ、と決意を固める神子のね〜このすれ違いがこのルートのアツさだよね。初めてお互いの正体に気付いた時、夢でもらったオルゴールが流れるの、せつね〜。
還内府が将臣だった事について九郎が譲に「お前は兄弟だろ!聞いてなかったのか!」って詰めるの、お前が言うなすぎた。いや九郎は兄上に信用してもらってると思ってるからその発言なのか…( ; ; )
将臣が還内府だったこと、還内府に源氏が苦渋を舐めさせられて穏やかではいられないこと、神子が将臣を想うこと、誰も悪いわけじゃないの…って言う朔で泣けたな。神子もたまたま最初に源氏に出会っただけで、将臣もたまたま平家に拾われ大切な人達ができた…変えられぬ運命のいたずらで立場が違ってしまった、それだけなんだよね。でも神子と戦わないために一度は平家を捨てたんや将臣は…神子のことも大切だから…でもやっぱ平家を捨てられない、神子も将臣くんと行きたいけど源氏を捨てられない…敵対する二人の同じ思い、このルートの醍醐味すぎる。何も知らない頃の将臣を神子が説得しようとするけど、将臣が平家の人達を大切にしてる事を知ってしまって、自分にも源氏に大切な人達がいる状況は同じだからと覚悟を決める神子…お前は強い女や。兄さんは一度決めた事は曲げる人じゃないとわかってる譲もよかったな。散々逆鱗を使って運命を変えてきた神子が、逆鱗を使っても変えられない運命や人間の意志を思い知るのもよかった。運命を変える!の思いで今までやってきたのがここにきてアンチテーゼを突きつけてくるのが遙かの奥深さやな。
マップ移動して二秒で知盛と戦闘になるやつ草だった。「早速で悪いが…」「え?いきなり?」シュウウウ〜は草。このルート鉄鼠より先に惟盛倒すの斬新だった。怨霊使いが「行け鉄鼠!惟盛殿の仇を討つのだ!」って言った時、惟盛が鉄鼠は可愛がってたのを思い出してなんか泣けちゃったな。
この苦しみは将臣くんと同じ苦しみ、こんなに将臣くんを近くに感じた事ないよ、誰よりも近く感じる、の神子の独白やっぱり好き。神子と将臣を割いているのは平家と源氏なのだから神子が自ら将臣を断つ事はないと、捨てた懐中時計を渡してくれる敦盛よかった。将臣が還内府なこと知ってたのに黙ってたこと気にしてたんだろうな…こういう繊細な描写が沁みる。
後日談泣いた普通に。前も見たはずなのに。
他ルート走ってる時、将臣くんどうして平家の人に詳しいんだろ?って言う神子に、何すっとぼけとんねん!って思ってたけど、将臣ルートをクリアする事で神子の中で将臣が還内府と更新される事にその後のルート走ってて気付いた。いつも序盤に攻略するから気付かなかったんや。
裏熊野のとき、今平家はいつ後ろから刺されてもおかしくないくらい危うい状況なんだから神子を巻き込むなと知盛を叱る将臣とか、神子殿が院に気に入られると困るか?と知盛にからかわれる将臣とか…もしかして将臣くんって神子のこと…好き…!?と思わせる絶妙なこの加減が最高なんだよね。
【九郎】
・2018年
「兄上!どうして会ってくださらないのですか…」の声は何?私の性癖を知っての狼藉?関智は一生弟役をやってればいいのかもしれない。
許嫁だって言って法皇から庇ってくれるイベントは何回見てもいいぜ。許嫁ってどういう事ですか!って言う譲の声がガチギレでいつも本当に笑う。
鵯越の逆落としのところ「俺に命を預けていいんだな」って言うのよかった〜なんか信用を得て得られてな関係になった感じがするんだよね〜。
久々に遊ぶと九郎は頼久とは違うタイプの真面目で堅物でちょっとズレてる男で、やっぱそういう男から逃れられない運命なんだな…って、ネオロマンスに性癖握られてるんだな…って思ったよ。どっちも弟属性なところも恐ろしいよ。
九郎ナチュラルに処刑されるからあのジャケ絵が正しい事がわかりすぎる。
神子の方が自分の気持ちに気付いて、九郎さんは仲間としか思ってくれてないんだろうな…って落ち込んで調子出ないの可愛かったな。心底忘れるけど神子、高校生だったな。何もかも強すぎてて認識おかしくなるわ。
戦が終わったら兄上に必要とされなくなるかもしれないと思うと怖い…って泣き出すのは何?サービス?急にメンヘラになるじゃねーかよ。にしても許嫁の伏線が途中もラストもずっと生きてたのよかった。
・2025年
7年振りにやったら九郎の処刑のところ悲しすぎた。たとえやり直せるとしてもさぁ…その時の感情は本物だからさぁ…。
弁慶にも朔にも恋路の手助けされてる神子よかったな、神子も九郎も可愛がられてるな。
戦場にしか居場所がない、戦が終われば自分が兄にとって新たな火種となってしまうかもしれないと、戦場だけが兄上と共に歩める道だと気付ている九郎…それでも前を向いて進むしかない九郎…悲しいほど愛おしいな…。終章も敵は平家ではなく、九郎を亡き者にしようとする頼朝というところが九郎の物語って感じだ。神子と出会って兄から切り捨てられる事を恐れなくなり、兄を乗り越える事で完結する図。戦場だけが戦いではない、兄弟の確執を乗り越える戦いもまた戦いなのだというメッセージ性の高さ、個を大切にする遙からしいシナリオでよかった。ていうか鵯越の時の「俺に命を預けていいんだな」がラストの「俺に命を預けてくれるな?」に繋がるの良すぎる。
九郎の兄へのビッグラブとは裏腹に、頼朝的には九郎が邪魔になっていくというすれ違い…兄上は俺なんて必要としてないんじゃないか?と考えてしまう自分さえ許せない九郎の健気で潔癖的な思考。神子が頼朝に「九郎さんはあなたを信じられない自分のことを責めてた」って言うセリフ好きなんですよね。対照的な兄弟を際立たせる、思わず立ち上がってしまうような名台詞。頼朝より九郎のことを理解している神子に九郎が心開くのも納得の名シーン。
九郎ってどのルートでも悪いと思ったらすぐ認めて謝れるの偉いよね、まぁすぐカッとなるせいだけどね。他人のルートで輝きすぎて本人のルートで言う事があまりないの面白すぎるだろ。
【銀】
・2018年
銀に会った時、知盛と似てて困惑する神子よかった。あの人じゃない…って言い聞かせるくらい知盛のこと気になってたかよ?という感じでしたが、そりゃ毎回毎回戦って葬り尽くした男がイメチェンして出てきたら気にしない方がおかしいという結論に至った。
伏し目がちの立ち絵いいですね。知盛が強烈すぎてあれだけど、銀も普通に強烈な性格でいいんだよな。ヒノエも引くレベルのストレート求愛。神子への愛の言葉だけで辞典ができそう。
川の水飲むのに慣れてる神子様勇ましすぎた。戦場がお前を変えたか…っていう知盛の言葉をこの場面でこそ痛感したわ。でも間接キスを意識する初心さも持ち合わせているところがこの神子の良さ…なんですよね(後方腕組み)
この人は知盛じゃないってなる瞬間、よかった。神子の中で完全に別人と判断された時、神子と銀の物語が始まるわけですよね。まだ本当はどうなのかわからないのに確信できる神子、幾度も剣を交えたからこそわかるものがあるとでも言うのだろうか。もののふですよもう。
命令だからお守りしていた頃と、神子を慕い始めてからの台詞の違いが大変よろしい。強制BAD前のストレートな告白よかった…これから何かが起きる予感も含めてドラマだった…。特に何のヒントもなくBADになるから初見だとビビるわ、いや初見じゃないはずなんですけど?
遡って二章の十六夜の君からやり直すの、ハウルの未来で待ってて感あった。やっぱ最後まで行ってから最初の伏線回収するのってアツイんだよな。神子のピンチに死んだと思った銀がやってくるのもアツイ上、呪詛だからこそ逆鱗の力が働かずに神子を守れたのも素晴らしいシナリオ。どれだけ傷付いても神子の元に駆け寄る姿は普通に胸打たれる。つい泰衡を呼び捨てにするのもよかった。遙かたまにFDで追加キャラ出してくるけど、既存キャラに負けぬ良さを毎回出してくるからすごい奴だよお前は。
・2025年
進めても進めてもヒントに今は新しい運命を進もう、しか出てこず、こいつはいつ現れるんだと期待値を上げまくっていたのに全く裏切らない登場をする銀、満を持して感がすごかった。
川の水を飲もうとする神子を止める銀に、戦場ならもっとすごい川の水を飲む事もあるから別に大丈夫だけどな…と思う神子、腸もメンタルも強い。
雨宿りのイベントなどわざと知盛を彷彿とさせるミスリードの数々で、銀という謎めいた存在にプレイヤーを引き込む手腕が光っている。このミステリーがすごい2005年受賞済みか?将臣と敦盛の反応も、プレイヤーには知盛の事を指していると思わせてきて見事なもんや、恐れ入る。
いろんな共通点からこの人は知盛なんじゃないかと考えていた神子が、知盛はこんなに澄んだ悲しい目をしないという理由で、この人は知盛じゃない、と確信するところが熱い。BGMも変わるし。一緒に舞おうとも知盛の戦場を求め続ける本質は見誤らない神子…街を燃やしてしまった事を忘れられない銀とは裏腹に、京邸に火をつけた知盛はこんな目はしないとわかっているのね。思えばあの火災から全ては始まったのだから、知盛に命を奪われた神子達が、今度はどの運命でも必ず知盛の命を奪う側に回り、何気に因果めいているのがいい。どちらかが死ぬしかない運命だったのを断ち切り、知盛に始まり知盛に終わる構造となっている遙かなる時空の中で3十六夜記。神ゲーすぎる。いつの間にか知盛の感想になっている。
自分自身が呪詛だったせいで神子を苦しめていた銀が、呪詛だったおかげで泰衡が逆鱗を使えず神子を助けることができたの、素晴らしいシナリオとしか言いようがない。こういう展開上手いな遙かは。怨霊だったおかげで神子を救えた敦盛的な。マイナスをプラスにする力がすごい。
肉体ではなく魂に染みついた呪詛が神子の力で祓われた時、魂だからこそ神子の優しさや強さや清らかさで浄化できるのがめちゃくちゃいいんですよ。他の誰でもない、神子の神子たる精神だからこそ銀の魂が救えたんですよ。エモすぎるだろ。挙句に「あなたは穢れてなんかいない、最初からずっと綺麗だったんだよ」と話す神子の洗練された姿といったら…。銀も綺麗な心の持ち主だったせいで政子に付け込まれたようなもんだし、清らか&清らかルート、清涼感しかないところが穢れによって際立つのが上手いところなんですわな。
強制BADになる時の神子と銀のやり取りとかも良くてさ〜あれがなかった事になるのももったいないよね〜。いや神子の中ではなかった事になどならないのですが。なんかドラクエ11のベロニカが生き返る事には代えられないとはいえこれまでの仲間達との絆がなかった事になるのは果たして正しいのだろうか…という切なさに似ていた。
【景時】
・2018年
地の白虎、前作までいかにも井上和彦なキャラだっただけにここにきてヘソ出し自己肯定感底辺メンズが現れて衝撃だった。でも術を使う時にいかにも井上和彦な格好良さが全面に表れてそれもギャップでよかった。
人間味があっていいですよね景時。葛藤が描かれて味が出るのは大人キャラの特権。
神子のピンチに駆けつけて、この子は大事な人なんだって啖呵切る景時かっこよすぎて草。このルートいつも泣きながら景時を置き去りにする九郎で性癖を揺さぶられるからそれ以外の記憶が飛びがちなんだよね。いい加減にしてほしいね。
このルートも運命遡るタイミングよかった。自ら囮となって死んで武功を上げた景時の直前からやり直して、陰陽師としての力で敵を翻弄する作戦に切り替えるっていう、自信のなかった景時が生死それぞれのルートでなりたかった自分を回収しているのがすごい。でも本筋は後者の方だから、効率的合理的な景時の生き方は間違ってないと思わせるシナリオのすごさが光る。輝いている。景時さんの嘘はわかるんですよっていう伏線めいた神子の台詞が何回か使われるのもいいぜ。
このルート一番の目玉はやっぱり「あなたを信じてる私を信じて」の神子だよな。そりゃ何も言えんよ景時は。何者だよ神子。これが若さかよ。最終的に俺が何回も嘘ついた事を知ってるのにそれでも信じてくれたってとこに繋がるのが泣ける。
最終決戦のパーティに景時いないけど「景時さんの戦いはまだ続いてる」って神子が言うから、離れてても別のところで戦ってる感あって良かった。黒龍の逆鱗も持ってるって嘘ついて頼朝を騙すところも、散々苦しんでついてきた嘘で最後は逆転できて、本当に全てを回収して景時の人生を肯定したと感じさせる神シナリオだった。私も遙かにオタク人生を肯定されるシナリオ書いていただきたい。
・2025年
大勢の敵の中引き返して神子を助けに行く景時普通にメロかった。それまでプレイヤーにダメンズと思わせておいて、やる時はやるんだと印象付ける我妻善逸的な跳ね上げ方が面白かった。
本当は臆病で童心に溢れて戦いたくなくて全部中途半端なんだと本人は思ってるけど、でも守るべき者のためには腹括れるから全然半端ではないんだよな。どっちかと言うとガンギマリな方なんだよな。九郎は潔くかつ泥臭さを見せて人を引っ張って戦うタイプだけど、景時は合理的に効率よく戦うタイプだから、コスパタイパ重視の令和には合っていると思う。でも令和じゃないからそういうのは好まれない…しかし正々堂々できないなら自分なりに戦うしかないと感じている点はやっぱり本質はガンギマリタイプなんじゃ?と思わざるを得ない。
何度でも言うが、景時を犠牲にしなければならない時の「わかってくれ!わかってくれよ…!」の九郎がつらそうで本当につらくて性癖に全刺さりでつらいんだ。景時ルートの九郎って景時の方が兄上に信頼されているというジェラシーに駆られてイライラして、でも最後にはそれを謝れるところも含めて景時に甘えている弟属性を感じられて興奮なんだよな。同時に九郎が拗ねると景時いつもフォローしなきゃならなくて大変だな…という気持ちも芽生える。しかし俺の萌えのために頑張ってフォローし続けてほしい。
景時が一人残って犠牲になる気だと知って、それを止める神子とのやり取りを「話は聞かせてもらいましたよ」つって出てくる弁慶なんか面白かったな。ラスボス?
完全に忘れていたが景時ってこんな重い設定だったっけ?頼朝に逆らえず、家族を人質に取られ、何度も暗殺に手を染め、いつか大切な人をも手にかけろと言われるかもしれない恐怖から逃げ出したいとか…銃を作ったのも安全なところから手を下せるようにするためだとか…そんな独白忘れて純粋に驚いちゃったよ。九郎で萌えすぎてるからさ。あの縋りつきシーン有名なのに九郎のせいで記憶から飛んでた。いい加減にしていただきたい。
今まで頼朝に言われるがまま手を下してきた景時が、初めてそれに逆らって一緒に逃げようとなるの、神子を想うゆえに限界を迎えるのがまたいいですよね。神子を殺したくない、でも頼朝様には逆らえない、逃げ出してしまいたい、この葛藤を描いて光るのはやはりアラサーからですよ。
でも逃げるような神子ならあなたは好きになっていないですよね???って話。自分を信じられないならあなたを信じている私を信じて、って言う神子やっぱり凄すぎる。一周目だよね?この運命。景時が本当は強い人だと心から感じていないと出てこない台詞。運命を変えるという強い意志がないと絶対出てこない台詞。もののふやん。忠度殿も唸るやん。それで本当に景時なら乗り越えると信じて身を任せる神子、この運命は一周目なんだよね?私は三周目だけど本当に驚くよ。
景時が神子を撃った時に号泣してくれる朔にこっちが泣いた。何度も自分を信じてくれた神子を信じる事で、頼朝への恐怖を克服した景時、熱いよ。嘘とハッタリだらけの人生に負い目あったけど最後に嘘の力で頼朝を退けるのやっぱいいシナリオよな。景時も九郎も最後の敵は身内なのがせつね〜ところよな。平家はあんなに結束力強いのに、源氏の心はバラバラや。
【譲】
・2018年
ネオロマには時々料理への執着を感じる。誰かの趣味なのか、生きるとは食べる事なのか…。
一見ただのヤンデレの壁ドンに見えがちだが、それまでの積み重ねからの爆発なのがちゃんとわかるから良い。ただでさえ兄と神子の関係にモヤついてる上、先輩がみんなの神子と化していく事への焦燥感、挙句に約束を破られたというコンボが完全に決まっている。この壁ドンイベントあんまりネオロマらしくなくて新鮮だったな。春も夏も秋も冬もあなたの姿を追ってた、なんてポエムになりがちなセリフも切迫したものがあってよかった。しかし「だったらどうして!」からのドン!がガチすぎて引くんや。でも神子はそんないつもと違う譲を見ても動揺が少ないところがまたなんか…それも神子らしいけどなんか…つらいな譲…。
一人にしてほしいって言う譲に、一人にできない…でも譲くんを追い詰めたくないからお守り渡しておくね、って言う神子…いい子なんだよね…そういうところもなんか…醜い自分と対照的でつらいところだよな譲…。
忠度殿と戦う神子、もののふの魂を持ち合わせておるって褒められてて普通に笑った。知盛の射った矢が二人の仲を深めた時も笑った。当て馬にすな。
譲が死んで逆鱗が壊れてどうなっちゃうの!?っていうハラハラ感よかった、これまで数多の男の運命を逆鱗で変えてきただけにその重みをより感じる事ができた。散々世話になってきた逆鱗を使ったせいで譲が死ぬ運命にしてしまったという皮肉…このシナリオ力は何?向田邦子賞受賞だろ。譲の亡骸を怨霊になる前に弔わなきゃってなるけど離さない神子から無理矢理引き剥がそうとして、もう少し別れを惜しませてやれないのか?って情に厚い面を見せる九郎に胸打たれたね、譲ルートなのに。
知盛が当て馬のようになるのなんてこのルートだけだよ、オモロ。
このルートの将臣、清盛との掘り下げもあって最後の最後に良さを全て持っていくからずるいよ、兄なんてものはさ…。自分を拾ってくれた清盛が変わってしまった事が悲しくて、それでも封印間際に重盛じゃなく将臣って呼んだところが目頭熱かった。将臣の話になっとるがな。
・2025年
譲と夫婦に間違われるイベントで、現代では兄弟にしか見られなかったのにね?と言う神子と、そりゃ三人でいたらそうやろ…になる譲、この二人の関係を象徴しているようで酷だった。神子にとっては譲と将臣と三人でいる時も、譲と二人きりの時も、「譲と一緒にいる」という状況でしかないわけで、でも譲からしたら今は神子と二人っきりなのを意識してるって事なんだよ…と思ったら天を仰いでしまった。俺の気持ちと先輩の気持ちはまるで温度が違う…の譲に対し、それは…そう…と理解してしまうのもプレイヤーのつらいところだね。感情の湿度が違いすぎる。
与一の重症で死を身近に感じて自分が死んだあと神子が誰かに奪われるのが恐ろしい譲と、時空跳躍で死をなかった事にできる神子との対比。でもこの温度差が逆鱗を失う事で一緒になるのが上手い構図なんだよね。神子が誰かに奪われるくらいならいっそのこと…の天城越えルートもあったはずなのに、それでも神子を庇って死ぬというところに譲の人間性とネオロマンスの矜持のようなものが見えてよかった。譲が死んだのは自分が何度も運命を上書きしてこのルートに進んでしまったからだ、というメタ的ともいえる後悔、ここに来るまでの攻略人数が多いほど響くというのが、譲の攻略が後回しになるユーザーが多い事を見越しているんでしょうか?という感じで刺さる。ルックス、性格、神子との関係性など全てがないがしろにされそうな要素に溢れていて、ユーザーも無意識にないがしろにしていた事が浮彫になる図が見事なシナリオだった。かつて緑髪眼鏡が主人公の伴侶に選ばれた事があっただろうか?あるわけがない。つらすぎる。
あの壁ドンイベントの時に出かけた相手が、よりによってヒノエなところがまた憎いんだよね。これがリズヴァーンだったら、あ…先生ですか…(^^;)になったかもしれないのに。ヒノエて。ヘイト買う人選うますぎだろネオロマ。
法住寺の仏像の中には必ず会いたい人に似た御仏がいる、と言った譲の話をこんな形で思い出すの切ないな。あんな小さなイベントが伏線になっているとは思わないだろ、つら。
逆鱗を使って告白の前に戻るの、"わかってる"神子で本当にいい。どこをやり直すべきなのか…本当に譲の思いを理解したと思える感じがして報われるよね。失った譲という日常を取り戻すのもまた日常の台所の風景なんだよな。
そんでやっぱこのルートの最後の将臣と清盛のやり取りが良すぎていい加減にしてほしい。
他の八葉が神子以外にも守りたいものや譲れないものがある中、譲だけ先輩がナンバーワンでオンリーワンなの、いい意味で浮いててよかった。戦場という舞台で大事なものを見失わない現代人枠の意義感じた。
譲を攻略したあと、え?じゃあ他の人と結ばれた時とかって譲どうなってんの?とヒヤヒヤするまでが醍醐味やな。
【ヒノエ】
・2018年
ナンパキャラが弁慶と被るの、血筋だからという一点で押し通してくるところが良すぎる。DNA枠ありがとうございます。
ただ口説いてるように見えて神子を見極めようとしてる感がいいよな、八葉と神子の関係だから従ってるんじゃなく、他ならぬお前だからだよっていうのが強調されるというか。
弁慶にたしなめられたり、言わなくていいこと口にしたり、二十代の子らに比べると若いなって感じするけど、その若さで揉める大人を引っ張っていくところも多々あってよかった。全員キャラが立っている。やはり神ゲーか。
この半ズボンで神職というギャップもいい。
海が封鎖されてるから船を陸から運んで水軍引き連れて戻るヒノエ、普通にかっこよかった。スチルは面白いものが多いけどそれ含めていい。ただ必殺技の台詞、恋の炎が翼となるぜはさすがにちょっとおもろすぎる。
鎖で縛られる伝説のヒノエ、シュールすぎてやばい声出たね。この状態になるまでをムービーで見たかったね。
親戚と戦わなきゃならないの悲しいし、忠度殿が鎌倉に護送される時にちょっとキてるヒノエ、切なかったな…。熊野が中立なのは源氏にも平家にも親戚がいるからで、その上で源氏に味方してるわけだから、なんか敦盛とは違う立場からの覚悟が必要なのもつらいものがある。
ヒノエが弁慶に、知ってた?あんたの笑い方ってさ…俺が人騙す時にそっくりなんだってさって何故かドヤ顔で言う姿を見てしまった時、叔父甥DNA感じて心臓を押さえた。血縁を感じると萌えの発作が起きる奇病を抱えています。
惟盛が生前は別人のように優しかったってエピソードここでもあって、みんな戦で狂ってしまったんだなってのが悲しい。怨霊とは悲しい存在だという言葉が沁みる。
危険な場所に二人で行くつもりだったのに熊野水軍が一緒に追いかけてくるの熱かった…こういう下の者に信頼されている描写に弱すぎる。
・2025年
二章の六波羅でヒノエに会えるの、そういえばそうだった、懐かしい。おもしれー女の選択肢を選ぶと好感度が上がる男だった。
ヒノエの正体がわかった時、な〜んだヒノエくんが頭領だったんだ!とはならない、どうして今まで黙っていたのか、私達が頭領を探して行ったり来たりしている姿を見て何も思わなかったのか、それがショックな神子、乙女の繊細さを失わない神シナリオ。不信感を抱く神子にそれとなくアシストをする弁慶の叔父ムーブもいいわね。熊野を見てヒノエには熊野を守る責任があると気付く神子など、いろんな立場から戦が描かれているのがいいよね遙かは。勧善懲悪は決して描かない、機動戦士ガンダムのような重厚なストーリー。源氏寄りのシナリオになりがちなところを、別の視点から見せてくれて普通に面白いルートだった。
知恵が高いとヒノエの好感度上がるのイイじゃんなのに、そのわりに脳筋選択肢で喜ぶのは何?やっぱおもしれー女こそ至高?
ヒノエが別当なの誰からも教えてもらえてない九郎かわいそうで可愛かった。どのルートでも必ず輝く男。萌えの皆勤賞。
ヒノエと親父似てなさすぎるだろ、本当は弁慶が産んだんじゃないのか?父を越えたいと思ってるうちは越えられないのがこの業界の基本なんですよね〜という感じでよかったですね。大人顔負けのヒノエでもやっぱりまだまだ若さを感じるところがなんか魅力的ですね。オタクは未熟さを感じるところから愛が始まりますからね。
ヒノエが戻るまで半月戦を始めずに待つ時、かなり念入りに待ち続ける事をシナリオ側から強調してくるの草だった。五章福原でヒノエと会話する事を選択しないと、二章でヒノエに会えない仕組みなのいいな〜システムが活かされている。ヒノエを狙わないとわざわざ福原でヒノエを選ばないから、こんなにやっててまだ初見な事あるんだ、という感動が生まれた。初見ではないけど。二十年前から知ってるけど。
最後危険な戦いになるからヒノエと神子だけで行くってなったのに、熊野水軍がついてくるシーン七年振りでも泣けたな。
ヒノエがわりと喧嘩の仲裁してくれるのいい。揉めた時にとりあえず今はやる事やるしかないじゃん?て出てきてくれる率高い。そういうところは弁慶と役割が似てますね。DNAありがとうございます。
【敦盛】
・2018年
手紙の差出人がもっと早くわかってれば敦盛さんとゆっくり話せたはず、っていう理由で過去に戻るのセンスいい。話聞いて必要なもの取りに行ったり戻ったりで結構なおつかいルートだった。一回で済ましてくれんか?
敦盛の笛に平家の陣から経正が琵琶を合わせてくるシーンで自然と涙が溢れていた…このゲーム親族の繋がりが本当に良いな…言葉を交わす事は叶わない二人が、二人にだけわかる方法で繋がるの泣ける。
敦盛の怨霊モード、線が太すぎてびびった。怨霊の身を恥じたり憎んだり悲しんでたりしてたけど、怨霊の力があるから神子を助けられた時、こうして蘇ったのも無意味じゃなかったって言うのがいい、敦盛自身がそう思えたのがいい。
経正が敦盛のこと、平家の敵になったのじゃなくて、怨霊と戦う道を選んだのでしょうって言うのがよかった。それが敦盛にとってもいいって言ってたのもよかった…優しい兄弟で泣けるし、怨霊を使いたくない気持ちをわかってくれるのが他人の将臣だけって言う経正も悲しかったな…。いろんな家族がいたけど、自らの手で兄を葬らなきゃならない敦盛が一番つらかった、ガチで泣いた。一門の誰もができなかった怨霊の浄化と向き合った敦盛は勇気ある者だよって台詞が沁みすぎて一生泣いた。一門の問題は一門で片をつける、それが一門の名誉を守ることになる、という言葉は絶対敦盛に必要な言葉だったよ。そして唯一怨霊を封印できる神子との出会いは本当の本当に運命だったんや…。
土鈴を手に一門の思い出話するところマジで泣きすぎて無理だった。嗚咽。涙とかではなくて慟哭だった。今作一番の出来と言っていい神イベント。
封印は終わりじゃなく龍脈を巡るって言われて安堵する敦盛に安堵するプレイヤー。もはやこのルート常に泣いている。
敦盛と清盛、三種の神器から生まれたたった二人の対決熱かった。最初の怨霊、そして最後の怨霊になるってのもパーフェクト因果。
敦盛さんが怨霊として甦った事にきっと意味があると思うからって言い続ける神子、それが最後の伏線になるところも大泣き。シナリオの完成度の高さが断トツである。
・2025年
敦盛ルートの行ったり来たりのおかげで章の途中で時空跳躍できる事を知った。この20年私は何をしていたのか。
やっぱ五章で敦盛が笛を吹いたら兄が平家の陣から琵琶を合わせてくるシーン、泣けるな…もうあの頃には戻れないけど今一度だけ演奏を合わせたいという二人の想いに私の嗚咽もハーモニーとして合わさっていく…。
惟盛が怨霊を生み出してるのを見て、蘇る苦しみを知っているのに…って敦盛が悲しげに言うところよかったな。兄と戦いたくない気持ちが誰よりもわかる九郎が敦盛を気遣うのもよかった。
敦盛を残して死ぬ事が心残りだったせいで怨霊になってしまった兄が、敦盛は一人じゃない、もう充分強くなったからと見届けて浄化されるの、泣泣泣泣。そのあと今まで話そうとしなかった平家一門の話を神子に語るところでも涙涙涙涙。このシーンで泣かない日が来たら私はクズになったという事だろう。一門との思い出である土鈴を神子と共有するというこのエモーショナルが理解できない人間にだけはなりたくない、そう思ったね。
三章の絆の関が開かなくて、何か取り漏らしたのかな?と思う罠を越え、先に進める事で過去が変わるという、システムを最大限に利用したこのシナリオ力に打ちひしがれるのが遙か3の醍醐味よ。
敦盛が最初の怨霊だって設定を完全に忘れていました、七年の歳月は長い。敦盛の父が蘇らせ、あの世に送り返せと言う一門の反対を押し切った父と兄…愛着こそが滅びの始まりと言う知盛…全て私の胸を刺すやり取りであった。やはり愛は人を狂わせる。平家の身内間の繋がりの強さを知るほどに悲しみを感じる。全ての始まりが自分だったと知り、本心を神子に語る敦盛…全ての怨霊を浄化してほしいと言いながら、本当に浄化されたかったのは自分だと吐露する敦盛が、神子の言葉によって魂が浄化されていくの、良い。「敦盛さんが怨霊として蘇った事にもきっと意味があると思うから」という神子の言葉が何よりも救いであり、私もこの台詞が本当に好き。その直後敦盛が怨霊だったおかげで神子を水責めから救えたの、いくらなんでも伏線回収が早すぎて笑った。
敦盛が獣の姿になって神子を殺そうとした時、正気に戻るのがあの時買った土鈴の音で俺は泣いたよ。ビアンカのリボンやん。敦盛が自身の怨霊の力を、神子を守る力と言えるようになったのよかった。人では近づけぬほどの穢れの中に黒龍の逆鱗を壊しに行けるのは怨霊の敦盛だけ、というラスト、まさに怨霊として蘇った事に意味があって神の伏線回収だった。てかこの清盛との最終決戦の時に他に誰もいないの?誰一人とて喋らないんだけど。空気読んでる?
【リズヴァーン】
・2018年
二周目以降の熊野の修行で神子のステータスカンストしてるから、先生が特にアドバイスする事ないの笑ってしまった。神子は強くなり過ぎたのか…なんて言われることある?
このルート謎解きっぽくて面白い。先生がいなくなってどうしたらいいかわからなくなった時、こういう時は体を動かそう!ってなる神子、さすがに脳筋。先生との修行は筋トレ以外にもあったはずだが?
神子が戦わずに済むように先生が一人で戦って死んだ時、絶対にこの運命を変える!って神子が奮起したBGMがメインテーマで最高にアガった。本当の意味で遙かなる時空の中でが始まったと思った。
先生が生きているうちは何もわからず、先生が死に神子だけ生き残る運命でしか真相に近付けないという、己が死んでも神子が幸せならそれでいいと考えていたリズヴァーンを否定するような展開が熱い。自らを犠牲にしてでも神子が生き残る運命を先生は探し続けていたけれど、でも先生が死ねば神子はその運命を上書きしてしまう…愛ゆえの擦れ違い。二人で生き残るしか道がないと気づくまでの道のりの長さが切ないね。
時空跳躍系で避けて通れないタイムパラドックスが二人の運命を決定付けるところがまたいいんだよな。神子の知らないところで先生は神子と運命の出会いを果たしていたっていうのが、このテーマ最大の醍醐味だと思う。しかも先生と呼んで慕っていた人物が、本当は神子に憧れを抱いた子供だったというところも良すぎる。運命を変えるのが神子の専売特許ではなかったってのがここにきて出てくるのもいい、先生の攻略は後に回すのが大正解の音。プレイヤーも、神子と一緒ならばどんな運命も変えられると確信できている段階なのもいいし。
神子を戦場に出さないようにって先生に言われてたのに言いつけを破ったから、不肖の弟子ですみません…って謝る九郎の可愛さがまた輝いていた。
逆鱗もない、先生の居場所を知る術もなくなったという絶望的な状況の臨場感もよかったな。
何回やり直しても上手くできないって言う先生の言葉で、何回も神子が死ぬのを見てきたとわかるのがつらい。先生置いてかないで!って言ってたけど先生を何度も置いていってしまっていたんだ…って気付いた神子が、死ぬたびに運命を変えてくれたんですか?って尋ねた時、初めて「そうだ」って言うの熱かった。今まで「答えられない」だったのに。
お互いどっちも引かない時に、戦って決めるところが師弟カップリングっぽさ出ててよかったですね。ムキムキですね。
清盛倒して運命が変わった時の「そばにきてくれないか」の声がよかった…。咄嗟に実感が湧かないくらい長い間彷徨っていた先生の心の内を思って涙…。
・2025年
知盛の「お前が源氏の神子か?」に「そうですけど?」で返す神子おもろ。それが何か?的な。
このルートはほんまにすごいよ、卵が先か鶏が先かみたいな。選択、運命、祈り、願いという言葉を先生が使い続けていた理由が詰まっている。そして神子の先生に会いたいという願いが祈りとなって届き、先生を救う選択が運命を切り開く…なんすかこれは?神のシナリオ?
神子を守るために何千回とバタフライエフェクトしてきた先生だけど、逆にこのルートでは神子は一回くらいしか逆鱗を使わないところがいいんだよね、二人の力で乗り越えていくって感じで。あれだけ試行錯誤したのが、神子と二人なら逆鱗を使わずとも乗り越えられる…でもそこに行き着くまでに先生の何千回は必要な回数だったのだろうな…と思いたいところ。ネオロマ版巻戻士。今すぐコロコロで連載しよう。
最終決戦が二人だけってのもいいな。個別に運命を上書きしてきた者同士の初めての共同作業という感じがするよね。
このルート後半に怒涛の勢いで圧倒されるからなんか改めて言葉が出てこないわ、2018年の私がほぼ言ってた。
【白龍】
・2018年
最初から置鮎ならまだしも、大谷育江から置鮎になるのは本当に許し難い罪じゃない?一生許せないですよ。ショタコンだからとかじゃなくて根本的に何かが違くないですか?これを同じ白龍とする事はもはや何かへの冒涜ではないですか?シェイプオブウォーターは愛に姿形は関係ないとか言ってますけど、あるよ。なめるなよ。
遙かをやってきて未熟な龍神が出てくるのは新鮮でよかったですね、いろいろ挑戦的な作品だったけど全部当たっているのがすごいね。
新たな神子選びのイベントで、自分のせいで神子を傷付けている…と落ち込み気味の白龍が、かなり悩んでる風だったのに、私の神子は神子だけだとはっきり断言するの、よかった。いやもうそりゃあの神子以外に神子はおらんよ、私だってそう思うよ。
景時が朔の件で、白龍は神様だからずっと一緒にいられないかもしれないしそのせいで神子が傷付くかもしれないって心配してくれてるのが泣けた。もう誰にもあんな思いしてほしくないって言われると涙腺ガバガバモンスターや。
これまで諦めない!の精神でやってきた神子が、白龍は神様でこの世界に必要だから身を引こうとするところはね〜〜健気で感動的だったね…神子の諦めの悪さはいつだって誰かのためで、自分のためではないんだよね。
最後龍と人の二つに分かれるのはさすがにご都合主義すぎんか?でも幸せならOKです。
大きくなったからもう女の子と一緒にいちゃ駄目だね…って景時に言われて「え!?」ってなる白龍オモロ。それはそう。大谷育江と置鮎龍太郎は違うから。全てが。
・2025年
四神を真面目に集めなかったせいで何回もやり直す羽目になったの巻。そこのお前、熊野で朱雀を仲間にするには二章でヒノエを仲間にしてなきゃいけないぜ。
ここにきて全然違う話になるのすごいな。白龍の力が強くなりすぎて清らかな神子は強く影響を受けてしまい、封印もできなければ戦う事もままならず…という状況に付け込み、新たな神子を選ばせようとする頼朝と政子の、白龍にあの子を傷付ける事はできないからきっと言う事を聞くでしょう、まぁ私だったらあなたを血みどろにしても離しませんけど、のやり取りよかったな。怖い女だ、で済ませる頼朝もよかった。どういうカップリング?
私の神子は神子だけだと言い切る白龍のシーン本当にいいな〜神子が苦しまない道を探すってのも、強くて決して諦めない神子の影響を受けてる感じがしてさ…。朔やみんなが神子が別の子になるの嫌だって言ってくれるのもよかった…私も望美じゃなきゃ嫌だよ。ていうか無理だよ。他の誰が法皇の前で舞えばいいんでしょ舞えば、になれるんだよ。
このルート、特に朔が庇ってくれたり夜中に鎌倉殿に呼び出された時も絶対ついていく!って聞かなかったのもすごく感動だった。やっぱ目には目を、歯には歯を、神子には神子をやな。
白龍と神子が結ばれそうになってるのを見て、景時らしい優しい言葉で白龍とは生きる世界が違う事を教えてくれるのよかったな…朔の事を見てきたから、もうあんな悲しい思いはしてほしくないっていうのが沁みた。白龍はこの世界に必要な神様だからと白龍への思いをラストで諦めようとする神子も尊かった。そんな神子だから神子なんだよ神子は…そんな神子だから白龍が大きくても小さくても構わないの?すごいよ、私はそうはなれない。
後日談で普通に子供の白龍がアルバイトしてるのやばくて草だった。労基入れよ。
【弁慶】
・2018年
九郎が「人質か…俺は好かん、鞍馬で閉じ込められてたから人質の惨めさがわかる」って言っててめちゃ萌えだったのが、後々神子と人質を代わろうとするところで最高に輝いてて興奮した。弁慶ルートで悪いけど。でも九郎がこうだから弁慶って疑り深かったり非道な役目を買って出たりしなきゃならないんだろうな、と思わせるところが多々あってそれも良かった。
裏切ると見せかけて真意は別にあるってのはさすがにさっさとわかってしまう、王道ネオロマンスだから。でも別に意外性はいらないからそれでいい。
弁慶の裏切りで九郎が傷付いてるのはよかった。この九郎を見れただけでも裏切ってもらった甲斐があった。
散々手を汚してきた自分とはまるで違う神子の清廉潔白な心を浴びて、素直に面食らう弁慶よかった。こういう人達の平穏を守るために弁慶は覚悟決めて戦ってるんだろうなと思わせてくれる神子。すごいよ神子。年相応の面もあれば人生百周目みたいな面も見せてくる。みんなお前に夢中。
弁慶と普通に会話する清盛見られて斬新だった。贖罪のためにまた罪を重ねないといけない弁慶の人生、つらいな。その罪だって元は平穏を願って行なった事だってところがさらにつらいよな。引き返せないところまで来てしまったけど、それを終わらせるのがやっぱり我らが神子なのよ。自分が犠牲になる方法しかなかった弁慶が、神子がいる事で別の手段を選べる、このゲームの一番の目的を果たしている。
最後の告白のとき、君が元の世界に戻るために頑張ってきた事を知っていてそれでも君を引きとめる方法を考えてる、ってのが弁慶らしくてよかった。神子に会ったからもう罪を重ねる事はない、じゃなくて、罪を重ねる事はできないでしょうってところが抗えない感あってよかったよ。
・2025年
弁慶さんが裏切るんです!って告発した時は、言っていい事と悪い事がある!って九郎の好感度落ちたのに、いざ裏切りが本当だったとわかると九郎からの好感度が倍以上になって返ってくるの草だった。単純すぎる。好きすぎ。
弁慶が裏切るところ、同じシーンを覚悟ガンギマリ神子でやり直して絆の関の演出入るのよかった。一番いいところでLemon流れるみたいな。
九郎はいまだに僕をやんちゃしてた頃と同じように思ってる…ってぼやいてたやつ、九郎ルートの後日談で、お前は家臣じゃなくて俺の親友だ、と言うところに繋がってたのもよかったな。どんなに偉くなっても九郎にとって弁慶はズッ友だよ…。
平家を栄えさせるためだけに応龍の力を利用する清盛を見かねて、弁慶が応龍を滅ぼした結果黒龍が消えてしまうという、お前今まで朔とどんな顔して過ごしてたんや?と言いたくなる真相を二十年越しに理解するなどした。地獄すぎるだろ。さすがのネオロマンスも濁すしかないレベルのキツさ。
あと敦盛を人質にしては?という時に、人質か…俺は好かん、ってつらそうにしていた九郎が、神子が人質にされそうになった時に代わりに俺が行くって秒で言うの、は〜〜〜〜人質のつらさがわかっているから神子にそんな思いをさせたくなくて自分が行くのね〜〜〜〜〜萌。になった。九郎他人のルートで輝くのやめろ。本当に萌えるから。
弱さやみっともなさを見せる事で私達オタクは心揺さぶられるし、それをネオロマンスもわかって作っているだろうが、弁慶はそういうものを見せるキャラではないので見せないところが解釈の一貫性を感じて素晴らしかった。
【朔】
・2018年
景時ルートで一回景時が死んだ時、武人として何もかも人並み以下だった兄上が最後に武功を立てられて本望だと思うわ…そう思いたいの…って言うのがつらくてでもこの兄妹っぽくてよかった…。梶原兄妹の互いを思い合っているけど過度に干渉しない感じが尊さを生むよね…その思い合っているのも本人がいないところでわかるのがまた奥ゆかしいのよ。
神泉苑で黒龍を失ってしまった事を語る朔、つらかった。落ち込んでる朔相手に、こういう時男の兄弟って役に立たないよねって言う景時にも愛しさと切なさと優しさと心強さを感じるなどした。
ルートに入らないと朔がなかなか本心を語らないの、朔の悲しみの深さを物語っているようで胸が痛い。どうなったかもわからないのにあの人がいない事は黒龍の神子だからわかるって激しい思いをぶつける朔…他ルートで朔が「幸せになってね」って言ってくれてたの、ここにきて思い出して涙出た。
黒龍のこと諦めないでって言った時、あの人も諦めの悪い人だった、龍脈が断たれたのに私を選んだんだから…っていうのよかったな…神子の奥に黒龍を見い出した事で、朔が神子に心を許した理由を感じるなどした。
清盛が黒龍のこと知ってるかもしれないから清盛と話したい!っていう朔に、朔がこんなに自分の思いを強く言う事なんてなかったから俺からもお願いしたいって言う景時もよかった。
神子同士の絆にフォーカスしてくるのも斬新でよかったな。片方が落ち込んでたら励ましてあげるところとか…お互いにお互いが強い人だって思って信頼してる感がいい。
あなたとなら立ち向かえる、あなたじゃなきゃ私の力になれないわって台詞良すぎない〜?神子ってそういうとこあるよ!神子なら何とかしてくれる仙道彰ってよりは、神子となら乗り越えられるっていう感じなんだよねネオロマンスはね。
エンディングの朔のポエムもよかった。黒龍も可愛い。
・2025年
朔いい子なんだよね〜ほんとにね…。黒龍への気持ちを凍らせる事なんてないって神子が言った時に、あなたに何がわかるの!?って本音をぶつけてくれたあと、あなたが悪いわけじゃないのに…って謝ったり、一緒にいると嫌な気持ちにさせるからって姿を消したり、本当にいい子やねん…いい兄妹やねん。
朔のルートに入ると戦に参加しない章があるの衝撃だった。他のキャラを攻略中は全然そんな素振りを見せず、ルートに入らない限り黒龍との話が出てこないの、いかに対の神子とは言え簡単に胸の内を語ったりしないところがなかなかに現実的でリアルロマンスだった。男にうつつを抜かさず、自分に真摯に向き合ってくれるとわかった時に初めて語ってくれる朔…なんか安心感ある。ネットリテラシーも高そう。
いつも味方してくれて背中を押してくれて頼りになっていた朔が、初めて感情を露わにした時に二人の本当の関係が始まった感あってよかった。ここから神子が朔を支えて、僕が今、君を支える、だから迷いながらも共に生きていくんだ、未来へと…なGet overになった。
あの時語った本当の愛の話が終盤で活きるのいいな…どんなに逃げようとしても追いつかれるから飛び込むしかないと応援してくれた朔に、同じ言葉を返す神子。黒龍が蘇らないと聞いて感情を乱す朔…一度蘇ったのにまたすぐに消滅してしまう黒龍…ジェットコースターのように喜びと悲しみが押し寄せてきてほんまに泣いた。
逆鱗になっている時は何も聞こえないはずなのに、祈りの力で神子の声が聞こえたから清盛の呪縛に打ち勝てた、でも消滅しなければならない、また生じたとしても朔のことを完全に忘れてしまう…と説明してる時の黒龍、神様って感じだった。それが理なんで、的な。
後日談も泣いたな〜このルートこんなに泣けたっけ!?って感じ。神子の存在が朔の力になっているのが本当によかった。朔の背中を押す側になった神子、マジで強すぎた。奮起するしかないと思わせる迫力があった。入信してしまいそう。
平泉ルートで、兄上が源氏に残り、九郎たちが追われる立場になった時、朔が悩みながらもついてきてくれたの嬉しかったな…。兄上のことはわからない、でもあなたと戦いたくないの、で泣けた。