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01 >> 平から非へ。  [2/6]

 




その日も、何も変わらなかった。





ぴぴぴっぴぴぴっ




「…朝…」





起床を促す目覚ましで意識が浮上して





「あれ、定期…?リボンも無い…」





なんとか見つけて面倒臭いながらも学校へ向かって





「あ、おはよう鵺宵」
「はよ」





所謂幼馴染みといつも通り挨拶して





「ー…であるからしてー、この文には…」





語りが気持ち悪い教師の授業を一応最後まで受けて






「亜真、ご飯」
「あっうん。今日は晴れてるから屋上で!」






幼馴染みと昼を食べながら話して





「だーかーらー、ザビーだろ!?」
「それなら松永さんの方が100倍良いよ!!鵺宵おかしいんじゃない!?」
「あのムカツく野朗のどこがいいんだよ!」
「あのぽっちゃり通り越したハゲの何処がいいの!」





相変わらず変わった思考回路を暴露する鵺宵とチャイムで別れて、それでまた授業が始まって





「…ー、ではP116を、宮田」
「はい」





鬱陶しいチャイムを皮切りに学校と言う名の義務を終えて、何事も無く帰路に着いて





「鵺宵、帰ろー」
「おう」





また鵺宵と話が割れたから、メールで決着をつけようと言う話になって





「なんでザビーの良さがわからないんだ!?」
「松永さんのあのムカツク語りの方が好きだもん!」
「大体亜真は昔からどっかおかしいんだって!」
「それは鵺宵の方でしょ!?もう、時間も無いし後はメールで!」
「はあ…わかった、じゃあまた後でな」
「ん、一段落したらねー」






無事家に帰ってからまたメールで鵺宵と会話を繰り返して






[松永さんの方が見た目的にも素敵でしょ!?]
[いーや、ザビーの方が上だ!]
[何を根拠にそれを言ってるのかわからないんだけど!]
[見ればわかるだろ!]






メールを待ってる間に眠くなってきて。






「…もうこんな時間…ごめ…鵺宵、もう…無理っぽい…」






結局睡魔には勝てず、
携帯を握り締めたまま私の意識はどぷんと沈んでいった。






  

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