苦しみ、それと
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「早く着きすぎたかな…」
待ち合わせ場所にまだ晋助の姿はなかった
携帯のディスプレイを見ると5分前
「似合ってるじゃねぇか」
「んぎゃっ!」
「もっと色気ある声出せよ…」
「わ、私に色気なんて求めるのが悪い…!」
「行くか」
「あ、うん」
遊園地に着くまで晋助は手を離してくれなかった
周りの女の人がスゴイ睨んできたんですけど…
「顔色悪いぞ。大丈夫か?」
「う、うん!大丈夫だよ?」
「無理すんなよ?」
「ありがと」
「あの、さ」
「あ?」
「なんか怒ってる…?」
「んなわけねぇだろ」
怒ってるって言うか…他の野郎が##NAME1##のこと見てんのがムカつく
「何で遊園地だったんだ?」
「えっ?だって遊園地行ったこと無かったんだもん」
「……マジかよ」
「うん」
クシャクシャと頭を撫でられ髪がめちゃくちゃになった
「何すんのー…」
「ククッ」
手櫛で髪をとかすと今度は優しく頭を撫でられた
「晋助…?」
「………………。」
「どうかしt「あ、晋助じゃん」………」
チラリと横を見れば綺麗な女の人たちがいた
「何してんのこんなとこで」
「遊園地に合わないねー」
「うるせぇよ」
「てか、その子…もしかして彼女?」
「うっそ。そういうのが好きだったの?うちらと正反対じゃない」
「テメェらいい加減に「晋助」…」
「私…調子悪いから帰る、ね」
「おい##NAME1##!」
「良いじゃん。あんなのほっといて」
「離せ。ケバイんだよテメェら」
泣きそうになりながら必死に笑顔を浮かべてた…
何やってんだよ俺ァ…