つり目の生活
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▽2021/01/22(Fri)

バーテンダーをしていた頃、お客様の中に占い師の方が何人か居て、たまに見てもらっていたのだけど

「今年からは本当に好きなことをしないと、どんどん不幸になってしまうよ」

そう言われたのを、ふと思い出した。
でもね、占い師のお姉さん。

今年はとてもじゃないけど、自分の好きなことを追いかけられるような年ではなさそうだよ、

転職活動中の今、私はほぼ「条件」で仕事を選んでいる。それが例えどんなに愚行であろうとも、そしてそれを自覚している上で、とにかくお金が必要で、より良い条件、より良い給料の「仕事」を探している

よく、好きなことを仕事にしたら、と言われる。文章を書くのが好きなら、そういう仕事に就けばいいと。
でも、そうじゃないんです
きっと、好きなことを仕事にしてしまったら、私の場合は自分で自分の首を絞めることになってしまう。
好きだからこそ、故にプレッシャーを感じ、何時まで経っても自分を許せず、自分を殺し、身を削って作り出してしまうのが「仕事」とする文章だと思う。
そんな風になってしまっては、私はいずれ自殺すると思う、から、好きなことを仕事にしたいとは思わない

言い訳だろうか?
否、自己分析と、自己防衛

経験がある、知っている。

元夫は、今やそこそこ売れているらしい作家で、夢を仕事にした人だ。
当時、忙しいと言いながらも楽しんでいて、そこはあまり内容を変えないでいてくれるよい担当者も着いてくれていた。

ただ、彼が書くものは言ってしまえば王道だ。

私が書くものといえば、きっと編集で言いたいことはほぼ伝わらないような狂ったものでしかない

他にも好きなことは沢山ある。
珈琲、喫茶店、絵、香水、酒、漫画、小説、映画、etcetcetc……

それでも、それらを仕事にしたいとは思わないのだ。ほとんど経験済みだからだ

仕事とする上での、「裏側」を知っている。夢は夢のままでいい、きっとその方が美しい。
美しいとする理想を、現実で穢したくない。
そういった意味では、私は弱いのかもしれない、

この感覚は、感性は、自分の中でだけで大事にしつつ、それでも綺麗だと思ったものは誰かに届けたいのです。






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