つり目の生活
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▽2021/02/22(Mon)

そう言えば、虎さんは待っててくれたのだよなぁ、とふと思った。

久々に、音楽を聴きながら散歩をしていて、一年前まだ恋人なのだけど、関係としては純ではなかった頃、クリスマスでイルミネーションを見た場所が近かったので行ってみた。
あの時、あれだけ輝いていた派手なツリーは全くなく、全て片付けられてまっさらだ。
それはそうだ。今は何のイベントもないのだから、

彼は、私のことを本当によく待ってくれたと思う。
もし、自分が逆の立場だったら、待てるだろうか?
否、私も虎さんが相手なら待てるだろう。
けど、他の人だったらとてもじゃないけど、待つ気も続ける気もなかっただろうな。
でも本当に、よく待っててくれたと思う。
デートが終わったら、夫の元に帰る私を、最初の頃なんて、月に二回しか会えなかった私を、本当によく待ち続けてくれたと思う。
まさか、自分が不倫をするとは思っていなかったし、まさか、既婚者が自分の方だとは思わなかった。
彼は私を待っている時、どんな気持ちだったのだろうか?

そして、私もよく彼の方について行ったと思う。まさか自分が離婚をするとは思っていなかった。
離婚という選択肢を見てこなかった私が、まさか本当に惚れた男の為に、実家の皆にも親戚にも、そして夫本人にも、夫の親へも、全てを裏切って彼を取る大胆な行動をするとは思わなかった。
でも、一切後悔していない。
ただただ、幸せだと思う。

昨年の8月、婚姻届を出した日に離婚届を出す、という狂気じみたことをして、今は全て精算して、あれだけ恋焦がれた虎さんと、モルモットと一緒に暮らしている。
もう帰りたくないのに帰らなきゃいけない家はない。
私は毎日、好きな人が居るこの家に居るし、この家に帰ってくる。
その幸せをしみじみと日々感じている。
忘れることなどないから、ただただ毎日飽きることなく彼が愛おしい。
今年の8月に入ったら、もう二年になるのね。
早いものだ

他に目移りすることはあるのか?と聞かれたら、もう無い、と断言できる。
今まで、どれだけ好きだとしても、一年以上経てば何となく飽きて、他に刺激があればそっちに行ってしまうような人間だった私が、もうどう足掻いても目移りすることがない。
彼以外どうでもいい。
彼以外、男として見れない、し、恋愛感情が沸き起こる気配は一ミリもない。

恐ろしい程までにぞっこんだと言うのに、最早何故他を見なくてはならないのか。

これからも、ただただ幸せを噛み締めながら彼と居られたらいいなと思います。

昨日、何となく「幸せ?」と聞いたら、「うん」と言ってくれた。
「幸せ?」と聞き返されたので、当然の如く返事をして、「今が一番幸せだ」と答えた。

これまでの人生で一番幸せだと思える人と出逢えたことに感謝する。






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